早産リスクの山場になる34週出産!その理由と早産兆候について
多くの妊婦さんは、お腹の張りを感じます。妊娠後期になれば、お腹の張りを感じることも多くなりますが、出産予定日はまだ先なのに、頻繁にお腹が張るというママは気をつけましょう。
お腹の張りを感じたら、しばらく横になるか、らくな姿勢になりましょう。すぐ張りがおさまる場合は問題ないことが多いですが、定期的な張りや、10分間隔より短い場合は病院に連絡をしましょう。
不正出血があった場合も、病院へ連絡をします。出産前になると「おしるし」とよばれる出血があるママも多くいますが、正期産に入るまでに出血があるとトラブルの可能性も考えられます。
おりものと間違えないで!前期破水
正期産に入った妊婦さんの場合、問題なくお産につながることが多いですが、妊娠37週未満の前期破水の場合、早産になる可能性があります。おりものや尿漏れと間違えやすいので気をつけましょう。
前期破水は、陣痛が起こる前に破水することをいいます。妊婦さんの10人中1~2人にみられ、珍しいことではありません。
しかし、正期産以前の前期破水は、赤ちゃんが未熟な可能性もあるので、感染予防のための抗生剤や、子宮収縮抑制剤を点滴で投与し、在胎週数をのばすために入院をし経過をみます。
妊娠期間中は周りに頼り身体を大切にしよう
妊娠中は、ホルモンバランスが崩れやすく、普段では平気なことも、ママが気づかないうちにストレスになっているケースもあります。なるべくストレスをためずに発散して、お腹の赤ちゃんに話しかけたり、胎動を感じたりしながらゆっくりとした時間をすごしましょう。
お仕事をしている妊娠中のママも多いですよね。妊娠前と比べると、体も疲れやすくなっていますし、思うように作業ができずストレスに感じるかもしれません。
疲れや、ストレスを感じた場合は、仲間を頼りましょう。そうすることで赤ちゃんを守ることにつながりますよ。
まとめ
なかには、自宅で安静でいる生活を指示されたり、24時間ずっと点滴をしながら入院生活をおくったりする場合があるかもしれません。しかし、赤ちゃんが元気に生まれてくるためには、34週を目標に少しでも長くママのお腹にいることが大切ですよ。
無事に赤ちゃんが生まれるように、ママはゆっくりした時間をすごしてくださいね。