夫婦で子育てに疲れてしまった。解決策やストレスの発散方法を紹介
夫婦で頑張ってきた子育てが、気がつけばお互いの不満をためてストレスの多い毎日の原因になってはいないでしょうか。「子はかすがい」といわれますが、実は育児のせいで夫婦の関係が悪化することが多くあります。パパとママ、2人が寄り添って子育てできるようになる解決策やストレス発散法をご紹介します。
ワンオペ育児になりがちな家庭の特徴
互いの役割を押し付け合う夫婦
ですが「パパは仕事に行って当たり前」という気持ちがあると、パパに育児参加や家事の手伝いを頼みにくいこともあるのではないでしょうか。このように、ママは育児と家事、パパは仕事、と役割をバッサリ分けてしまうと助け合いができなくなってしまいます。
家事の分担をしている家庭でも、決められた役割以外はやらなくてもいいという考え方があると問題です。家事や育児は臨機応変に、即時対応でやらなければいけないことが多いので「私の役割はこれ」と決めつけるのは控えましょう。
育児疲れのサインに気づかない夫婦
育児疲れのサインをパパに出してもなかなか気がついてもらえないことがあります。ママがいくら愚痴や不満をいっても「またか」という態度で聞き流されてしまうとがっかりしてしまいますね。
不満は積もり積もって爆発してしまうこともあり、そうなって初めてパパに気がついてもらえることにもなります。中にはママに泣かれて初めてことの重大さに気がついたパパもいます。
ママもヒステリックに感情をぶつけるまで疲労をため込んでしまいました。しかし、そうなる前に、少しずつでも不満を解消し、疲れを癒せる夫婦関係でありたいですね。
パートナーに対する不満しかいわない夫婦
当たり前のことには感謝ができませんので、出てくる言葉は不満や苛立ちを含んだものになってしまいがちです。手伝ってもらったことに対して「そうじゃない!」といってしまったことはないでしょうか?
パートナーに不満があることはおかしなことではありませんが、いつも不満を口にしていると、本当にパートナーのことを嫌いになってしまいそうです。
それよりも、一緒にいることに感謝しながら過ごせるよう、言葉も行動も選びましょう。
ワンオペ育児を見直す解決策
育児に完璧を求めない
育児で完璧を目指そうとすると、早いうちから疲労とストレスがたまってしまいます。できないことに苛立つと、赤ちゃんや子どもにもその気持ちが伝わって、ますますうまくいかなくなってしまいます。
育児も家事も適当くらいでちょうどいいのですが、完璧主義のママになるほど「あれもこれもしなくちゃ」と手を抜くことができません。できれば、自分なりのルールを決めて、休息をとることも予定に組み込みましょう。
家事も育児も60%できれば上々と考えるようにすると楽になりますね。
得意分野で育児貢献。男性脳と女性脳から
まず男性脳は、細かいことは気にならず、理性的で空間認知能力に長けています。一方の女性脳は、感情や状況の細かな変化を察知することができ、言語能力も高いといわれています。
細かな気遣いが必要な育児はやはり女性の方が得意といえますが、パパにもダイナミックな遊びができるという得意があります。もちろん、個人差もあるので男性脳、女性脳だけで分けることはできませんが、こうしたことを覚えておくだけでもお互いの理解が深まります。
言葉やメッセージで直接感謝を伝える
ただ、ママの方からもパパに「ありがとう」の一言を出し惜しみしないように心がけてみてください。パートナーに対する不満が少しでもあると、素直に感謝するのが難しくなることがあります。
自分がして欲しいことはまず、率先して自分から行うことも人間関係を上手に形成するには大切なことです。夫婦はもっとも深い人間関係ですが、そこに甘えてはいけませんね。
ストレス発散方法を活用しよう
夫婦それぞれ1人時間の確保をしよう
「パパは仕事で毎日外に出ているから必要ない」なんて意地悪なことは考えずに、お互い趣味に使える時間や1人きりになれる時間を確保できるように工夫してみましょう。子どもがいればどちらかがお世話をすることになりますが「パパの趣味の時間はママが子どものお世話をしている」とパパも改めて実感できるチャンスになるのではないでしょうか。
交互に夫婦それぞれの時間をもつことで、お互いに感謝の気持ちを交換することもできますね。