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離乳食の食材選びに迷う。離乳食の進め方や食べてはいけないもの

離乳食の食材選びに迷う。離乳食の進め方や食べてはいけないもの

慣れてきたらまずは食材を一品だけ

1週間、順調にお粥を食べてくれるようであれば、次は人参や大根など、消化のよい野菜をあげてみましょう。お粥や野菜を順調にたべてくれたら、3〜4週目からタンパク質にチャレンジしましょう。最初は裏ごししたお豆腐が、食べやすいと思います。

食材を増やすときは1日に一品づつ、赤ちゃんの食事用スプーン1杯だけあげてみて様子をみます。

野菜や白身魚は柔らかく煮て、完全につぶした状態のものをあげてください。また、水分が少ない状態だと飲み込みにくいので、ダシ汁を混ぜるなどの工夫が必要です。

飲み込むことが苦手な赤ちゃんには、食材を裏ごしやフードプロセッサーにかけてなめらかな状態にしてあげたり、お粥に混ぜて食べさせてあげたりすると飲み込みやすくなります。

生後5~6カ月に食べさせていい食材

消化がよく、アレルギーの心配がないものをあげましょう。離乳食を始めて3〜4週間くらいたつと、食べさせていい食材が少し増えます。

離乳食を始めてから1カ月以内には、お粥とペースト状にしやすい、にんじん、大根、ブロッコリー、じゃがいも、かぼちゃ、白菜、キャベツ、ミニトマト、りんご、桃、柿、バナナ、スイカなどをあげることができます。なるべく繊維や皮が残らないように調理してあげましょう。

離乳食を始めて3〜4週間くらい経ってからは、豆腐や白身魚などのタンパク質、パンなどの小麦粉を使った食品も食べさせられるようになります。

この時期の赤ちゃんは母乳やミルクから必要な栄養をとれているので、離乳食を食べなかったからといって、心配する必要はないようです。

生後7~8カ月の離乳食のポイント

「モグモグ期」歯が少しだけ生えてくる

歯の生える時期は個人差がありますが、少し歯が生えてきている子が多くなる時期です。今までは、差し出されたものをゴックンと飲み込むだけでしたが、これからはモグモグと口を動かす練習を始めましょう。

飲み込むのが上手になって、何でもゴックンと飲み込んでしまう赤ちゃんもいるようです。離乳食をあげるときは、ちゃんとモグモグしているか確認するようにしましょう。ママが「モグモグしてみようね」と話しかけながら、実際にモグモグしている動作を見せてあげるといいかもしれませんね。

また、この時期は昨日まで喜んで食べていたものを急に食べなくなったり、お粥だけしか食べないというような、偏食になることも珍しくありません。嫌がるようであれば、無理してあげなくても大丈夫です。

固さや食事量の目安、注意点

モグモグできるようになれば、舌と上あごを使って潰すことができるくらいの柔らかい固形食品に移行していきます。固さの目安はお豆腐くらいです。お粥も10倍粥から徐々に炊くときの水分を減らし、5〜7倍粥を食べさせるようにしましょう。

離乳食が占める1日の栄養の割合も増えてくるので、なるべく栄養のバランスを考え、タンパク質、野菜や果物、炭水化物をそろえてあげましょう。1回分の目安の量はタンパク質が10〜15g、野菜や果物が20〜30g、炭水化物が50〜80gです。また、離乳食を与える回数も1日2回となります。

その子によって離乳食の進み方は違います。7,8カ月になったからといって、無理に食事の固さや量を変える必要はありません。

生後7~8カ月に食べさせていい食材

この時期から食べることのできる食材と、あげるときの注意点などをまとめてみました。

・卵 初めて食べさせる時は黄身だけをあげましょう。

・ヨーグルトや牛乳などの乳製品 牛乳はしっかり加熱してから、ヨーグルトは無糖のものをあげましょう。

・鶏肉 最初はささみなどの脂肪分の少ない部位からスタートしましょう。徐々に胸肉などをあげるときは脂肪分の多い皮は取り除きます。

・青のりなどの海藻 昆布やわかめなどはクタクタに柔らかくしてからあげましょう。

・コーンフレークやオートミール 無糖のものをしっかり柔らかくなるまで煮てからあげましょう。

ぶどう、アスパラなどの果物や野菜も食べられるようになります。ぶどうなどのかみずらい食品はみじん切りにしてあげます。

生後9~10カ月の離乳食のポイント

「カミカミ期」手づかみもこの時期から

座り方も安定し、食べることへの意欲が出てくる時期です。モグモグ、ゴックンができるようになったら、少し歯ごたえのあるものも食べられるようになります。

今まで離乳食をスプーンで食べさせていましたが、これからは手づかみで食べることもできるようになってきます。茹でてスティック状にした野菜や、じゃがいもを茹でて潰したものを手づかみしやすい大きさにまとめ、小麦粉を加えて焼いたものなど、離乳食のレシピを参考に作ってみて下さい。

感覚器官の集まった手で食べることにより、食べ物の形や温度、質感などを感じ取り、脳を発達させることができます。また、子どもの意欲や自立心を伸ばすことができるともいわれているので、どんどん手づかみで食べてもらいましょう。

固さや食事量の目安、注意点

カミカミ期は奥の歯茎で潰せるくらいの固さのものを食べさせます。固さの目安はバナナくらいです。

この頃から1日3回離乳食を食べるようになります。なるべく毎日同じ時間に食事を与えるように気をつけましょう。また、みんなで食事をとることも増やしていきたい時期です。しかし、赤ちゃんの3回目の食事が遅くならないように気をつけてあげてください。

1回分の目安の量はタンパク質が15g(肉、魚の場合)、野菜や果物が30〜40g、炭水化物が80 〜90gです。

また、この頃から体内に貯蔵されていた鉄分が少なくなり、食事から十分に鉄分を補給できていないと、貧血になってしまいます。鉄分の多い食材を多く取り入れるようにしましょう。

生後9~10カ月に食べさせていい食材

この時期から食べることのできる食材と、あげるときの注意点などをまとめてみました。

・卵白

・赤身の魚 マグロやカツオなど、トロなど脂がのっている部分ではなく、赤身の部分をあげしょう。

・青魚 小骨を慎重に取り除きましょう。

・鶏レバー、豚レバー レバーには鉄分が豊富に含まれています。

・豚肉赤身、牛肉赤身 ヒレやモモ肉などの脂肪分の少ない部位を選びましょう。

・もやし ひげ根はのどにつまりやすいので取り除きましょう。

・切り干し大根 切り干し大根にも鉄分が多く含まれています。柔らかく煮てからあげましょう。

・ニラ

・春菊

・そら豆

・柿

・ロールパン

・ビーフン 柔らかく煮て、小さくちぎってからあげましょう。
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