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生理前ってどうしてイライラするの?自分なりの対処法を見つけよう

生理前ってどうしてイライラするの?自分なりの対処法を見つけよう

生理前はイライラしたり、肌荒れや便秘などの体調不良が起きたりすることが多いですよね。女性の体はホルモンの働きによって左右されやすく、生理前にイライラしてつい子どもにきつく当たってしまうこともあるでしょう。そうならないためにもママに合った対処法を見つけましょう。

「生理前のイライラ症状」があらわれる要因

女性ホルモンの変動で心の変化が生じやすい

女性の体はホルモンと大きく関係しています。妊娠や出産を機にホルモンのバランスが崩れてしまい、生理前にイライラする回数が増えたママもいるのではないでしょうか。

一般的に、女性ホルモンの分泌量は年齢や生理周期によって異なります。生理のリズムは、卵胞ホルモンであるエストロゲンと黄体ホルモンであるプロゲステロンの分泌量で決まります。一般的な生理周期である約1カ月を1サイクルとし、生理が始まってから約14日目に排卵が起こります。

排卵が起きる直前にエストロゲンがピークになり、排卵日を過ぎてから段階的に少なくなります。反対にプロゲステロンは、排卵日を過ぎてからピークを迎えます。この女性ホルモンの変動により、ママの心の変化が生じやすくなるそうですよ。

性格も「イライラ症状」の出やすさに関係が

すべてのママが生理前はイライラするとは限りません。顔や体型など個人差があるように、性格や考え方もママによって異なりますよね。以下のような性格は、生理前にイライラしやすいといわれています。

「何に対しても律儀で真面目である」「完璧主義」「頑固」「こだわりが強い」「負けず嫌いで自分に厳しい」「我慢しやすい」「過去にストレスから疾患を患ったことがある」「感情を表に出すことが得意でない」などです。

当てはまる項目が多ければ多いほど、生理前のイライラ症状があらわれやすい傾向があるそうです。すべてのことに対して厳しくきっちりと取り組むことは、素敵なことです。しかし、無理を続けていると体調不良を引き起こす原因になるので、心に余裕を持つことも大切ですよ。

許容量を超えた育児疲れもイライラの助長に

子どもが生まれると、ママの生活の中心は子どもになりますよね。今日は洗濯と掃除をして、余った時間はゆっくりと過ごそうと予定を立てていても、子どもが泣いたりお昼寝の時間がずれたりして、思うように実行できないこともあるでしょう。

生理前にイライラしてしまう要因には、日々の育児でママの体が疲れてしまい、キャパオーバーを起こしていることが関係しているかもしれません。もともと体力がなかったり、育児だけでなく家事などすべてのことに完璧を求めたりするママは、自身の許容量を超えてしまっていることが多いそうです。

イライラして子どもに当たってしまうことが多い場合は、ゆっくりと休む時間を作る必要があるのかもしれませんね。

生理前のイライラを抑えるための対処法とは

適度な運動と十分な睡眠を心がけよう

生理前のイライラを抑えるには、適度な運動と十分な睡眠が効果的だといわれています。軽い運動を行うことで、血液の巡りがよくなり冷えが起こりにくくなるそうです。生理前に子どもと散歩をする時間を増やしたところ、実際に生理中にイライラする回数が減ったというママもいますよ。

気をつけたいのが、ママが続けやすい軽い運動を取り入れるということです。ハードすぎる運動だと続かなかったり体が疲れてしまったりして、さらにイライラしてしまうことがあるので注意が必要です。

またしっかりと睡眠を取ることで、体の疲れが取れたり、女性ホルモンのバランスが整いやすくなったりするそうですよ。子どもが寝ているときはできるだけママも一緒に寝て、体を休めましょう。

野菜や果物などの食べ物を意識して摂ろう

生理前のイライラ症状を軽減させるには、食事にも気をつけるとよいでしょう。栄養不足が原因でイライラしてしまうのかもしれません。

生理前におすすめなのは、カルシウムやビタミンB6が豊富に含まれた食材です。普段の食事に取り入れると、イライラする回数が減るかもしれませんよ。

イライラには、カルシウムが効くとよくいわれますよね。カルシウムには興奮や緊張などの刺激に対する神経の感受性を緩和し、イライラを和らげる作用があるそうです。カルシウムが豊富な食材は、チーズや牛乳などの乳製品、小松菜、切干大根などです。

またビタミンB6は神経伝達物質の合成に関係するため、精神状態の安定に繋がります。ビタミンB6が豊富な食材は、レバー、さんま、バナナなどです。

毎月のイライラを辛く感じるなら婦人科へ

生理前のイライラが原因で子どもにきつく当たってしまい、後から悲しくなってしまうこともありますよね。優しいママでいたくても、自分ではどうしても抑えられないこともあるかと思います。

そんなときは無理をせず、婦人科を受診しましょう。婦人科を受診するとママの症状についてのカウンセリングから始まり、生活指導や薬の処方などが行われます。症状に合わせて最適な対処法を教えてくれるので、ママの心が軽くなることもあるでしょう。

生活指導の場合は病状日記をつけて、どのようなときにイライラが出やすいのかある程度把握するようにいわれるそうです。薬を処方される場合は、漢方やピルなどを使用して女性ホルモンの変動を減らすようにするそうですよ。

イライラを子どもにぶつけないための対策

カッとしたら深呼吸!一旦その場を離れよう

心に余裕がない人は、イライラしやすい傾向にあります。一度イライラしてしまうと、気持ちの切り替えが上手にできずそのまま深みにはまってしまうこともありますよね。多くのママは、子どもが自分の思いどおりにいかないことに対してイライラしてしまいがちです。

例えば、「食事中に遊び食べをしてなかなか食事が終わらない」「寝かしつけに時間がかかっている」「買い物中にだだをこねて、おもちゃを買ってもらおうとする」などです。思い当たるママも多いのではないでしょうか。

イライラしてしまった場合は、子どもに当たる前に深呼吸をしましょう。一旦その場から離れて子どもと距離を空けることも、気持ちが落ち着くのでおすすめです。気持ちの切り替えができたら、再度子どもと向き合いましょう。
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