2歳からの折り紙遊び!親子で楽しみながら指先のトレーニング
指先をたくさん動かすことは、脳の発達や成長を促すといわれています。親子で一緒に楽しみながら指先のトレーニングをするなら、折り紙遊びがおすすめです。今回は、2歳になる少し前から折り紙遊びを始めた息子が2歳半ごろによく作っていた、作ったあとも楽しめる折り紙作品をいくつかご紹介したいと思います。
指先のトレーニングが子どもに与える影響
脳に刺激を与えて成長や発達を促す
大脳は、運動能力、記憶力、思考力、言語能力などをつかさどっている器官です。この大脳の発達には、指先の運動による刺激が影響を与えるといわれています。
指先を動かすことで大脳が刺激され、関係する能力も活性化するというわけです。赤ちゃんは、寝返りができるようになる前から、指を握ったり指しゃぶりをしたりしますね。これも、大脳を刺激して成長や発達を促すための大切な行動なのだそうです。
小さいうちから指先のトレーニングをするとよいという話を、どこかで耳にしたことがあるママも少なくないと思いますが、これは単に指先が器用になるからという理由だけではなく、このように指先をたくさん動かすことで、脳の発達を促すためのものでもあるのです。
我が家の指先トレーニング法
我が家でも、実家の母からのアドバイスで、早いうちから息子の指先トレーニングを始めました。なんでも口に入れてしまう時期には大きめのブロックや積み木遊びなど、安全面を考慮して口に入れられないものを選ぶようにしました。
その後、シール貼りやパズルを取り入れ、お絵描きや折り紙と徐々に難易度を上げていきました。どれも楽しそうに遊んでいましたが、その中でも息子は折り紙遊びがお気に入りで、「何をして遊ぶ?」と聞くと、決まって「折り紙!」の返事が。
指先トレーニングのための遊びではありますが、トレーニングということを考えるよりも、指先を使う子どもが喜ぶ遊びを考えるとよいかもしれません。親子で楽しく遊んでいるだけで、結果的に指先をたくさん使えますよ。
作ったあとも楽しめる親子で作る四つの折り紙作品
自分で作った作品を別の遊びでも使えるということも、息子が折り紙遊びを好きになった理由の一つです。最初の二つは、おままごと遊びに使える「コップ」と「お財布」の折り紙作品をご紹介します。
1)「コップ」の作り方
こちらが「コップ」の完成品です。それでは一緒に作っていきましょう!
3.2でつけた目印の部分『●』に『○』を合わせて折ります
5のところで、折った部分を手前のポケットに入れると、蓋つきのコップを作ることもできますよ。
2)「お財布」の作り方
次は「お財布」を作ってみましょう。紙のお金を作れば買い物遊びもできますね。
1.点線の部分で半分に折り、折り目をつけて戻します
3.点線の部分で半分に折って、折り目をつけて戻します
4.裏返してから、左右それぞれ3でつけた真ん中の折り線まで折ります
通常の折り紙を使用した場合、出来上がりが少し小さめなので、2歳児では中に入れたものの出し入れが難しいかもしれません。
大きいサイズの折り紙やチラシを正方形に切ったものなどで作ると、おもちゃのお金やお手紙など、入れられるもののバリエーションが増えますし、出し入れもしやすくなります。