就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

子どもがご飯を食べないのはなぜ?よくある理由やママにできる対処法

子どもがご飯を食べないのはなぜ?よくある理由やママにできる対処法

子どもが離乳食を卒業したあたりから、我が子の偏食ぶりに悩まされているママも多いと思います。色んなものをバランスよく食べてほしいのに、野菜を食べない、お菓子しか食べない、遊び食べばかりで食事に集中しないなど、ついイライラしてしまうママもいることでしょう。今回は子どもの食の悩みについてお話しします。

年齢によってご飯を食べない理由は様々

2歳はイヤイヤ期で食事に集中できない

2歳と言えば「イヤイヤ期」が始まることで有名ですよね。この時期には自我がはっきりしてきて、やりたいこと、やりたくないことをしっかり意思表示してきます。

「好きなものだけを好きなときに食べたい。嫌いなものは食べたくない。」という子どもの意思にママは振り回され、子どもの食事に頭を抱えてしまうことも少なくありません。

食事に集中できない理由として以下があげられます。

・遊びを中断したくない
・眠たい
・食の好みが出てきて、出されたものが気に入らない
・あまり空腹ではない
・気分が変わり食べたくなくなった

などです。子どもが席にすらついてくれず、無理強いすれば大泣きでさらに食べてくれない、と悪循環になりがちです。

4歳は食べるよりも遊びに夢中

イヤイヤ期が終わり、そろそろちゃんと食べてくれるかと思ったら、そんな簡単にはいかなかったと実感しているママも多いことでしょう。4歳になると、周りの色々なものに興味が湧き、好奇心旺盛な年齢に入ってきます。

食事の際、テレビがついていると、ついテレビに集中してしまい、食事のことを忘れてしまいます。また近くに玩具があると、そちらで遊ぶことに夢中になってしまい、食事がどうでもよくなってしまいがちです。

中には外出先では食べてくれるのに、家にいると遊び始めて食べてくれないという子どももいることでしょう。イヤイヤ期と違うのは、食べようと思えば食べられるのに、何かの拍子に「食べることに興味がなくなってしまう」ということが挙げられます。

6歳は好き嫌いがはっきりしてくる時期

6歳ぐらいになると、子ども自身の食の好みもますますはっきりしてきて、好きじゃないものは絶対に食べたくないという頑固な面も出てきます。学校での給食や持参したお弁当は食べてくるのに、家では食べないという話もよく聞きます。

また食事の支度をしているときは、キッチンに来て料理の内容に興味を示していたのに、いざ夕食の時間になると全く食べないということもあるようです。6歳になると言葉もはっきりしてくるので、せっかく作った料理を拒否されて怒ったり悲しくなったりするママもいることでしょう。

比較的食べる時期と食べない時期が交互にやってくることもあります。毎日きちんと食べてくれないと、ママとしては健康面でも不安になりますよね。

子どもがご飯を食べるためにできること

食べない理由を知り対処法を考える

子どもが食べてくれないと、ママはイライラしてしまいがちですが、冷静になって食べない理由を考えてみることも必要です。理由を知ることによって対処法もわかり、ママのストレスも減ると思いますよ。

主に食べない理由として以下が考えられます。

・体調不良。もしかしたら、風邪、胃腸炎、アレルギーなどの理由で食欲がないのかもしれません。消化不良の場合もあるので、消化によいものを作るようにしましょう。

・ストレス。ママが毎回食事の度に急かしたり怒ることが原因で、食事にストレスを感じているかもしれません。イライラせず、ゆっくりと見守るようにしましょう。

・生活リズムが崩れ、食事の時間にお腹が空かない。この場合は、リズムを整え、間食を減らすことが大切です。

食事に集中するための環境を整える

食事中にテレビがついていたり、手の届くところに玩具が置いてあったりすると、子どもはそちらに気を取られ食事に集中することが難しくなってしまいます。できるだけ、子どもが落ち着いて食事に集中できる環境を整えるように心がけましょう。

テレビはできるだけ消し、料理の食材や内容について話しながら食事をするのもよいでしょう。一緒に食事をしながら、味覚について説明すれば、甘い、苦い、辛い、酸っぱいなどの味覚表現を覚えられ、子どもも「食」に興味を持ってくれるかもしれません。

食事への興味をそらす要素を少しでも減らすことが必要です。食事の度に部屋全体を片づけるのは大変なので、せめて食卓テーブル上や手の届くところには興味を引くものを置かないようにしましょう。

食べやすいように調理方法を工夫する

食が進まない、もしくはやたらと時間がかかるのは、もしかしたら消化や飲み込む力である嚥下する力が弱いのかもしれません。子どもができるだけ噛みやすく、消化しやすいように調理方法を工夫してみましょう。

生野菜は温野菜に比べ消化に悪いので、子どもには控えてください。どうしても与えたい場合は、ミキサーでスムージーにするなどの工夫が必要です。

噛むのに時間がかかる肉類は、噛んでいるうちに疲れて食べなくなってしまうこともしばしば。できるだけ小さく切って食べやすくしてみましょう。

スプーンやフォークで食べるのは嫌がっても、手掴みだと食べる子もいます。手で簡単に食べられるおにぎりやサンドイッチにしてみてもよいでしょう。
36 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ