出産祝いにお花を贈ろう!贈る際のマナーや喜ばれる花は?
出産祝いで、子育てに役立つものを贈るのもよいですが、お花を贈るのも素敵ですね。出産祝いに向いている気のきいた花言葉や、出産祝いならではのアレンジメントを知って、頑張ったママに喜ばれるお花を贈りたいものです。今回は、お花を贈るときのマナーや、出産祝いにおすすめのお花を紹介します。
出産祝いにお花!贈る際のマナーは?
入院中は鉢植えではなく切り花にしよう
また、お花が退院後に届いてしまわないように、退院日も確認しましょう。基本的に入院日数は決まっていますが、例外として早く退院することがあります。
入院中に鉢植えを贈るのは「根付く=寝付く」と連想し、縁起がよくないので避けるのがマナーですよね。「出産は病気ではないので大丈夫なのでは?」と思うかもしれませんが、この場合も同じですので避けましょう。
逆に退院後は「子どもの成長を祈る」という意味になるので、鉢植えのお花や観葉植物を贈りたい場合は、退院後に自宅に贈るとよいでしょう。
散りやすい、匂いがきつい花は避けよう
きれいな切り花もたくさんありますが、アレンジメントだと、世話をする必要もないのでよいですね。病院に贈った場合も、持ち帰りやすくて便利ですよ。
また、産後体力の落ちているママと、敏感な赤ちゃんのいる部屋に飾る花ですので、花粉が飛びやすい花や、匂いがきつい花は、避けるようにしましょう。
縁起のよいお花や本数を選ぼう
白と黄色の菊は、仏花なので避けますが、オレンジやピンクの菊なら大丈夫です。シクラメンは「死・苦」を連想させ、アジサイは枯れて色あせてしまう、椿やチューリップは花が落下する様子がよくないとされています。
白・青・紫はお悔やみの色ですが、明るい色に混ぜて使うには問題ありません。また、男の子の色として青を使う場合、明るい雰囲気にしましょう。
お祝いごとでは、基本的に奇数を用います。 偶数は割り切れるので縁起がよくないとされ、「4=死」「6=仏事で用いる数字」「9=苦」は、避けた方がよい本数です。
出産祝いに向いている花言葉のお花は?
【男の子】ブルースター・青いアジサイ
まずは「ブルースター」です。小さな星形のお花で可愛らしいですね。花色は「ベイビーブルー」といわれ、男の子のラッキーカラーです。花言葉は「幸福な愛」「信じあう心」。
このお花は日本ではウエディングに使うことが多いのですが、西洋では、男の子の誕生を祝うときに贈る定番のお花です。
もう一つは「青いアジサイ」です。梅雨の季節になると、よく見かけますよね。長い雨の中でも耐え忍んで咲いていることもあり、花言葉は「忍耐強い愛」です。
ママの育児に通じるものがあって、これからの育児を応援する意味にもなりますよ。アジサイは、切り花よりも小さな鉢植えにする方が、管理がしやすいのでおすすめです。
【女の子】ピンクのガーベラ・ピンクのバラ
まずは「ピンクのガーベラ」です。明るく可愛らしい花束ができそうですね。ガーベラ全体の花言葉は「希望」「常に前進」といい、人生の始まりにぴったりの言葉です。
ピンクのガーベラには「思いやり」「愛情」という花言葉があり、ママから赤ちゃんへの愛情や、女の子に持って欲しい感情ですね。
もう一つは「ピンクのバラ」です。可愛らしさと華やかさをあわせ持つ花束ができそうですね。花言葉は女の子らしく「しとやか」「美しい少女」です。
また、バラは本数によって意味が違い、それぞれ違った愛情表現になっています。5本の「あなたに出会えたことの心からの喜び」は出産祝いにぴったりですね。
男女ともにおすすめはカスミソウ
カスミソウの花言葉は「清らかな心」「無邪気」「親切」「幸福」「無垢の愛」「感謝」「夢心地」など、幸せにつながる言葉がたくさんあります。
また、色別に見ると、白のカスミソウは「清らかな心」「親切」「感謝」ピンクのカスミソウは「切なる願い」「感激」になります。
ただ、カスミソウだけでは寂しいので、ほかのお花と組み合わせて贈るのがよいでしょう。見た目で組み合わせるのもよいですが、花言葉の意味を考えて組み合わせるのも面白いですね。
出産祝いにおすすめのアレンジメントや花束
【男の子】ベビーシューズのアレンジメント
男の子の場合、ベビーシューズのアレンジメントもよいでしょう。「赤ちゃんがスクスク育ちますように」という願いの込められた贈り物です。
リボンのついたベビーシューズ型の陶器に、ブリザードフラワーが入ったもので、品がよくインテリアとしてもおすすめです。
小さなぬいぐるみがセットになったものもありますし、色やお花の種類も豊富ですので、お気に入りのものを見つけて贈ってはいかがでしょうか?
ブリザードフラワーは、きれいなまま保たれるので、いつまでも変わらない想いを伝えることができます。
これは、女の子の色もありますので、女の子の出産祝いとしても贈ることができますよ。