ブロッコリーの保存は冷凍がおすすめ!保存方法と子ども向けレシピ
おいしいブロッコリーの選び方について
ブロッコリーの種類とおすすめの食べ方
ブロッコリーから派生した品種には、茎ブロッコリー(スティックセニョール)やロマネスコなどが挙げられます。どれも保存は前述で紹介した方法でOKです。
茎ブロッコリーは茎の部分を食べるのが特徴です。一般的なブロッコリーよりも茎が細いので、調理が楽で、サラダや炒め物に最適です。
ロマネスコは不思議な形をしており、味はブロッコリー、食感はカリフラワーと両方の性質を持っています。蒸したり、和え物にしたりするとおいしいですよ。
産地によって異なる旬の時期
初夏に旬を迎えるブロッコリーの主な産地は埼玉県や北海道、長野県産のものになります。北海道、長野県産のブロッコリーは10月ごろまで食べることができます。冬は愛知県や群馬県産のものが主流です。
国産のブロッコリーは無農薬、低農薬なので、えぐみがほとんどなく、ほのかに甘味も感じられます。食材は安全・安心なものを使用したいですよね。旬の時期に出回る国産のブロッコリーなら、子どもにも安心して食べさせられそうです。
ブロッコリーを選ぶときのポイント
ブロッコリーは全体的に緑色が濃く、つぼみが引き締まっているものがおいしい証です。花の形もこんもりしていて、中心にかけて盛り上がっているものほど、熟しています。小ぶりなブロッコリーは成長途中で収穫されたものなので、あまり甘みを感じないでしょう。
茎の部分は500円玉くらいのものがよいです。切り口がみずみずしく、茎に空洞ができていないものが新鮮です。黒ずんでいるものは収穫してから日が経っているものが多いでしょう。
たまに表面が紫色になっているものもありますが、これは鮮度には関係ありません。緑色のものより甘みは強いので、見た目が気にならなければおすすめですよ。
子どもも食べやすい簡単ブロッコリーレシピ
マヨネーズであえた彩り豊かな「サラダ」
手順としては、ボウルに固ゆでのゆで卵と柔らかめに茹でたブロッコリーを入れ、マッシャーでつぶします。その後マヨネーズで和えればOKですよ。もう少し濃い味わいにしたい場合には、塩コショウで味を調えるとよいですね。
ゆで卵とブロッコリーのサラダはそのままお皿に盛ってもよいですし、パンに挟んでサンドウィッチにしてもおいしいですよ。
サラダとして皿に盛るときは、彩りにミニトマトや赤パプリカのみじん切りなどを添えると映えますよ。
幼児ミルクを利用した「ドリア」
幼児用ミルクで作るホワイトソースは小麦粉の代わりに水溶き片栗粉を使うと、小麦アレルギーのある子どもも安心して食べられますよ。
ブロッコリー以外にも、ニンジンや玉ねぎなどを細かく刻んで入れるとより彩り豊かです。鮭を入れると見た目が華やかになるだけではなく、栄養価もアップするためおすすめです。焼くときにチーズをプラスすればカルシウムも増えるうえに、食欲をそそる香りも立ちますね。
温冷どちらもOK「グリーンスープ」
柔らかく茹でたブロッコリーの形が分からなくなるまで牛乳と一緒にミキサーにかけ、その後生クリームやコンソメ、ブイヨンなどで味を調えながら加熱すると、おいしいグリーンスープができます。
ブロッコリーの房の部分だけではなく、茎や葉の部分も柔らかく茹でて一緒にミキサーに入れると余すことなくブロッコリーが使いきれます。茎や葉の部分は、花蕾の部分より栄養満点です。スープなら茎や葉の固さや形を気にすることなくいただけるので、ぜひ使ってみてくださいね。
スープは温かいままいただくのも美味しいですが、暑い時期は冷まして食べてもよいですね。
まとめ
冷凍保存するときは、ブロッコリーは固めに茹でたら水にさらしたりせず、自然に冷めるのを待ちましょう。栄養が逃げないようレンジで加熱するのもよいですね。
甘味があり子どもも食べやすく、さらに栄養価も高い野菜ですので離乳食にもぜひ取り入れてみましょう。