マンション購入に失敗したくない!事前に調べておくことや注意点とは
マンションの購入を考えているママやパパもいるかもしれません。大きな買い物なので、失敗したくないですよね。そこで今回は、子育て世帯にはどんなマンションがよいのか、マンション購入に失敗しないための注意点、災害リスクや資産価値などについてお話しします。
子育て世帯にはどんなマンションがよいの?
子育てしやすい設備があるマンション
たとえば、天候に関係なく遊ぶことができるキッズ用プレイルームやプール、子ども向けの図書室などがあるところもあります。マンション内にある多目的室では、子ども向けの英会話教室やバレエ教室、書道教室などが行われているところもあるようです。
マンションの敷地内にコンビニやスーパーがあるところであれば、毎日の買い物にも便利ですね。近くの商業施設やスポーツクラブまで無料送迎バスが出ていることもありますよ。
子どもが通う幼稚園や学校のアクセスがよい
子どもが通うことになる公立小学校へ行くまでに交通量の多い危ない道はないか、不審者が隠れていそうな治安の悪そうな場所はないかなど、しっかりとチェックするようにしましょう。実際にマンションから小学校まで歩いてみると分かりやすいはずです。
長く住むことを考えると、小学校だけでなく中学校や高校についても調べておくと安心ですね。公立の場合、住んでいる地域により学区も変わってくるので、先のことまで考え、パパとしっかりと相談するようにしましょう。
セキュリティ面や防音性に優れている
まず、そのマンションの近くで不審者によるトラブルや子どもの誘拐事件などが起きていないか、確認することも大切です。東京都内であれば、警視庁による犯罪マップでチェックすることができます。
マンションのエントランスのセキュリティや、警備員や守衛が常駐しているかなどについても聞いてみるようにしたいですね。何かあったとき、すぐに誰かに駆けつけてもらえる環境であれば安心です。
子どもといると、子どもの声や遊ぶ音で近隣に迷惑をかけていないか、心配になるママもいることでしょう。また、室内で周りの音はどの程度聞こえるのかについても注意したいですね。
マンション購入に失敗しないための注意点
どんな住民が住んでいるのかチェックする
特に子育て世帯がどの程度入居しているのか、入居したい部屋が決まっている場合は部屋の両隣り、真下と真上にはどんな住人が暮らしているのかなどについても知っておくようにしましょう。仲介してくれる不動産会社に聞いてみると、教えてくれるかもしれません。
子育て世帯が多いマンションであれば、子どもの泣き声や騒音などで迷惑をかけたときにも比較的理解を示してくれる可能性が高いです。逆に単身世帯が多い建物の場合は、子どもの声や音に寛容になれないタイプの人も多いので、注意したいですね。
図面だけでなくモデルルームも見ておく
できればモデルルームもしっかりと見ておくようにしたいですね。モデルルームを見るときには実際にメジャーで計りながら見学すると、今使っている家具との相性も確認しやすいですよ。
見学するときは、収納スペースの広さや家事のしやすさ、通路の広さやコンセントの位置、キッチンの使いやすさなどについてもチェックしてみましょう。
住宅ローンは無理のない返済計画を立てる
無理のあるローンを組んでしまうと、不測の支出があったときにローンが支払えないという事態も起こりかねません。そういったトラブルが起こらないように、少し余裕を持ったローン計画だと安心です。
ママとパパだけで計画を立てるのが大変な場合は、ファイナンシャルプランナーに相談してみるのも一案ですよ。ローン返済を含めたライフプランや資産運用などについてプロに相談してみましょう。
災害リスクや資産価値も考えて購入しよう
地震や洪水などの災害エリアを確認する
災害があってもそれに耐えることができる物件を探すようにしたいですね。
災害エリアについては、各自治体が発行しているハザードマップを参考にしましょう。また、マンションの契約をするときに不動産会社から渡される書類の一部にハザードマップが含まれているはずなので、それをチェックしてみるのもよいでしょう。
また、災害リスクに関する情報を物件ごとに確認できるサイトもあるので、地震や洪水、液状化現象など項目ごとにチェックしてみるのもよいですね。