離乳食の悩みを解消しよう!時短テクニックと献立の立て方
仕事を持っている、子どもが複数で忙しく、離乳食だけに時間をとれない、でも、手を抜くのも罪悪感が……という方も多いと思います。簡単にしたいけど、ベビーフードはできれば使いたくないママもいますよね。そう考えているのは皆、同じです。そこで、自分に合うアイデアがあればどんどん取り入れてしまいましょう。
現役ママに聞く、離乳食の悩みベスト3
1.手間がかかりめんどくさい
赤ちゃんは食べる量が少なかったり、徐々に量や固さ、食物の種類を変えるなど色々大変です。少量を毎食作るのが面倒なら、まとめて冷凍するのが一番です。
お粥も1合くらい作れば初期の頃には何食分かになりますし、野菜もすりおろして火を通したものや裏ごししたものを冷凍しておけば、あとから味を変えることで色々なメニューになります。すりおろしたり、裏ごしが面倒なら、国産の野菜を乾燥させてフレークにしたものや裏ごし済みで冷凍され売っているものもあります。
毎回それというのは、抵抗があるかもしれませんので、その時々で、1品増やしたいときや急ぐときに使うなどしてみてはいかがでしょうか。
2.子どもが離乳食を食べてくれない
味に飽きたのではと思い、味付けを変えても食べてくれないとき、このままでは栄養が足りないと心配になります。
でもそれは、体の成長によるものだと思い焦らないでください。今までは与えられるものをなんでも口にしていた子どもが、色々考え始めたということなのかもしれません。
時期にもよりますが、まだミルクで補えるならミルクを少し増やしてみるということで大丈夫です。ママが無理やり食べさせようとすると子どもはますます拒否しますよ。
3.どう作っていいのかわからない
あとは野菜などですが、時期により使うものをまとめてすりおろしたり、裏ごししたり、切り方を大きくしたりして冷凍してください。もちろん冷凍する前に火は通してくださいね。
初期は、素材のままで大丈夫です。そのあとは、時期により混ぜるものを増やしたり、味付けを変えたりすればよいのです。何を作ればよいのか分からなければ、市販のベビーフードのコーナーを覗いてみるとどの月齢でどんなものがよいか参考になりますよ。今は、便利なレシピがネットでも見つかるので、それも参考にしてくださいね。
離乳食作りを簡単にする方法とは?
炊飯器で一緒に作って時間短縮
買うのがもったいないというなら、耐熱容器で代用もできます。野菜も耐熱容器で蒸すような状態にすれば、茹でたときのように栄養が出ていかないので、栄養面から見てもよいのではないでしょうか。
その野菜をまだ熱いうちに潰したり、裏ごしして冷凍保存しておけば、いつでも使えます。
ただ、炊飯器によっては、余計なものを入れると故障の原因になるものもあるので、確認してから作るほうがよいのではと思います。
ハンドブレンダーやミキサーを使う
もし、ミキサーの方がよいという方は、少量のものから使えるもので、コンパクトなものを選ぶようにしましょう。どちらにしても使う時間を調節すれば、だんだん粗くなっていく離乳食にも対応できます。
それから、赤ちゃんや小さい子どもの食事作りをするために使うという観点から、洗浄しやすく、衛生的なものを選ぶと安心ではないでしょうか。
電子レンジでの加熱調理法
量が少ない離乳食は、一気に加熱するのではなく、短めから始めて、何度か加熱を繰り返します。その後、慣れてくれば少しずつ延ばしていけます。水分が多い液体のものは、加熱ムラが出ますので、様子を見ながら途中で混ぜることで均一になります。また、大きさが不揃いだとこれも加熱ムラになりますので注意です。
それから、野菜によって加熱することで水分が蒸発し、パサパサになってしまうものもあります。そのようなものは、最初に水分を加えておくか、電子レンジ可の蒸し専用容器に水を多めにして使うと解決します。
少量ですぐに取り出せるストックのやり方
製氷機やブロックトレーの活用
もし、小さくて蓋のついたものの方が狭い場所に縦に積み重ねられるからよいと思うなら、ブロックトレーではなく、1つ1つに蓋がついた少量容器もあります。また、それより少し大きめのものなら食材ごとにラップに包んで、1食分ずつ容器に入れておけます。どちらがよいかは、冷凍庫の状態やママの使い勝手で決めればよいと思います。
ただ、1つの容器に複数入れると、その食材同士がくっついてしまうこともあり、無理に剥がそうとするとラップが破れてしまいます。容器がレンジOKなものを選び、少し温めてから取り出すと大丈夫です。