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つわりで悩むママにパパができること!妊娠への理解と対応のポイント

つわりで悩むママにパパができること!妊娠への理解と対応のポイント

赤ちゃんが無事育っているのか心配

妊婦となったママの中では「お腹の中の赤ちゃんが順調に育っているか」を常に気にかけるようになります。つわりで食欲が減ったときも、自分の体調よりも「赤ちゃんに栄養が届いているか不安」と感じるように、ママの最優先事項は「お腹の中の赤ちゃん」になるのです。

パパからみると「そんなに心配しなくても大丈夫では?」と感じることでも、ママは不安で仕方なく心を揺らすのです。食欲が減っても不安ですし、つわりが治まり食事が摂れるようになっても「食べ過ぎて太ったら赤ちゃんに悪い影響が出るかも」と思ってしまうのです。

パパとしては少し寂しいかもしれませんが、日常的な家事やパパのお世話よりも、ママは赤ちゃんを守ることを最優先に考え行動するのです。

パパや子どもに申しわけない気持ちも

ママの中で最優先事項が「お腹の中の赤ちゃん」となっていても、パパのことや、おにいさんやおねえさんになる上の子のことを忘れているわけではありません。お世話をしたいけどできないことを気にして、申しわけない気持ちになるママも多いのです。

パパが積極的に家事を担い、食事もスーパーやコンビニのお弁当で我慢してくれたり、まだ甘えたい上の子がママの体調を気づかってくれたりと、家族が優しく対応してくれればなお一層何もできない自分に落ち込むことがあるのです。

つわりがつらいとき家族がママのために頑張ってくれると、ママは申しわけないと感じてしまうことがあります。つわりが落ちつき、気持ちが明るく前向きになったときには、家族が協力してくれたとママは感謝するでしょう。

つわりで苦しむママに対するパパのNG行動

つわりがいつまで続くのか頻繁に聞く

妊娠前にはパパと出かけることが好きだったり、お世話好きだったりしたママもいるでしょう。ですがつわりが重く、体が思うように動かないため寝ていることが増えるママもいます。パパとしては早く今までのママに戻ってもらいたいため「まだつわりは治まらないの?」と聞きたくなるかもしれませんね。

ですが、ママは好きでつわりに悩んでいるわけでも、パパに心配をかけているわけでもないのです。

中には「いつまで続くの?」と聞くパパがいるようです。終わりが知りたいのはママだって同じです。いつ終わるかはママだって分からないのですから、聞かれてもどうしようもないのです。優しく声がけをしてママの体を気づかう方が、ママに精神的な余裕が生まれよい結果をもたらしますよ。

体調が悪くて休んでいるママを批判する

これから新しい家族が増えるため、パパは張り切って仕事に励んでいるかもしれませんね。パパの頼もしい姿勢はママにとっても嬉しいことといえます。頑張るパパは、家に帰ったときくらいゆっくりしたいと思う気持ちになりますよね。

そのようなときに妊娠中のママがつわりのために家事ができず、ソファーやベッドで横になっていると、つい「妊婦って寝ていてもよいからいいよね」「もう少し家事とかしてくれないかな」「こっちも疲れている」など体調が悪く休んでいるママを批判したくなるかもしれません。

妊娠中のママはパパと同じくらい、もしくはパパ以上につわりに悩み疲れ切っているのです。ママには今休息が必要であることを理解し、ママを批判しないようにしましょう。

ママが敏感になっている食べ物を口にする

妊娠前はスタミナがつくニンニクやショウガなどの匂いが強い食品を好んで食べていたというママでも、妊娠中は匂いが苦手となり、気持ち悪くなってしまうことは多いようです。好きだったからとパパが張り切ってスタミナがつく料理を作っても、匂いだけでママが具合を悪くしてしまうことはありますよ。

せっかくの厚意でも、つわりに悩むママには辛いだけです。同じ食卓にいるだけでも吐き気に襲われることもあるのです。

妊娠中にママが敏感になっている食べ物は、できれば家では食べないようにするとよいですね。匂いが後に残るような食べ物は、服についたり息に残ったりして結果的にママが体調を崩す可能性があります。料理以外でも、香水やお酒の匂いにも気をつけましょう。

つわりが辛いママのためにパパができること

ママの気持ちに寄り添って対応する

男性であるパパと女性であるママでは、思考回路に違いがあります。パパは結果を重視し、ママは相談をして過程を重視する傾向があります。パパが張り切って洗濯物を取り入れてたたんだとしても、ママは自分がやっていないことを責められているような気持ちになることもあるでしょう。

ママはつわりで辛いことをパパに伝え、共感してもらいたいと思っています。そのうえで、パパがママを気づかい手伝ってくれることを望んでいるのです。洗濯物を片付ける場合も、まずはママに「何か手伝うことはある?洗濯物を片付けようか?」と寄り添うことがポイントになります。

パパにとってはちょっと面倒かもしれませんが、ママに聞くことを加えるだけで、ママは気持ちに寄り添ってもらえていると思えますよ。

家事や育児をできるだけ手伝う

つわりの最中のママは匂いに敏感になることが多く、料理や掃除、ゴミ出しといった普段なら問題がない家事が難しくなります。パパが率先して家事を行ってくれればママは助かるでしょう。つわりの症状は日によってもまちまちなので、その都度「今日は何か食べられそうなものある?」「ゴミ出しをしてから出社しようか?」と声がけをするとよいですね。

上の子がいる場合、ママがつわりで上の子のケアができない場合があります。ママの妊娠中は率先して育児を担うことをおすすめします。せっかくなので、この期間に子どもとの関わり合いを深めるようにするとよいですね。

何かあったときでも、パパがいれば大丈夫とママや子どもから頼られる存在になれるようにしましょう。

妊娠や出産について積極的に学ぶ

お腹の中で赤ちゃんを育てるママは、妊娠や出産について事前に学び備えていることが多いですよね。一方でパパは、自分自身に変化がないために自覚が乏しく妊娠や出産についての知識もないことがあるようです。つまり、どこか他人事に感じているのです。

ママが購入してきた育児書や、育児情報サイトなどをチェックして、ぜひ妊娠や出産について積極的に学んでください。そして、今ママの体で起こっている変化について知る努力をしましょう。

パパがママの代わりにつわりや出産に耐えることはできません。ですが知識を得て理解することで、ママの気持ちに寄り添うことができるのです。パパがすべてを理解できなくても、理解しようとしてくれる気持ちがママには嬉しく感じますよ。
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