エアコンで子どもが快適な環境作り!設定温度の目安や選び方のコツ
加湿器などを使って乾燥対策をしよう
冬はいろいろな病気が感染しやすい季節です。部屋が乾燥していると病気のウィルスが飛んで拡散しやすくなってしまいます。インフルエンザウィルスは温度20度、湿度が50%以上でほとんど活動できなくなるそうなので湿度には気をつけたいものです。
部屋が乾燥していると喉の痛みを感じることもあるので、暖房するときは加湿器などを使って乾燥対策をするほうがよいですよ。湿度が高ければ室温が20度でも暖かく感じることができるでしょう。
寝冷えを防ぐスリーパーがあると便利
前にもお話ししましたが、赤ちゃんや子どもは寝ている間も元気に動き回る子が多いものです。寝るときにお腹が冷えないように布団やタオルケットなどをかけていても、気づくと布団から飛び出ていることもあります。
寒い季節は夜中に気温が下がってくるので、赤ちゃんや子どもの体の冷えが気になることもあるでしょう。そんなときは子ども用のスリーパーを使うと安心ですよ。
スリーパーとはベストの裾を長くしたようなデザインのアイテムです。子どもが動いてもお腹が出にくいという特徴がありますよ。
エアコンを選ぶときのポイントとは
まずは部屋の広さや設置場所をチェック
エアコンのタイプには三つの種類がありますよ。壁掛けタイプは壁に設置する一般的なもので、電気代が安いというメリットがあります。窓用タイプは室外機がないので取り外ししやすく、床置きタイプはコンパクトで狭い場所に空気を送ることができます。
エアコンは取りつける部屋の広さによって製品がわかれます。製品の説明書などに適用畳数が書かれているのでチェックしましょう。冷房と暖房で適用畳数に違いがあるので購入するときは気をつけてださいね。
ママに嬉しいお掃除機能や空気清浄機能
エアコンは基本的に高い場所にあるのでママひとりで掃除をするのは疲れてしまいます。小さな子どもがいると、掃除中にほこりが落ちて空気が汚れることも心配ですね。
最近はエアコン内の掃除を自動で行う機能がついたエアコンも登場していますよ。使うたびに自動で掃除してくれるのでとても便利です。
また、きれいな空気の中で過ごしたいママには空気清浄機能がついたものもあります。少し値段が高くなってしまっても、長く使うものなので便利な機能がついているほうが快適で嬉しいですね。
経済的な省エネタイプのエアコンも
エアコンを購入するときは、省エネの性能がどれくらいあるかというのもチェックしておきたいものです。家電売り場では、商品ごとに省エネ比率が表示されていることも多いですよ。
また、人がいないときは運転をセーブしてくれる人感センサーや快適気流などの機能がついていると、エアコンが自動で無駄を省いてくれます。多機能のものは価格が高いかもしれませんが、省エネの性能がよければエアコンを使うたびに節約につながるでしょう。
お手入れをしてエアコンを清潔に保とう
エアコンのカビは子どもにとって悪影響
お掃除機能がついたものでも、2週間に1度くらいはエアコン内部の掃除をしたほうがよいでしょう。お掃除機能がついていても100%完璧にきれいになるというわけではありません。
エアコンの内部は、汚れや湿気からカビが生えやすい場所です。ハウスダストやカビの混ざった空気が出てくると、赤ちゃんのアレルギーやアトピーの原因になる可能性もありますよ。
熱がないのに赤ちゃんの鼻がつまったり咳が出始めたりしたときは、エアコンの汚れが関係している場合もあるので気をつけてくださいね。
冷暖房の効き方を左右するフィルター
エアコン内に空気がなかなか入ってこないと、空気を循環させるのに多くの力が必要です。冷房の効率が悪いだけでなく、電気代も無駄にかかってしまうので注意しましょう。
フィルターが汚れたときは、中性洗剤をとかしたぬるま湯でやさしく洗うとよいですよ。ほこりや汚れを取り除いたあとに陰干しでよく乾燥させてから戻すようにしましょう。
フィルターを掃除しても効きが悪いときは、室外機に原因があるかもしれません。室外機から空気が排出できているかチェックしてみましょう。
必要に応じてエアコンクリーニングを
エアコン内部の掃除は市販の洗浄スプレーを吹きつけて掃除する方法がありますが、時間がかかるうえに細部まできれいにすることは難しいものです。そのため必要に応じて掃除を業者に依頼するのも一つの方法です。
クリーニングを業者に依頼すると値段が高いように感じるかもしれませんが、子どもを見ながらエアコンの掃除をするのは大変ですし、内部の汚れが原因で故障すると、修理や買い替えにもっと費用がかかることもあります。1年に1回くらいはメンテナンスを依頼すると安心ですよ。