スマホの容量不足だと何が起こる?ママのスマホがサクサクに動くコツ
「最近なんだかスマホの動きが悪い気がする」「せっかく子どものかわいい顔が撮れたのに、なぜか保存できていなかった」そんな経験をしたことのあるママもいるのではないでしょうか。実は、これらはスマホの容量不足が原因かもしれません。ここでは、スマホの容量に関する基礎知識と容量不足の対処法についてご紹介します。
スマホの容量についての基礎知識
ママも知っておきたい「容量」の意味
メモリはスマホをスムーズに動かすために必要な作業容量のことを示し、複数のアプリを同時に使っていると一時的に動作が遅くなることがあります。ストレージとは、写真や動画などをスマホに保存するための容量を示しています。
また、スマホを契約する際に選択する通信量にもGBという単位が用いられます。ネットの閲覧や動画のダウンロードのたびにデータ通信量が増え、一定の通信量を越えるとインターネット通信が低速化されるので注意が必要です。
スマホの容量を表す単位「ギガ」について
毎日のように撮影する写真や動画サイトなどからダウンロードする動画、家族や友だちとのやり取りに使うLINEやメールの文字などには「データ」としての大きさがあります。
たとえば、半角のアルファベットであれば1バイト、日本語1文字であれば2バイトになります。そして、よくスマホの容量を示す単位として用いられるギガバイトは約10億バイトになります。写真や動画であれば、写真のサイズや動画の長さと画質がデータ容量を左右します。
写真や動画を日常的に使う場合は、容量不足にならないようにスマホの購入時に何ギガの容量のものを購入するのかよく検討しておくとよいでしょう。
毎月の使用量は3ギガ未満の人が大半
調査によると、毎月の通信量は2~3ギガが多く、3ギガ未満が9割を占めているようです。この3ギガという量では、1日に動画を30分程度視聴可能な量といわれています。
ここで必要な通信量は、あくまでもスマホ本体のSIMカードを利用しての通信量なので、wi-fiに接続しての通信量は影響しません。wi-fiの使えない場所ではデータ量の大きい動画などをダウンロードしないようにすれば、毎月のデータ通信量を抑えることができます。
容量不足になると起こる現象について
写真データの保存ができなくなる
容量が不足していることに気がつかずに使用を続けていると、「容量が不足しています」といったメッセージが表示されたり、保存したはずの写真が保存されていなかったりといった現象が起きます。
せっかくの子どものシャッターチャンスが台無しになってしまう可能性もありますので、定期的にスマホの空き容量がどのくらいあるかを確認しておくことをおすすめします。
スマホの動作が重くなる
たとえば文字の入力をしているのに、なかなか画面上に表示されなかったり使用中のアプリが突然落ちたりといった現象は、容量不足が原因である可能性があります。
このような場合は、自分のスマホの残容量を確認してみてください。1ギガ以上容量に余裕があるようであれば、複数のアプリを同時に使用しているなどの理由で一時的にメモリが圧迫されている可能性があります。使っていないアプリを閉じ、一度電源を落とすことで改善されることが多いですよ。
容量が1ギガ以下の場合は、不要なデータを削除して保存容量を確保する必要があります。
OSのアップデートが不可能に
最新のOSに更新されていなくても、すぐにスマホが使えなくなるわけではありません。ただし、一部のアプリでは最新のOSでないと利用できなくなることもあります。ほかにも最新のOSにアップデートすることによって新機能が搭載されたり、セキュリティが強化されたりといったメリットがあります。
容量不足でアップデートができない場合は不要なデータを削除するか、AndroidであればSDカードなどの外部媒体にデータを移すなどして、本体の空き容量を確保する必要があります。
ママのスマホが容量不足になってしまったら
使わないアプリを削除する
アプリで利用している容量が多い場合は、アプリの見直しをしてみてください。サイズの大きいアプリやほとんど使っていないアプリがあれば、削除することで容量を確保できますよ。
アプリそのものをよく使用している場合でも、LINEや電子書籍などは過去のやり取りのデータやダウンロードした書籍のデータが蓄積されて、データ容量が増えている場合があります。その場合は、「キャッシュの削除」を行うことで容量を確保することができますよ。