子どもが家を汚して困る。掃除のコツや困った子連れママへの対応は?
子どもがいる家ではママの掃除もなかなか追いつきませんよね。もっと効率よくきれいにできるコツを知れば、ママの負担が今よりも少なくなるはずです。また家の中をきれいにしていても、遊びに来ては散らかしていく子連れママがいる場合には本当に困ってしまいますね。そんなときの対応の仕方も一緒に考えてみましょう。
子どもがいる家庭での掃除のコツ
「いつでも100%清潔」は捨てよう
確かに家が汚れていると衛生面でも不安なことが増えてきますね。しかし子育てをしながら「いつでも100%清潔に保つ」ことは無理に等しいですし、また大人だけで生活している場合も、そうすることは難しいのではないでしょうか。
「いつでも」と「100%」とを分けて考えて、【一瞬だけ100%清潔】や【いつでも70%清潔】くらいを目標にすると、掃除のハードルも下がりやすくなるでしょう。ママがストレスを溜めずに済むように、少しだけ考え方を変えてみるとよいかもしれませんね。
使ったら元に戻すクセをつけよう
まずは家族みんなで使ったものは元に戻すクセをつけるようにしましょう。そうすれば部屋が散らかりにくくなりますし、物がなくなったときにも探しやすくなるでしょう。
また子どもがおもちゃなどを自分で片付けるときには、片付けるというよりもおもちゃの場所を移動させているだけのことが多いものです。
遊んだ後のおもちゃもきちんと元の場所に戻すことを教えてあげれば、部屋もきれいになりますし、子ども自身も整理整頓することを覚えられるので一石二鳥ですね。
「子どもは家を汚す」のが大前提
「せっかく掃除したばっかりなのに〜」
「こぼして欲しくないところに限って、なんでこぼしちゃうの…」
「気がつけば、毎日延々と掃除ばかりをしている気がする…」
いろいろなところからママたちの心の声が聞こえてきそうですね。
こんなときには「子どもは家を汚すもの」と受け入れることと、自分の中で「ここまではきれいに掃除する」という最低限のラインを作っておくことが大切です。家をきれいに保つことも大切ですが、掃除はある程度のところで妥協して、ママがきちんと休息を取ること優先させましょう。
子どもがいる家庭での掃除のやり方
普段の掃除は汚れた場所を重点的に
そのため、日常的な掃除は短時間で済ませられるように工夫をすることが大切です。まずは普段から汚れやすい場所を把握して、掃除のやり方まである程度決めておきましょう。
また、キッチンや水周りの汚れは特に、そのままにしておくと上からさらに汚れが重なってしまい、時間が経つと取れにくくなってしまいます。日常的に掃除をする流れの中で、気がついた汚れをその都度こまめに掃除していくことが大事です。
気がついたときにすぐ掃除できるように、その場所専用の掃除用具を置いておくのもよいですね。
月1回の掃除は普段できない場所を
月に一回、時間のあるときにローテーションで一箇所ずつでも掃除することができれば、ずいぶんと家の中もきれいになってくるはずです。
例えば…
・照明器具の埃取り
・お風呂の排水溝掃除
・洗濯槽のカビ取り
・子どものおもちゃ箱の整理と点検
・靴箱掃除と靴磨き
普段なかなか掃除できなくて気になっている場所を、日頃からリストにまとめて書き出しておけば、忘れてしまうことを防止することもできますね。
年1回の大掃除は断捨離も一緒に
子どもがいる家庭での大掃除は物の量も膨大ですし、なによりママに気合が要りますよね。毎年の大掃除がママの負担になってしまう前に、大掃除ごとに断捨離も行うようにしてみましょう。
子どもが遊ばなくなったおもちゃや入らない子供服で状態のよいものは、誰かにお下がりであげるのもよいですし、自分たちが着なくなった服と一緒にリサイクルショップへ持って行くのもよいですね。
シーズンごとに不要になった物を処分していくことで、収納スペースも確保できてさらに掃除もしやすくなるでしょう。
子連れママの訪問にはどう対応する?
遊びに来る前には十分な対策をしよう
例えば…
・ラグやじゅうたんなど汚れて困るものはなるべく外してしまう。
・リビングや子ども部屋以外のところでは遊ばせない。
・触られたくないものはすべてほかの場所に移す。
・テーブルの上にウエットティッシュを常備しておく。
・ポロポロとこぼれやすいようなお茶菓子を出さない。
・子どもたちの飲み物はコップには注がずに、紙パックのものを出すようにする。
これくらいの対策を打っておけばヒヤヒヤすることも少なくなるかもしれません。