ピーマン=苦手の方程式を克服!苦みカバーレシピで子どもも食べやすく
夏に食べたいピーマンの効果と克服ヒント
ピーマンで冷えとむくみ解消、肥満予防も
カプシエイトは、エネルギーの代謝を活発にし、肥満解消に効果的な成分だということが、北米肥満学会により確認されています。また、中医薬膳学では血行を促進して体を温める食材として知られ、冷えやむくみの解消にも効果的です。
夏は、エアコンの効いた部屋の中で一日を過ごすことが多くなり、むくみや冷え、血行障害が気になることもありますが、そんなときにもおすすめです。
さらに、ピーマンは肌や粘膜を保護する働きがあるビタミンCやベータカロチンを、同じ重量のいちごよりも多く含んでいます。うっかりと日焼けしてしまったとき、エアコンによる肌の乾燥の解消にも効果的ですよ。
苦みが少ないピーマンやパプリカやを利用する
苦みは本来、毒をもつものに多く含まれる味で、私たちは本能的に毒を連想し、避けるようにできているのです。そのため、食べてはいけないものだという認識が生まれるのでしょうね。
その後、成長とともにさまざまな食の経験をつみ、苦みも旨みの一つとして感じることができるようになり、食べることができるようになるのです。最近では苦みや青臭さを抑えた、子どもでも食べやすい新しい品種のピーマンが開発、販売されているので、スーパーマーケットに行ったときには売り場を確認してみてくださいね。
ピーマンの調理方法を工夫する
また、今回ご紹介したドライカレーのレシピのようにすりおろして肉の臭み消しのハーブのような感覚で利用し、子どもには、食べた後から、「ピーマンが入っていたけれど、食べることができたね」と、自信をつけさせてあげてはいかがでしょうか。すりおろしピーマンは、ハンバーグを作る時の臭み消しにも利用できます。
いずれにしても、今回使用したようなトマトベースのソースやチーズ、カレーなどを利用し、ピーマンの青臭さや苦みを上手にマスキングできる食材を利用すれば、とても食べやすくなりますよ。
まとめ
パパやママが美味しそうに食べている姿を見ると、つい、食べてみようかなぁと思ってくれることもあります。食べようとしている姿をみても、まずは気づかぬフリをしておいて、食べられたら思い切り褒めてあげましょう。
食べられる食材が増えると栄養バランスも整いやすくなります。早く苦手を克服し、美味しく食べてもらえるようになるとよいですね。