非常食を車に備蓄しておこう!車載用に最適な食料や注意点を紹介
自然災害に巻き込まれたニュースを見て、いざというときのために非常食の準備をしているママも多いでしょう。非常食はどこに用意をしていますか?避難場所に移動することも考えて車にも非常食を準備しておくと安心です。どのようなものを蓄えておけばよいのか、どのような点に注意したらよいのかをご紹介します。
非常食を車に積んでおくことの必要性とは
事故や高速などで渋滞してしまった場合に
災害の場合もそうですが、高速の渋滞に巻き込まれたり、事故に遭い閉じ込められたりしたら車の外に出られない時間が長時間続く可能性がありますね。こうした事態に非常食が車の中にあれば、空腹を満たすことができます。
特に子どもが一緒の場合は、子どもは空腹を我慢することは難しいですから、非常食が食べられれば助かりますね。また、お腹が空いたらイライラしやすくなりますので、車の中の雰囲気が悪くならないためにも非常食を積んでおいて、いつでも食べられるようにしておくと安心です。
家族全員で長い距離を避難できる
車での移動は渋滞を招きますし、かえって身動きが取れなくなるという可能性もありますが、家族全員で長距離を避難できるのは車での移動になりますね。車であれば、移動することに疲れたらそのままどこかに車を停めて、避難場所として休むこともできますから便利でしょう。
車は家族が安全に移動する手段であるからこそ、非常食を常備しておけば避難するのも心強いのです。ガソリンは必要になりますから、車も燃料をできるだけ満タンにしておきましょう。
災害時には車中泊避難するケースが多い
その一方で、プライバシーを保ちにくいため避難所を嫌がる人もいます。そうしたときに、車の中であれば周りの目を気にする必要がなく、自分たち家族のペースで避難生活ができるため、車中泊避難をするケースも増えています。
プライバシーの確保という理由以外にも、避難場所に入れなかった、建物は崩れる危険性がありそうで不安、静かにするのが難しい子どもが周囲に迷惑をかけるなどといった理由から車中泊避難するケースも多いのです。そうしたときに、非常食が車にあれば安心ですね。
車に載せておくと助かる非常食三つ
生きていく上での必需品「水」
水分補給をする目的であればどのような飲み物でもよいですが、水であれば料理に使うこともできますし、洗顔や口をすすぐこともできます。使い道がたくさんありますから便利なのです。
未開封であれば1~5年は保存ができますから安心です。ジュースやお茶よりも賞味期限が長いのもうれしいですね。
大きなサイズのものをそろえておきたくなりますが、500mlのものの方がよいですよ。ペットボトルに口をつけて飲むことができ、少しずつ使いやすいでしょう。
水があれば食べられる「アルファ米」
アルファ米とは、ご飯を急速に乾燥させた非常食品のことです。アルファ米が入っているパウチに水を入れると元の状態に戻り、普段食べているようなご飯ができます。水だけあればできますから、電気やガスが止まっているときでも作ることができるのです。
お湯があればお湯を入れて作れば温かいご飯が食べられますし、白米だけでなくピラフや炊き込みご飯、赤飯などがありますから色々な味を楽しむこともできます。5年程度保存をすることもできますから非常食にぴったりなのです。
疲労回復や子どもにも最適な「お菓子類」
お菓子に含まれている糖分には、ストレスを緩和させる働きがあります。それに加えてお菓子は賞味期限が長いものが多く、かさばらないのにカロリーが高いですから、少量でもエネルギー補給ができて非常食にも向いているのです。
ただし、車に常備しておく場合は車内が高温になる可能性がありますから、チョコレートや飴などは溶けてしまうかもしれませんね。高温でも溶けずに5年程度保存ができる羊羹やビスケット、クッキー、クラッカーなどを車内に常備しておくとよいでしょう。