産後ママは面会疲れに注意!義両親との面会はパパに協力してもらおう
赤ちゃんが生まれたというニュースに、直接お祝いしたくて病院まで面会に来る人もいるかもしれません。お祝いしてくれる気持ちは嬉しいものの、いざとなると面会を断るのもなかなか難しいですよね。そこで今回は、産後のママにとって面会はどれだけ大変なのか、できるだけ疲れないようにするコツなどについてお話しします。
産後のママは面会するのも大変な状態
産後のママは体調や気持ちが不安定
たとえ出産がスムーズに済んでも、妊娠中から体にかかっていた負担から回復するのに、産後1カ月はかかるといわれています。この1カ月の間にママが無理をして頑張りすぎてしまうと、体の回復が遅れたり、産後うつになってしまったりすることもあるので、あまり無理をしないように注意しましょう。
産後のママは体調や気持ちも不安定になりがちで、「いつものママと違う」とパパが感じることもあるかもしれません。しかしパパには産後のママの気持ちに寄り添い、サポートしてくれるようにお願いしたいですね。
入院中のママのスケジュールも大変
朝は7時ぐらいから朝食の配膳があり、1時間もしないうちに看護師が回ってきて、脈や血圧、体温のチェック。そしてその後に助産師が来て、傷をみたり、ほかに異常がないかどうかの診察があり、やっと落ち着いたと思ったら、授乳室で授乳の練習があります。
昼食後は沐浴指導やおっぱいマッサージ、授乳などが再びあり、その合間に入浴します。そして夕方18時には夕食、20時ごろに検温や脈、血圧チェックがあり、授乳室で赤ちゃんに授乳してから就寝です。
赤ちゃんのお世話で睡眠不足
もしくは、やっと眠れると思った瞬間に赤ちゃんが泣きだしてしまい、赤ちゃんのお世話をするうちにママの寝る時間がなくなってしまうこともあります。昼も夜も関係なく、赤ちゃんをあやしたり、おむつ交換や授乳したりなどのお世話をしていると、ママも細切れ睡眠になってしまい、まとまった睡眠をとることができません。
眠れない日が続くとママの疲れも溜まってしまうので、赤ちゃんを見に訪問客が来てもうまく対応できないこともあります。
産後の面会で疲れないようにしよう
面会はママの体調優先で考えよう
その状態で昼夜関係なく赤ちゃんのお世話も始まっているので、体力に余裕がないことがほとんどです。さらにノーメイクでパジャマ姿なので、たとえ仲のよい友人であっても「こんな姿あまり見せたくないな」と思ってしまうかもしれません。
友人が面会を望んできた場合、まずパパが一方的に面会日を決めてしまうのではなく、まずはママに相談してもらうようにしたいですね。ママの体調次第では面会は退院後に自宅までというようにしてもよいでしょう。
面会する人を事前にきめて伝えておこう
当日病院に来られてから「会うのは無理」と断わるのは難しいですよね。相手が面会に来る前に「入院中の面会は控えてください」というように伝えておくほうがよいでしょう。
パジャマ姿ということもあり、男性の訪問客にはあまり来てほしくない場合も、事前に決めて伝えておくことが大切です。産後のママの気持ちはデリケートなので、できるだけママの希望に添うよう、面会する人を決めるように心がけましょう。
病院で面会できなくても、退院後自宅で会う機会を作ってもよいですね。
面会に来てほしくない場合は事前連絡しよう
睡眠不足で疲れているところに、面会に来た人に笑顔で応対するのはとても疲れてしまいます。訪問客に気を遣う時間があれば、できれば眠りたいと思ってしまうこともしばしばあるかもしれません。
そんなとき、ママは無理して面会するのではなく、「誰とも会いたくない」という意思をパパを通して周りに伝えるようにしましょう。いやいやながら面会をしていると相手に不快な思いをさせてしまうかもしれませんし、相手にも余計な気を遣わせてしまう可能性もあります。