バンコクの幼児教育を知りたい。子どもに合う教育と幼稚園のタイプ
海外で生活をするときでも、子どもにはよりよい教育環境を作ってあげたいと思いますよね。今回はタイ・バンコクには「どういう幼稚園があるのか」や「現地で人気の遊べるスポット」「どういう習い事があるのか」など幼児教育事情や子育て環境について調べてみました。
子どもと親に優しい!バンコクの子育て環境
タイ人は基本子ども好きばかり!
「赤ちゃんを抱っこさせて」や「一緒に写真を撮ってもいい?」など、子どもと一緒にいるとよく声をかけられるそうです。
また子ども連れにはとても優しくしてもらえます。電車内では席を譲ってもらえますし、子どもが泣いていたら一緒にあやしてくれることもあるみたいです。
またほとんどの飲食店では子ども連れでも歓迎してもらえます。パパやママがゆっくりと食事ができるように、店員さんが子どもと遊ぶこともあるそうです。
飲食店に限らず美容院やネイルサロンなど、日本だと子ども連れは躊躇してしまうお店も子どもと一緒に行くことができますよ。
自然豊かな公園や室内遊び場もたくさん
その中でもバンコクにある「子ども博物館(Children's Discovery Museum)」はとても人気です。政府運営なので、入場料無料なのが子ども連れには嬉しいポイントですよね。
屋外と屋外に遊具施設もありますし、職業体験コーナーもあります。図書館で本を読むこともできますし、いろいろな実験をできるブースもあるみたいです。
0歳~2歳・2歳~6歳の子どもだけが遊べるブース、水遊びができるブースなど、赤ちゃんからお兄ちゃんお姉ちゃんの年齢まで1日中楽しむことができますね。
ほかにもサイクリングができる公園やセントラルワールドというショッピングモール内にも無料の遊び場がありますよ。
選択肢豊富な幼稚園やスクール
また教育に力を入れているところ、緑いっぱいの敷地内で遊ぶことをメインにしているところなど、教育方針もさまざまです。「選択肢が多すぎて悩んでしまう」という声もありました。
日本の幼稚園は3歳児から入園できるところが多いと思いますが、バンコクの幼稚園は早いところだと1歳6カ月から入園することができます。
毎日通うこともできますが、「週に3日だけ」など限定して通園する家庭も多いようです。基本的に空きがあれば、何月からでも入園できますが、人気のある幼稚園は入園待ちがある場合もあるそうですよ。
就園前の子どもに人気の幼児教育
人気幼児教室「ジンボリー」
「Music」では踊りやリズム、楽器、メロディーなどを体感し、こころと体の繋がりを刺激することを目的としています。「Art」では絵を描いたりすることで、創造力や表現力を高め、自分の思いをかたちにすることを学びます。
子どもだけが学ぶスクールではなく、親も一緒に学ぶことができるのが、人気の理由の一つです。スクールで学んだことを家で実践することができますね。
トライアルレッスンもあるようで、気になったら一度試してみてはいかがでしょうか。
3歳までの能力開発「キッズファースト」
「幼児教育が国の未来をつくる」という考えを基に、25年以上のインターナショナルスクール経営の経験を活かした内容となっています。
学習プログラムは3,600種類以上用意されており、子どもの成長にあうもので学習することができます。普段自宅では体験できないことをたくさん体験することができますね。
親と子どもが一緒に学ぶ「親子クラブ」と、託児の「ナーサリー」の2つのクラスがあるようです。子どもが飽きないように、部屋を移動したり、道具を使い分けたりと工夫もされています。
日本人の講師も在籍されており、無料トライアルもできますよ。
やっぱりスイミング「ベイビー・プール」
室内プールを利用するので、日焼けの心配がないのも嬉しいポイントですね。
見学は予約なしでも可能なようです。無料のトライアル教室は予約が必要で、2名以上トライアル希望者がいないと体験ができないとのことです。
イギリスやオーストラリアの世界的に有名な水泳コーチ協会の資格をもっている、経験も豊かな講師がたくさんそろっています。
英語やタイ語でレッスンが行われるそうですが、人形を使ってジェスチャーで教えてくれるので、言葉が分からなくても問題なく参加できますよ。
幼稚園はどうする?大きく分けて3タイプ
目指せ国際派!インター校
基本的に使用される言語は英語ですが、スクールによっては日本語やタイ語を併用していたり、中国語やフランス語が学べたりするスクールもあるようです。英語・中国語・タイ語のトリリンガル教育のスクールもあります。小さいころから複数の言語に触れることができるのが魅力ですね。
モンテッソーリ教育のスクール、IPCカリキュラムのスクール、日本の文科省幼稚園教育要綱に基づいたスクールなど、教育方針はさまざまです。
タイをはじめとした各国の子どもが通っているスクールもあれば、通っているのはほぼ日本人の子どもというスクールもあります。