妊娠35週はまもなく臨月!ママと赤ちゃんの様子や気をつけること
パパとたくさん話しておくことも大切
パパが育児参加できるような環境作りを
パパの中には、ママのサポートをしたくても何をすればよいのか分からない場合もあります。妊娠中からパパが育児参加できるような環境を作ることで、産後のサポートも期待できるでしょう。
赤ちゃんに必要なベビーグッズを一緒に選んだり、産院の両親学級に参加したりするなど、パパと一緒にできることはたくさんあります。妊婦健診につき添うパパの姿も多く見掛けますよね。
仕事などで忙しく、なかなか時間を取れないパパは、エコー写真を見て赤ちゃんの話をしたり、大きくなったママのお腹に触れ、優しく声を掛けたりするとよいですよ。
パパにして欲しいサポートを伝えよう
個人差がありますが、妊娠35週のママはどんどんお腹が大きくなり、動機や息切れをしやすくなります。また、貧血や妊娠高血圧症候群、早産にも気をつけたい時期です。ですから、体を休めたり十分な睡眠を取れたりできるような環境作りのサポートを、パパにお願いしましょう。
また、入院や出産の準備や流れを一緒に確認しておくのもよいですね。上の子がいる場合は、普段の過ごし方、幼稚園や保育園の送迎などについても伝えておきましょう。
余裕がありそうなパパには、掃除や洗濯などの基本的な家事を一緒に行って、方法を覚えてもらってもよいですね。
赤ちゃんが誕生する楽しみを共有しよう
産院や自治体が実施する両親学級への参加をきっかけに、よりパパになることを意識するようになったり、積極的にママのサポートをするようになったりするケースも多いそうです。ママは、そのようなパパの気持ちを大切にし、感謝したいですね。
また、赤ちゃんが生まれてからは、夫婦でゆっくりした時間を過ごすことが難しくなります。赤ちゃんの名前を決めたり、育児について話したりして出産まで充実した時間を過ごしましょう。
赤ちゃんを迎えるための最終確認を
お産が始まる流れを再度チェックしよう
お産の兆候は人それぞれで、中にははっきりとした兆候がないまま急に破水して、どんどんお産が進むママもいます。しかし、「おしるし」といわれる少量の出血があり、前駆陣痛を経て本陣痛を迎える流れが一般的です。
おしるしや規則正しいお腹の張りなど、お産の兆候が見られたら、まずは落ち着いて状態を確認し、産院に報告して指示を仰ぎましょう。お産に対して恐怖心や不安を抱いているかもしれませんが、焦らなくてよいですよ。しっかりとシミュレーションして、来るべきに日に備えておきましょう。
入院セットをまとめておこう
とくに入院セットは、直前のママの状態や気分などによって持って行くものが変わる可能性もあります。必要最低限のものに加えて、リラックスして過ごすための音楽やアロマなど、もう一度考えてみるのもよいでしょう。
また、入院セットは「お産の前に使うもの」「産後に使うもの」「赤ちゃんのためのもの」「貴重品」などのように、袋を分けておくと便利ですよ。入院時は産前に必要なものだけ持って行き、産後家族にそのほかの荷物を持ってきてもらうとスムーズです。
産後の手続きの確認や内祝いの検討も
〈産後必要な手続き〉
・出生届
・健康保険加入
・出産育児一時金
・乳幼児医療費助成
・児童手当
・高額療養費
・出産手当金
・育児休業給付金 など
パパにお願いするもの、ママが会社に申請するものなどを分けて、それぞれの手続き期限を確認しておきましょう。
また、産後は赤ちゃんのお世話とママの体調回復のため、あっという間に1カ月が過ぎていきます。意外と手間が掛かる内祝いの検討を、この時期にある程度しておくと焦らずにすみますよ。
まとめ
産後は、妊娠出産がどのようなものだったかも忘れてしまいそうなほど忙しくなります。ですから、今のうちにできることはしておきましょう。確認事項をリストアップして、落ち着いてお産が迎えられるとよいですね。
赤ちゃんとママの体を第一に考えながら、残り少ない妊婦生活を楽しみましょう。