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自宅出産のメリットとリスクは?移動が間に合わない際の対処法も紹介

自宅出産のメリットとリスクは?移動が間に合わない際の対処法も紹介

いよいよ陣痛!自宅出産の当日の流れ

陣痛が始まったら助産師に連絡し準備する

陣痛はある日突然スタートします。あらかじめ出産が近いかもしれないということは予測できるかもしれませんが、正確な日時をいい当てることは誰にもできません。

いざ、陣痛が始まったらまずは助産師に連絡して指示を仰ぎます。食事を済ませておく、シャワーを浴びておくなど出産に備えた準備が必要なケースもありますので、陣痛の波が引くタイミングで済ませておくようにいわれることもあります。

また、パパが自宅にいない場合には自宅に戻ってもらうように連絡をしたり、サポートしてくれる人へも連絡が必要になります。助産師が自宅に到着するまでに連絡を済ませておくようにいわれることもありますので、事前に連絡先が分かるようにしておきましょう。

普段どおりに過ごし、好きな姿勢でお産

陣痛は弱い痛みから始まり、だんだん強い痛みへと変化していきます。その後痛みと痛みの間隔が縮まっていって赤ちゃんが誕生します。

自宅出産の最大のメリットは、ママが自由に動くことができるので、陣痛の痛みを逃しやすいという点です。人それぞれ陣痛の痛みが逃しやすい体勢があると思いますので、いろいろな体勢をとってみて一番楽な体勢をみつけましょう。

できるだけ普段通りに生活することが出産をスムーズにするためのコツにもなりますので、動きたいように動いてみてくださいね。また、パパに体をさすってもらいたい、体を押してもらいたいなどお願いするのもよいと思います。

痛みを少しでも楽にできれば陣痛も乗り越えることができそうですね。

出産後は助産師に産後ケアに来てもらう

赤ちゃんが無事に生まれてきても、そこで助産師の仕事が終了するというわけではありません。ママの体のケアや、赤ちゃんのケアも引き続きサポートしていくことになります。

だいたい産後5日から7日間ほどの間は、毎日助産師の訪問があるケースが多く、子宮の収縮状態や、むくみ、出血の様子などをチェックしてくれます。また、赤ちゃんも、黄疸が出てしまったり、急な体調の変化が起こる可能性がありますが、不安なときはいつでも助産師に相談できるので安心ですね。

ほかには沐浴指導や授乳指導など、赤ちゃんのお世話の仕方を教えてもらう必要もありますので、ママも少しの間は忙しく過ごすことになるかもしれません。大変ですが、頑張りましょうね。

自宅出産するときに考えられるリスク

モニターがないから緊急時の気づきが遅れる

通常、陣痛が強くなり病院へ行く場合には、到着後すぐにモニターという機械をお腹に巻いて赤ちゃんの様子や陣痛の波をチェックします。このモニターを継続的に続けることで、異常が見つかったときの処置を早めたり、帝王切開への切り替えの判断材料にもなります。

しかし、自宅出産では、自然の流れに任せて出産を進めることになりますので、モニターをつけずにおこないます。モニターをつけないことでママの負担が減る可能性はありますが、つけないからこそ緊急時の気づきが遅れるというリスクもあります。

モニターがない分、助産師はつねにママの様子とお腹の赤ちゃんの様子をチェックしていきます。しかしながら、お腹の外から感じる以外方法はないので慎重な判断が必要になります。

急変の際に医療ケアを行うまで時間がかかる

出産に「絶対安全」という言葉はありません。むしろ、どれだけ妊娠経過が良好なママであっても予測不可能なトラブルが起こりうると思っていたほうがよいかもしれませんね。

出産時には、ママが命を落としたり、その逆で赤ちゃんが出産の途中で亡くなってしまうケースもあります。病院であれば、こういった予兆が少しでもある場合には緊急帝王切開などの処置に素早く切り替えることができますが、自宅出産だとそれができません。

自宅出産中でも、トラブルがあればすぐに病院へ搬送することにはなっていますが、救急車が自宅に到着して、病院へ搬送するまで多少の時間がかかることは避けられません。急変の際には、1分でも早く医療ケアを受けることが重要になります。

赤ちゃん死亡率は病院出産の3倍かそれ以上

病院で出産をするメリットは、医療設備が整っていること、そして異変を感じたらすぐに適切な処置をしてくれることなどがあります。医療スタッフも助産師のみならず、産婦人科医師や小児科医、ほかの看護スタッフも複数名待機しているところもあるので、スピーディーな対応が可能になります。

ママの処置には素早い対応がもちろん大切ですが、それ以上に気にしなくてはならないのが赤ちゃんの状態です。産まれたばかりの赤ちゃんが急変した場合には、時間との勝負です。

自宅出産だと、緊急時の赤ちゃんの対応に時間がかかります。ですので、病院へ搬送するまでに状態が悪化してしまうことも考えられますし、死亡率も病院出産の3倍かそれ以上あるといわれています。

超スピード産で自宅出産となってしまったら

産まれそうなら産院に電話し救急車も呼ぶ

産院での出産の場合、陣痛がきた時点で助産師に連絡をします。陣痛の間隔がどのくらいなのか、痛みの程度などを伝えると、そのまま自宅待機なのか産院へくるのか指示がもらえます。

出産にかかる時間は、ママそれぞれ個人差があります。初産の場合には陣痛を感じ始めてからある程度の時間がかかることが予測されていますが、中にはあっという間に陣痛の間隔が縮まってしまうこともあるようです。

2人目以降の出産も同様で、まだ大丈夫だと思っていたら一気に陣痛が強くなることも珍しくありません。産まれそうだと感じたらすぐに産院に連絡します。

無理に自分の足で向かうのは危険ですので、救急車を呼ぶことも忘れないようにしてくださいね。

部屋を暖めてタオル、ビニールシートを準備

産院は、たくさんの赤ちゃんが誕生している場所なので、出産に適した環境が整っています。しかし、陣痛の進みが早くなり、産院まで間に合わない場合には、自宅で出産をしなくてはいけないときもでてきます。

自宅で出産する場合には、まず部屋を暖めます。赤ちゃんはママの温かいお腹の中で過ごしていますので、突然外の空気に触れるとビックリしてしまいます。

できるだけ温度差がないように部屋の中を暖めておきましょう。そして、タオルと大き目のビニールシートを準備します。

出産の際には、出血や羊水がともないます。部屋を汚してしまうことを避けるためにもビニールシートを床に敷いておくと安心です。

タオルは清潔なものを多めに準備しておきましょう。

赤ちゃんが産まれたらへその緒は切らない

赤ちゃんが産まれた直後に必要な処置といえば、赤ちゃんとママとを繋ぐへその緒の処置ですよね。よく出産を取り扱ったテレビ番組などでも、パパがへその緒を切るシーンが放送されているので、へその緒を切る作業が必要なのを理解されている人も多いのではないでしょうか。

しかし、自宅で出産した場合には、慌ててへその緒を切る必要はありません。へその緒を切る際には、しっかりと滅菌されたハサミで切る必要があります。

自宅で普段使っているハサミだと、清潔な状態ではありませんので、切断部分から菌が侵入してしまったり、炎症を起こす恐れもあります。産院にいくまではそのままの状態にしておいても問題はありませんので、無理して切らないように注意しましょう。

まとめ

自宅出産という出産方法はまだあまり浸透しておらず、初めて聞く人だとビックリするかもしれません。しかし、信頼できる助産師がいて、出産時にトラブルの可能性が低い場合には自宅での出産を選択できることもあります。

自宅での出産は、家族が応援するなか自分の好きなスタイルで出産に臨むことができます。苦しい陣痛も家族がいれば無事に乗り越えることができますよ。

ただ、病院の出産とは使用する器具や処置の方法に多少の違いがあります。ですので、緊急時のことも想定し、準備を整えておきましょう。
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