カビ対策にはアルコールが効果的?ママが使用するメリットと注意点
カビ対策にアルコールを使いたいと考えているママもいることでしょう。しかしアルコールを使うと子どもに害がないのか気になりますよね。そこで今回は、ママがカビ対策にアルコールを使うメリットと家中のカビ対策に使えるアルコール、アルコールでカビ対策をするときの注意点などについてお話しします。
ママがアルコールを使うメリット
体に害がないので子どもがいても使える
しかし塩素系以外にも、アルコールでカビ対策をすることができますよ。アルコールに少し触れるだけで、カビの胞子は死んでしまうといわれています。
アルコールでカビ対策をすると、アルコール自体は体に害がないので子どもがいる家庭でも安心して使うことができます。子どもがお昼寝をしている間にカビ掃除をすることができるので便利ですよ。
抵抗力の弱った人がいる病院でもアルコールで消毒が行われていますよね。肌荒れもしにくいので、敏感肌のママにもおすすめです。
素材を傷める心配があまりない
ドラッグストアなどで販売されている消毒用のアルコールは80%ぐらいの濃度に調節されており、カビを退治する効果が非常に高いといえます。拭いてもすぐに揮発してしまうので、水拭きが推奨されていないような箇所でも安心して掃除に使うことができますよ。
ただ、ワックスやニスなどの加工がされている家具や床、テレビやパソコンの液晶画面などに使うと、アルコールで表面が傷んでしまう可能性があるので使わないようにしましょう。
皮革やゴム製品、アクリル素材でできたものにも使えないので気をつけてくださいね。
面倒な手間がなく掃除できる
しかしアルコールで掃除をすると、濃度の高いアルコールの場合すぐに揮発して跡がなくなるので、2度拭きする手間を省くことができます。
カビ掃除をする場合は、まずティッシュやキッチンペーパーにアルコールを含ませ、カビのついている部分を拭き取るようにしましょう。いきなり最初からカビにスプレーを吹きかけてしまうと、風圧でカビの胞子が飛び散ってしまう可能性があります。
きれいに拭き取ったら、改めてカビの上にアルコールのスプレーを吹きかけるようにしたいですね。
カビ対策にアルコールは家中で使える
エアコンの除菌をして家族の健康を守る
まず、アルコールに耐性のあるスプレーボトルを用意します。その中に水110mlと消毒用エタノール90mlを混ぜたものを入れれば、出来上がりです。
エアコンの除菌をするときは、掃除をしたフィルターを乾かした後にアルコールスプレーを全体にシュッと吹きかけて乾かすだけです。吹き出し口の辺りは、直接スプレーをかけるとカビの胞子が飛んでしまうので、固く絞った雑巾にスプレーを吹きかけ、それで拭き取るようにしましょう。
エアコン内部はカビが発生しやすいので、家族の健康のためにも、アルコールスプレーでこまめに除菌をするようにしたいですね。
子どものおもちゃを清潔にしておける
まず乾いた清潔な布にスプレーを吹きかけます。そしてその布でおもちゃを丁寧に拭けば簡単に除菌することができますよ。
拭いた後はアルコール分はすぐに飛んで乾くので、さらに水拭きや乾拭きをする必要はありません。そのまま子どもが手に取ったり口に入れたりしても安心ですよ。
アルコールスプレーを使って子どものおもちゃも清潔に保つように心がけましょう。
普段の拭き掃除でカビを予防する
こんなとき、アルコールスプレーがあれば洗剤が使えない箇所でもきれいに拭き掃除をすることができますよ。
家に畳がある家庭もありますよね。畳掃除には重曹や洗剤を使うことができないため、代わりにアルコールスプレーを使うと、カビ予防をすることができますよ。
冷蔵庫や電子レンジといった家電の表面や壁、窓などの掃除にもアルコールスプレーが大活躍です。湿気がこもりやすい靴箱やお風呂場、お風呂場にあるグッズなどにもシュッとひと吹きしてカビ対策をしたいですね。
アルコールでカビ対策をするときの注意点
子どもの手が届かない場所に保管しよう
掃除していると、何も考えずにその辺りにスプレーを放置してしまうこともあるかもしれませんが、子どもの手が届かない場所に保管するようにしたいですね。
ママがアルコールスプレーを使っていると、子どもが好奇心から触れてみたくなるかもしれません。ママが目を離したすきに、うっかり液体を飲んでしまうと危険です。
小さな子どもがいると、まさかと思うようなトラブルも発生しやすいので、くれぐれも子どもの手が届く所には放置しないようにしてくださいね。子どもの手が届かない、高い所に保管するようにしましょう。