山形県の子育て事情を知る。お出かけスポットと人気の子育てエリア
山形県での子育てで知らなきゃ損をする行政の優遇制度や、山形に移住する場合の人気エリアごとに、子どもと一緒にお出かけしたり、子どもを思いっきり遊ばせるたりするためのオススメの場所をご紹介します。さくらんぼ狩りや加茂水族館、リナワールドの情報もまとめてみました。
山形県での子育て事情について知りたい
車での移動が必須。郊外にお店が多い
イオンモールやコストコなどの大型商業施設や、様々な子どもを遊ばせる遊戯施設は郊外にあります。また、蔵王や月山、日本海の美しい海など、大自然を満喫するためにも、車があったほうがいいですよね。
とは言うものの、山形市内の便利な立地に住み、休みの日にしか車を運転しない場合、維持管理費のことを考えるとレンタカーを借りるという選択もあります。
賃貸?それとも空き家バンク制度利用?
賃貸の場合、2LDKの家賃の相場は、山形市、米沢市、酒田市はちょっと高めで、6.2〜6.8万円位。その他の地域は5万円台が相場でした。
山形県のどの地域に住み、どんなライフスタイルを送る予定なのかによっても、選択肢は変わってくると思います。山形に定住する予定があってもなくても、空き家バンクはぜひチェックしてみてください。運命的な出会いがあるかもしれませんよ。
県も市町村も子育てを応援
ほぼすべての市町村で、0歳〜中学校3年生まで医療費は無料になります。多くの市町村で、第3子以降保育料金が無料になります。寒河江市や天童市などでは、住宅を購入したりリフォームした場合、助成金がでます。山形県のホームページに「移住・定住ポータルサイト」というページがあるので、詳しくはそちらでチェックしてみてくださいね。
その他、山形県内の相談窓口を利用して県外から移住した人へ、山形県産のお米60kg、味噌3kg、しょうゆ3Lがプレゼントされます。
山形県で人気の子育てエリアはどこ?
屋内子育て施設も充実「東根市」
屋外の施設「あそびあランド」では、大型の遊具や子どもが遊べる噴水の他、火おこしなど、自由に遊べるプレーパークがあります。敷地内には田んぼやさくらんぼの木もあり、田植えなどのイベントも開催されています。室内のプレールームもあるので、赤ちゃん連れでも安心です。
屋内施設「けやきホール」は1階から3階まで吹き抜けになった巨大な屋内遊具施設です。雪の多い山形の冬でも、おもいっきり子どもを遊ばせることができます。
市内には、温泉や新鮮な果物や野菜が買える、人気の大型の直売所もあります。
移住先東北部門で1位の「鶴岡市」
鶴岡市は日本海に面した街です。人気の理由の1つは透明度が高く、美しい海ではないかと思います。鶴岡市内には遠浅の海水浴場が点在し、小さい子でも安心して海水浴を楽しませることができます。そして日の暮れる頃、日本海に沈む夕日はとても美しいです。
鶴岡藩の城下町として栄えただけあって、情緒のある古い町並みも残っています。温泉もたくさん湧いているのも魅力の一つです。クラゲで有名な加茂水族館も鶴岡市にあります。大型の道の駅「あつみ」では地元の新鮮な野菜の他、日本海で取れた大粒の岩牡蠣やお刺身などをいただくこともできます。
2018年2月号|田舎暮らしの本│宝島社の雑誌
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「山形市」は安定の人気
仙台と山形を結ぶ仙山線や山形新幹線など、比較的交通の便がよい地域です。県庁所在地ということもあり、他の地域よりも買い物をするのに不便を感じることはなさそうです。
山形市の中には蔵王も含まれます。温泉を楽しむのはもちろん、東北を代表するスキー場の1つ、蔵王温泉スキー場では樹氷を見ることもできます。
「べにっこひろば」と呼ばれる大型の屋内屋外の遊戯施設があり、季節や天候を気にせずに子どもを遊ばせることができます。
「西蔵王公園」は広場やバーベキューができる場所もあり、大型の遊具やアスレチックのある公園でのびのび過ごせます。
県・市町村|山形県移住交流ポータルサイト すまいる山形暮らし情報館
山形県は、南から置賜(おきたま)、村山(むらやま)、最上(もがみ)、庄内(しょうない)の4つの地域に大きく分かれ、それぞれ特有の文化・自然が楽しめます。