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つけ置き洗いで食器をピカピカに!忙しいママにぴったりの時短テク

つけ置き洗いで食器をピカピカに!忙しいママにぴったりの時短テク

毎食後に食器洗いをするのは少し面倒に感じますよね。食器についた油汚れや、時間がたって固くなったご飯粒がなかなか落ちずに困った経験があるママもいるかと思います。つけ置き洗いをするとよいといいますが、細菌の繁殖も心配ですよね。手間を減らし、時短テクにもつながる正しいつけ置き洗いのポイントをご紹介します。

つけ置き洗いについて正しい知識を持とう

食器洗いはめんどくさいと思うママは多い

食器洗いが好きというママも中にはいますが、多くのママが「食器洗いは苦手」と感じているようです。美味しい食事で満たされた気分になっても、シンクに洗いものが山になっているのを見ると、なんだかがっかりしますよね。

食器洗いを行って食器がきれいになれば気持ちがよいのですが、汚れた食器が積まれている状態を見ると、気持ちが落ち込むという主婦も多くいます。ですが、汚れた食器を放置すると汚れがこびりつき、余計に洗い落とすのがめんどうになりますよね。

油汚れには触りたくないと思ったり、洗剤やお湯を使って洗うことで手荒れが起こったりすることもありますよね。育児やほかの家事でも忙しいママにとって、手袋をしたりハンドクリームを塗ったりといった対応もめんどうに感じます。

つけ置き洗いをするメリットは

食器洗いをする前に、1度水などにつけておく「つけ置き洗い」という方法にはいくつかのメリットがあります。

一つ目は、汚れがふやけて落としやすくなるという点です。油汚れやお茶碗について固まってしまったご飯粒も、つけ置き洗いをすることでさらっと落ちることがあります。

二つ目は汚れが乾かない点です。すぐに食器洗いができない場合でも、水につけることで汚れが乾かずにこびりつきが防げます。

三つ目に、子どもにもお手伝いを頼みやすい点です。食器を洗うことはハードルが高いかもしれませんが、食べた食器をシンクに運んでつける作業は小さな子どもでも行いやすいですね。

子どもは手伝えた満足感が得られ、ママは運ぶことや洗う際の手間が減るのでよいですよ。

つけ置きといっても長時間放置はよくない

つけ置きというと、何時間も食器を水の中に放置するイメージを持つママがいるかもしれません。ですが、つけ置きをするのはせいぜい30分~1時間ほどで、それ以上の長期間放置はよくありません。

つけ置き洗いは、30~40度ほどのぬるま湯に食器洗い用の洗剤を溶かし入れた溶液につけると効果的ですが、この温度は食中毒を引き起こすような細菌が好む温度帯でもあるのです。食器に付着した食べかすは、細菌にとって絶好のエサとなります。結果として、細菌が繁殖する環境が整ってしまうのです。

長時間つけ置きをすることで、つけ置きに使った溶液には細菌が繁殖してしまい、食中毒の原因や異臭の原因となる場合があります。つけ置き時間には注意が必要ですね。

つけ置き前のひと手間と上手な洗い方のコツ

食器についた汚れをさっと取っておく

食後の食器は、メニューによって汚れ方に差が出ます。べったりと油汚れがついた食器をそのままの状態でつけ置きしてしまうと、洗い桶の中で油が広がってしまいほかの食器までベトベトになってしまうことがあります。

つけ置きをする前には食器についた汚れはさっと取っておくと手間が減り、洗うのが楽になりますよ。

汚れを取り除くときには新しいキッチンペーパーを使うのはもったいないので、新聞紙や古い布などを利用すると便利ですね。普段お茶パックや紅茶のティーバッグを使いお茶を入れているママなら、使用済みのお茶パックやティーバッグを使うと汚れが落ちやすいですよ。

例えば、スパゲティナポリタンや酢豚を入れたお皿など汚れがひどい場合は、スクレーパーを使うと便利ですよ。

洗い桶の中で洗ってしまおう

洗い桶を使ってつけ置きをしたあとは、桶の中から食器を取り出す前に中で洗ってしまうのがおすすめです。食器を取り出して、水やお湯を出しながら洗うのはもったいないですよね。

また、洗い桶の中にはすでにぬるま湯と洗剤で作った溶液が入っているため、これだけで十分に汚れは落ちるのです。お湯を出して洗うと手荒れの原因にもなるので、つけ置き洗いをするときには最後の洗いの工程も桶の中で行ってしまうのがおすすめです。

洗い桶の中で洗った食器はシンクから取り出し、最後によくすすぎ洗いをして乾燥させましょう。泡だらけにして洗うよりすすぎ手間が減りますし、洗剤の使用量も少なくて済みます。つけ置き洗いはエコで時短になるので、忙しいママにとって効率のよい嬉しい方法ですね。

つけ置き洗いをしない方がよい食器に注意

便利なつけ置き洗いですが、食器によってはつけ置きが合わないものがあります。つけ置きをしてしまうことで風合いを損なってしまったり、機能が低下してしまったりするものがありますので注意しましょう。

木製の食器は木のぬくもりを感じられることから、子ども用の食器として愛用するママも多いと思いますが、木製のお皿やフォークやスプーンは長く水につけると傷んでしまいます。漆器類も水を嫌うため避ける必要があります。

包丁やナイフなどの金属類も長い時間水につけると錆びてしまう危険性があるので、避けるとよいですね。

壊れやすいグラスや大切な食器は、つけ置き洗いをするときに破損してしまうことがあるので注意が必要です。

これらは先に洗った方がよいですね。

つけ置き洗いに役立つアイテム紹介

赤ちゃんグッズにも安心な重曹を使おう

エコな掃除アイテムとしても人気が高い重曹は、油汚れを落として臭いも抑える効果のある優秀な洗剤になります。界面活性剤が含まれないため、赤ちゃんグッズを洗うときにも安心ですよね。

重曹をつけ置きに利用するときは、ぬるま湯1リットルについて50gの重曹を溶かし入れるのがおすすめです。使用する重曹は、食用のものを利用すると安心ですね。

重曹でつけ置き洗剤を作るときには、手袋をするようにしましょう。重曹は油汚れを落としやすくしてくれますが、同時にママの手の脂も落としてしまいます。素手で扱うと手がカサカサになり、荒れてしまう原因になりますよ。

またアルミを黒ずませる性質があるので、アルミ製品を重曹溶液でつけ置きするのは避けましょう。
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