保育園に通う3歳児が喜ぶお弁当を!完食できる量の決め方や作り方
3歳になるとお弁当を持って保育園に通う子もいますね。お弁当を作ろうと思っても、「3歳児のお弁当はどれくらいの量を詰めてよいか分からない」というママも多いのではないでしょうか?3歳児が一般的に持って行くお弁当箱の大きさや食べきれる量、子どもが喜ぶお弁当の作り方などについて紹介します。
3歳児の弁当箱の大きさや食べられる量は?
お弁当箱の大きさは360ml程度が一般的
そのため3歳児のお弁当箱の大きさは、子どもの食べる量に応じて選ぶのがよいですよ。「3歳児のお弁当箱はこの大きさです」と決まっているわけではありません。
一般的には3歳児は360mlのお弁当箱を使っている子が多いようです。そのほかに、もう一回り小さな300mlのお弁当箱を使う子もいますよ。3歳でも少食な子は小さいお弁当箱の方がよいかもしれませんね。
初めは小食でも、保育園で体を動かしていると食べる量が増える子もいるでしょう。途中でお弁当箱を買い替えることも考えておいた方がよいかもしれませんね。
ご飯は普段食べている量を目安に考えて
ご飯をふわっとそのまま入れるのと、ギュッとおにぎりにして詰めるのとでは量が変わりますよね。ご飯の量がわかりづらいときは、はかりで量ってから入れることをおすすめします。
この量はあくまでも一般的な目安です。普段食べている量を目安にするのが一番よい方法です。いつも使っているお茶碗に、何グラム入るか量ってみましょう。
遠足などでおやつを持って行く日は、ご飯の量を減らすとよいですよ。お腹いっぱいでおやつが食べられないのは残念ですよね。
慣れるまでは少なめの食べきれる量を
また「ママと離れて寂しい」という気持ちから、お弁当タイムに食欲が出ない子もいるかもしれません。少しずつ保育園の生活やお弁当に慣れていけるように見守りたいですね。
慣れるまでは、少なめの食べきれる量をお弁当に入れましょう。食べやすいものや好きなものを選んで入れる日があってもよいと思います。
お弁当を残していないときは「全部食べられてすごいね!」と褒める言葉かけをしましょう。様子を見ながら少しずつ量を増やしていくとよいですよ。
決まった時間で完食できるお弁当作りのコツ
おかずやおにぎりは小さめサイズに作る
3歳児は口が小さいので、大人と同じ大きさのおにぎりやおかずでは、食べづらいかもしれません。一口サイズの可愛いおにぎりに、握り方を変えてみるとよいですよ。
おにぎりはラップに包んでみるのもよいですよ。お箸がまだ上手に使えない子も多いと思います。手で持って食べることができれば、気分が変わって食欲が増してくるかもしれません。
ジャガイモやブロッコリーなどの野菜も大きすぎると、見るだけで「食べられない」と感じてしまうものです。子どもが一口で食べられるような大きさに切り方を変えてみましょう。
カップを使って詰め込みすぎないように
先ほどもお話ししたように、3歳児はお箸がまだ上手に使えない子も多いものです。お弁当箱の中にぎゅうぎゅうにおかずが入っていると、お箸を入れる隙間がないためおかずを上手につかめないという問題が出てきます。
子どもは食べづらさを感じてしまうと、諦めることもあるでしょう。お腹が空いているのに食べられないというのは悲しいですね。
3歳児のお弁当は、シリコンなどのカップを使っておかずを詰めるとよいですよ。おかずの間にお箸が入る隙間ができるのでおすすめです。
子どもが好きな、食べ慣れたおかずを入れる
普段の生活で、「野菜を食べるのは遅いけれど、ウィンナーや卵焼きはあっという間に食べてしまう」という子もいるでしょう。好きなものを食べるのが早いのは大人も子どもも同じですね。
保育園で決められた時間内に、お弁当が食べきれていないようなら、子どもが好きなものをお弁当に入れてみましょう。好きなおかずなら早く食べることができるはずです。
「時間内にお弁当を全部食べられた」という達成感の積み重ねが、子どもの自信につながりますよ。自信が付くとお弁当も時間内に食べられるようになるかもしれません。