作り置き朝ごはんを作ろう!簡単レシピと幼児が食べないときの対処法
ママが1日で最も忙しいのは朝です。朝ごはんやお弁当の準備、ママ自身や子どもの身支度、朝ごはんの片付けなど少しも休むひまはありません。しかし、朝ごはんに手を抜きたくないのがママの本音ですよね。その思いを叶えるためにも、ぜひ作り置き朝ごはんを活用しましょう。
作り置き朝ごはんで家事負担を減らそう
忙しい朝の朝食作りは事前準備で時短しよう
朝から食材を切る、煮込む、味を付けるといった三つの行程が省略できて、朝食作りをずいぶん短縮できます。和食派のご家庭なら出汁パックを活用して、みそ汁用の出汁をとっておくことができますね。
また、フルーツやサラダ用の野菜を切っておくのもおすすめです。前日に包丁やまな板を使う作業を済ませていると、片付けに時間がかからないので楽ちんですよ。
楽することに抵抗のあるママもいるかもしれませんが、手抜きは“悪”ではありません。むしろ時間をやりくりして家族においしい朝食を食べさせたい!という愛にあふれた行動といえます。
朝食にも便利な簡単作り置きレシピ
まずはポタージュスープの作り方です。カボチャやにんじん、ブロッコリーやカリフラワーなどの野菜をゆでます。
ゆでた野菜と牛乳(ご飯を大さじ1入れるととろみがつきます)をミキサーにかけ、お鍋にうつしてコンソメ、塩で味を付けて完成です。
次は栄養たっぷり具だくさん卵焼きの作り方です。溶いた卵に、みじん切りや下ごしらえを済ませた野菜を混ぜます。
あとは卵焼きを作る要領で巻くだけ。巻くのが面倒なときはスクランブルエッグにしてしまいましょう。野菜のほかに、子どもが大好きなチーズを入れてもおいしいですよ。
作り置きの品以外に買っておくと便利な食材
ヨーグルト=カルシウムと思っていませんか?実はヨーグルトの原料となる牛乳には、体を作る基本的な三大栄養素のタンパク質、脂質、炭水化物がふくまれています。
さらに三大栄養の働きを助けるミネラルとビタミンもバランスよく含まれていて、朝ごはんにはもってこいの食材なのです。簡単に一品増えるだけでなく、体にもよい!ヨーグルトはぜひ常備しておきたい食材ですね。
ほかにコーンフレークやハムもそのまま食卓に出せます。なかには切り餅を常備しているママもいるそうです。切り餅は腹持ちも日持ちもするので便利ですよ。
パンは作り置きできて朝食にもおすすめ
多忙なママでも朝からパンが焼ける
「パン作りって生地をこねて一次発酵、二次発酵…と、とても時間がかかるものじゃないの?」と不思議ですよね。通常ならどんなに早くても2時間以上かかってしまうパン作りですが、実は生地の作り置きができるのです。
しかもオーブントースターやフライパンで焼けるので、オーブンがないご家庭でも作れます。最も時短になるのは魚焼きグリルの両面焼き機能。中火でわずか4分で焼きたてパンが完成するのは驚きです。
子どもがいるとパン屋さんに行くのも大変ですので、忙しいママこそ作り置きパンを覚えて朝ごはん作りを時短しましょう!
作り置きパンの基本の作り方
材料:強力粉250g、ドライイースト3g、砂糖12g、牛乳100g、水70g、塩4g
作り方:材料をすべてボウルに入れ、2分間よく混ぜてこねます。とても簡単ですね。
※時間に余裕があれば、塩以外の材料を2分間混ぜた後に、塩を入れてさらに2分間混ぜましょう。ドライイーストに塩が触れるとうまく発酵しない場合があるようです。
こねた生地を保存容器に入れるだけで発酵できます。※発酵には最低8時間かかります。
食べたいときに生地を成形して焼けば完成です!焼く方法はオーブン、オーブントースター、フライパン、魚焼きグリルと四つの方法があります。
朝ごはんに食べたい作り置きパンレシピ
作り置きパンの生地をウインナーに巻き付けて焼けば、ウインナーロールのできあがりです。子どもが好きなマヨネーズとコーン、ピザ用チーズを上にのせて焼けば、マヨコーンチーズパンになりますね。
ほかにも作り置きパンの生地を薄くのばして焼けばラップサンドの生地になりますし、チョコレートを混ぜて焼けばチョコスティックパンが完成!
塩パンやベーグル、ベーコンエピもできるのでアレンジは無限大です。もちろん焼きたてをそのまま食べたりサンドイッチにしたりと、オーソドックスな食べ方でも満足すること間違いありません。
子どもが朝ごはんを食べないときの対処法
ママの悩みの種!子どもが朝食を食べない
まったく食べないだけならまだよいですが、朝ごはんを食べたくないと不機嫌になり泣いたりぐずったりしたら朝から大変!朝はママだって忙しいですし、仕事の前に気力や体力を消耗したくないというのが本音です。
ママが必死になればなるほど、子どもも意地になって余計に食べないなんてことも…。そんなときは思い悩むより、「なにか一口でも食べたらOK!」と気持ちを切り替えてみましょう。
栄養面の心配はひとまずおいて、チーズやウインナーなど、子どもが好きな食べ物を食卓に出すのもよいかもしれません。