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エアコンはつけっぱなしが節電に?お家でカンタン節電対策を始めよう

エアコンはつけっぱなしが節電に?お家でカンタン節電対策を始めよう

冬と夏の間はエアコンを稼働させる時間が長くなり、少しでも節電したいと考えているママも多いことでしょう。そこで今回は、意外と知られていないエアコンの豆知識とエアコンが与える子どもへの影響と注意点、気軽にできるエアコン節電テクニック3選についてお話しします。

意外と知られていないエアコンの豆知識

節電対策前に確認したいエアコンの特徴とは

毎日何気なくエアコンを使っているという家庭も多いことでしょう。エアコンの購入時にその性能や消費電力について色々調べたというママもいるかもしれませんが、エアコンの基本的な特徴についてはどの機種も大きな違いはないともいわれています。

まず、エアコンは設定温度を上げたり下げたりするときに大きな電力を使うとされています。そのため一日の内で何度も温度を変える家庭は意識した方がよいでしょう。

また、フィルターが汚れているとエアコンの機能に影響をおよぼすため、電気代が余計にかかってしまいます。フィルターは清潔に保つよう留意したいですね。

さらに意外に感じるママもいるかもしれませんが、冷房より暖房の方が電気代が高くなる傾向にあるようです。

電気代はつけっぱなしにすると安くなる?

エアコンはこまめに切るのとつけっぱなしにするのとどちらが安いのか、検索しているママもいるかもしれません。雑誌やテレビでもこの話題について見かけることがありますよね。

ある会社の実証調査結果によると、30分ごとにエアコンをつけたり消したりした場合、つけっぱなしの方が消費電力が少ないという結果が出ています。

エアコンは設定温度と室内の温度の差が大きいときに、室内の温度を設定温度に合わせようと稼働するので、一定温度を保っているときよりも多くの電力を消費します。

つまり30分前後の外出であれば、エアコンをつけっぱなしにした方が消費電力量が少なくなり、電気代は安くなるということになります。節電のためにこまめに切るのは逆効果になることもあるようですね。

つけっぱなしによる体への負担について

エアコンをつけっぱなしにすると、体に負担がかかるような気がしているママもいることでしょう。できるだけ自然の温度に体を慣れさせた方が健康にはよさそうですよね。

夜寝るときにタイマーをかけて、就寝後しばらくしてからエアコンが切れるようにしているという家庭も珍しくありません。実際、エアコンのタイマー機能は必須だというママもいますよね。

しかしタイマーが切れてしばらくすると暑さや寒さで目が覚めて、またエアコンをつけ直して眠り直すこともあります。この場合、温度の変化により細切れ睡眠になってしまい、逆に疲れがとれないこともあるでしょう。

温度の変化は体に負担をかけ睡眠にも影響をおよぼすので、一定温度に保っておくようにしたいですね。

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エアコンがおよぼす子どもへの影響と注意点

つけっぱなしにするメリットとデメリット

ここで、エアコンをつけっぱなしにするメリットとデメリットについてご紹介します。まずメリットとしては以下の点が挙げられます。

・一日中快適な温度で過ごすことができる
・外出先から戻っても、室内がすでに快適な温度に保たれている
・外出前と帰宅後のリモコン操作が不要

外から帰宅してすぐにリモコンで操作するというママも多いですよね。その小さな手間が省けるだけでも助かることでしょう。メリットもありますが、以下のようなデメリットもあります。

・一日中つけっぱなしにすると電気代が高くなる
・室内の温度に慣れてしまうと、室外との温度差で体調不良を起こすことがある
・エアコンのメンテナンスが増える

デメリットについても考えながらエアコンを使いたいですね。

エアコンは子どもの体に悪いの?

子どもが少しでも室内で快適に過ごせるように、室内にいるときはなるべくエアコンをつけているという家庭が多いことでしょう。しかし、エアコンを使いすぎると子どもが汗を上手にかくことができなくなるという話を聞いたことがありませんか?

2歳半の子どもにはすでに大人と同じ数の汗腺があるとされています。しかし一つの汗腺からかける汗の量は大人のそれよりも少ないため、暑い環境にいても大人のように汗をかくことができません。でも子どもの発汗作用は、思春期までに少しずつ成長するといわれているので、安心してくださいね。

室内がエアコンにより快適な温度に保たれていても、外出時には外の気温に体が適応し、汗をかくことを覚えていくので心配しすぎる必要はありませんよ。

つけっぱなしはカビが発生しやすくなる?

エアコンを冷房モードで使用していると、エアコンの内部では結露が発生しているような状態になり、内部はずっと湿った状態になっています。そのため、冷房モードでエアコンをつけっぱなしにしておくと、内部を乾かす暇がないためカビが発生しやすくなってしまいます。

さらにエアコンの下に加湿器を置いたり、掃除機をあまりかけなかったりすると、空気中を舞っている雑菌が湿ったエアコン内で繁殖する可能性があるので、注意したいですね。

夏に冷房もしくは除湿モードで1日6~8時間使っている場合は、2シーズンをめどにエアコン内にカビが発生していないかチェックする必要があります。

カビを吸い込むと子どもの健康にも影響をおよぼすので、定期的にクリーニングするようにしましょう。

ママにもできるエアコン節電テクニック3選

リモコンを上手に使って節電してみよう

エアコンをつけていると、寒く感じたり暑く感じたりする度に一度エアコンのスイッチを切るというママもいるかもしれません。しかしエアコンは起動時に一番電力を使うので、節電をしたいのであればこまめにスイッチを切らないことをおすすめします。

できるだけ温度設定で、その都度快適な温度に設定し直すように心がけたいですね。また、風量設定は自動設定にするとエアコンが最も効率的に部屋の温度調節をしてくれますよ。

風の向きですが、冷房の場合は風向きが水平になるようにし、暖房の場合は下向きにすると部屋の温度をむらなく調節することができます。

また、無駄な運転を避けるためにも、タイマーも上手に使うようにしたいですね。
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