出産後の食事で気をつけたいこと！産後の食事作りと育児の両立のコツ

2019,9,27 更新

無理なダイエットをせずバランスよい食事を

妊娠中に増えすぎてしまった体重は、産後6カ月ごろまでが比較的落としやすい時期だといわれています。しかし、ママの中には出産後すぐに元の体型、体重に戻したいと無理なダイエットをしてしまうケースも多いようです。

自分では大丈夫だと思っていても、産後はホルモンバランスも乱れがちですし、睡眠不足が続くこともあり疲労が溜まっていることもあるでしょう。それに加えて無理なダイエットをすることは、心身ともに負担が大きく体調不良につながる恐れもあります。

赤ちゃんとの生活に慣れ、体調が十分に回復してからでもダイエットは遅くはありません。まずは毎日の食事をバランスのよいものにし、1日3食欠かさず食べるように意識してみましょうね。

食材によっては注意が必要なものも

出産後の食事で、絶対に食べてはいけないという食材はないものの、食べる際に注意が必要なものもあります。特に、赤ちゃんに母乳をあげている場合には、母乳の質を低下させる恐れがあったり、乳腺の詰まりなどのトラブルが発生したりする危険もあります。

注意が必要な食べ物として、甘いお菓子などの砂糖がたっぷり含まれたものや、揚げ物などの過剰摂取も控えたほうがよいでしょう。産後はストレスを感じやすいのでおやつをちょこちょこつまむことで激太りをしてしまう恐れもありますからね。

またお寿司やお刺身などの生ものもなるべく避けたほうがよいといわれています。食中毒やノロウィルスに感染する危険性や、母乳に魚の生臭さがうつってしまうこともあるようですよ。

まとめ

出産後とはいえども、赤ちゃんや上の子のお世話、家事などもあり、ママはゆっくりと休むことができないことも多々あると思います。しかし、母乳育児をしている場合には消費カロリーも多く、体は多くのエネルギーを必要としています。

産後の回復を早めるためにも、栄養バランスのよい食生活が大切です。冷凍食品を使ったり、ネットスーパーを利用したりするなど工夫して、ママの負担を極力軽くしながら食事の準備ができるとよいですね。