出産にまつわる「割合」を特集!気になる出産年齢や方法について
無痛分娩の割合や満足度とその理由について
無痛分娩については、肯定的な意見が半数以上を占め、否定的な意見は23%でした。肯定的な意見の理由として「産後の体力を温存するためにもお産のダメージは軽くしたい」などがありました。
否定的な意見は「医療事故がおこるリスクがこわい」という声がありました。無痛分娩を行ってみての満足度を調べたところ、64%が「満足した」と回答し、「どちらともいえない」が29%、残りの7%が「満足しなかった」と回答しました。
満足しなかった理由は「費用が高い」や「急な破水などがあった場合、無痛分娩の処置ができなくなった」などの不満があるようです。
帝王切開になる確率や予定と緊急の割合
<予定帝王切開>
逆子や胎児発育不全など、妊娠中に経腟分娩が難しいと医師が判断した場合に、妊娠36週以降の出産予定日よりも前に手術の日取りを決め、切開手術の分娩を行います。
2011年の出生数約105万人に対して予定帝王切開は約12万人というデータがあります。
<緊急帝王切開>
妊娠中や分娩中の母子の状態が危険な場合に、緊急で切開手術の分娩を行います。同じく2011年のデータによると約8万人が緊急帝王切開を行っています。
まとめ
なにをもって「出産適齢期」なのかは、人それぞれなのではないでしょうか。年齢を重視する場合と、仕事や自分のプライベートを重視する場合では、適齢期は変わってきますよね。
今回は、出産平均年齢や高齢出産の割合、日本の出生率などをご紹介しましたが、平均はあくまで平均なので、出産の心構えをする一つの指標になれば幸いです。