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ヨガと同じ床の雑巾がけポーズで安産に?ママにおすすめのポーズ

ヨガと同じ床の雑巾がけポーズで安産に?ママにおすすめのポーズ

昔から雑巾がけをすると安産に、トイレ掃除をするときれいな赤ちゃんが生まれるなどと言われてきましたが、その根拠はどこにあるのでしょうか。そこで今回は、雑巾がけが安産に効果がある理由とおすすめのヨガポーズ、母子ともに健康な出産をするために注意したいことなどについてご紹介します。

雑巾がけがよいとされる理由を知ろう

雑巾がけの体勢は四つん這いポーズ

「雑巾がけをすると安産になる」と言われる理由は、その姿勢にあります。普通、雑巾がけをする場合、両手両膝を床につけて、四つん這いになるのではないでしょうか。

この姿勢が股関節を柔軟にし、腹筋や骨盤底筋を鍛えるのに役立ちます。雑巾を持った腕は左右に大きく動かすので、これが刺激となり陣痛を促し、安産へと導くとも考えられています。

ただし、子どものころ雑巾がけで競争をしたような、膝をつけない姿勢で雑巾がけをすると逆効果になりますので注意が必要です。膝をつけないと、お尻が持ち上がるので逆子や臨月になっても赤ちゃんが下がってこないなどのリスクがあります。

また、安産のために雑巾がけをするなら妊娠後期、とくに臨月に行ってみましょう。

雑巾がけでよい運動に!その効果

妊娠中は適度な運動をすることが推奨されていますが、特別な運動をしなくてもきちんと家事をこなすだけでかなりの運動量になります。その中でも雑巾がけをすることが、妊婦にとって望ましい股関節、骨盤底筋を使うのでおすすめです。

また、立って行う運動よりも、両膝がついているので腰や背骨への負担が少ないこともポイントです。お腹が大きくなってくると、足元が不安定になり、飛んだり跳ねたりすることも難しくなります。四つん這いでできる雑巾がけで体力をつけるという方法が妊娠中にはあっています。

やってみればわかりますが、一部屋を雑巾がけするだけでもかなりの体力を使います。腕や太ももなども疲れますので、家の中でできるよい運動になりますね。

カギは臨月、おすすめはトイレ掃除

臨月になると身体を動かすのがおっくうになりがちですが、そんなときこそ雑巾がけをエクササイズだと思って頑張りましょう。「トイレ掃除をするときれいな顔の子が生まれる」ともいわれますので、トイレ掃除をするのもおすすめです。

トイレ掃除は狭い空間の中で立ったり、しゃがんだりを繰り返しますので、雑巾がけ同様、股関節を柔軟にするなどの効果があります。手早くこなせば20分程度で壁、床、便器など一通りの掃除ができますので、1回の運動量としても妊婦には十分です。

さらに、きれいな子がうまれるというジンクスがあれば、毎日の習慣としても取り入れることができそうですね。安産にも効果的で家の中もきれいになれば一石二鳥です。

運動嫌いでもできるそのほかのヨガポーズ

カパラ・バーディ呼吸法 ヨガの基礎

運動嫌いのママでも簡単にできるヨガポーズがありますので試してみましう。

出産時の呼吸法としても役立つのが「カパラ・バーディ呼吸法」です。ヨガの基礎ともいわれる呼吸法で、妊娠中のマタニティヨガでも積極的に行われるエクササイズです。

まずはあぐらをかいて、背骨をまっすぐに、骨盤を立てるような意識を持ちながら座ります。そのまま、おへそのしたにある丹田という場所を意識しながら、鼻から「ふっふっふっ」と息を吐きます。

息を吐ききったら、次に鼻から息をたっぷり吸って、鼻から「ふっふっふっ」と息を吐くことを繰り返します。丹田はちょうど子宮がある場所に近いので、優しく意識しながらエクササイズしましょう。

「開脚のポーズ」股関節を柔軟に

股関節周りをほぐしておくことが安産にもつながります。「開脚のポーズ」を行って柔軟な股関節を手に入れましょう。

横開脚は股関節の柔軟性を高めるのに最適なエクササイズですが、無理をすると逆に痛めることにもなりますので、呼吸を止めない、勢いをつけないことを守って安全に行います。

まず、あぐらをかいてから片足の膝を伸ばし、曲げている方の膝に手を添えます。伸ばした方の足に身体を傾けてお腹と太ももをつけるようにストレッチしましょう。

そのとき息を吐きながら、吸いながら身体をもとの位置に戻します。いったん足をあぐらの状態にもどし、反対側も同様に行います。

最後に両足を左右に開き、無理のない範囲で前屈してみましょう。

「しゃがみのポーズ」骨盤底筋を伸ばす

安産に効果てきめんのヨガポーズとしておすすめなのが「しゃがみのポーズ」です。骨盤底筋を鍛え、会陰や産道を柔らかくする効果も期待できます。

足を肩幅に開いてからゆっくりと腰を落としてしゃがみます。このとき、つま先も外に開くと安定します。

足の内側でひじを張り、両手を合わせましょう。膝の内側にひじを当てて、内側から外に押しひろげるように両手を広げながら股関節を外旋させます。息を吸いながら広げ、吐きながらゆるめることを2、3回繰り返してください。

両手を床につけ、正座の姿勢になってから上体を起こし、深呼吸すればエクササイズの終了です。逆子の場合や、お腹が張りやすい人は症状が悪化しやすいので控えましょう。
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