離乳食の悩みを解消しよう!時短テクニックと献立の立て方
水分の多いものは小分けパックを使う
市販のだしも売っているけれど、せめてだしだけでも自分でとった無添加なものを食べさせてあげたいと思うものです。そこで水分が多いものは、1回分ずつを小分けして冷凍しておける蓋つき小分けパックが便利です。
商品によっては、水分が多いものでも温め直すときに解凍ムラが起きにくい構造になっているものもあります。小分けなのでそのまま食べさせられますし、角が丸くなっているものは、すくいやすくなっています。
冷凍する食材によって容器も使い分けると、離乳食の準備の時間短縮の手助けになりますよね。
ジップロックを使った小分け方法
水分が多いものを最初からジップロックだけで保存は難しいですが、離乳食が進んでくると、こちらの方が便利になってきます。離乳食だけでなく、大人が食べる普通の食材にも使えますから、家にあるものを利用でき、そのときだけのものでないところもよいですね。
製氷機のように蓋のないものは空気に触れますので、それを防ぐためにジップロックに入れるのもおすすめです。
バランスよく食べてもらうための献立
最初は少量のお粥と野菜から
まだ塩分は早すぎるので、野菜の素材の味だけで十分です。子どもも大きくなってくると、人参が嫌いという子も出てきますが、まだこの頃なら、口に入れると食べてくれます。かぼちゃやさつまいもなどは甘いので、味覚が発達していない赤ちゃんも喜んで食べてくれます。
焦らず、少しずつ増やしてください。最初は、ミルクだけだった赤ちゃんが食べるという行為に慣れるためのものですから、メインはミルクです。1口でも食べてくれれば、それでよいのです。
糖質、ビタミン、タンパク質と品目を増やす
まず、アレルギーの原因になりそうなものや消化に悪そうなものは避けます。最初は、白身魚から始めるとよいでしょう。豆腐は柔らかいので食べさせやすいですが、アレルギー対象なので、慎重にしてください。また、ミルクにアレルギーのない赤ちゃんならプレーンヨーグルトを少しずつ試してみてもよいかと思います。卵は、アレルギーの原因になりますので、完全に火を通した卵黄をほんの少しずつにして様子見をしてください。
野菜も種類を増やしていきます。アクのある野菜は十分アク抜きをしてください。
1週間分の献立をリストアップしてみる
もし、冷凍していたものがなくなって、昨日と同じになってしまったとしても大丈夫です。前日の朝と昼は違ったけど、次の日の朝は、昨日の朝と一緒、でも昼は違うものでもよいのです。
月齢が進んで食べられる食材が多くなってくると、メニューも少しずつ増えていきます。毎日、違うものにしなければと気負い過ぎると負担になってしまいます。
普通食に近付くにつれて、家族が食べるものをアレンジするなど楽になっていきます。もし、どうしても違うものというなら、ネットや本を参考に1週間の献立を立ててみてください。
まとめ
できるだけ手作りをしたいけれど、時間がない、料理が苦手など色々あると思います。分からなければ、本やネットに頼ればよいです。でも、それに縛られてはいけません。
この月齢だから離乳食を始めて、何日目だからなどと考えすぎると辛くなります。赤ちゃんも、その子によって千差万別です。兄弟でも違うのです。
毎日様子を見ているママが一番我が子のことが分かるのですから、少しくらい違っても大丈夫と自分を信じてください。