赤ちゃんのつたい歩きはいつから?注意点やしないときの見守り方とは
赤ちゃんがつたい歩きをするのはいつごろなのでしょうか。それまでの移動手段のハイハイとつたい歩きは姿勢が違うので、ママやパパが注意をすることも違ってきます。ここでは、つたい歩きまでの過程やつどのような点に注意して見守ればよいかについてなどをご紹介します。
目次
- 赤ちゃんのひとり歩きまでの過程を知ろう
- つたい歩きの前につかまり立ちがある
- つたい歩きの目安は生後10カ月ごろ
- ひとりで歩くようになる目安は1歳~1歳半
- 赤ちゃんがつたい歩き始めたら注意すること
- 赤ちゃんが触ると危険なものは片づけておく
- 赤ちゃんが転んでも大丈夫なように対策を
- 赤ちゃんが歩きやすい服装を心がける
- 赤ちゃんのつたい歩きを助けるおもちゃ
- 色々な遊びが楽しめる室内ジャングルジム
- 自由に進んで行ける手押し車
- 手作りにもチャレンジしてみよう
- 赤ちゃんがつたい歩きをしないときは?
- つたい歩きを促す練習をしてみる
- 足腰が不安定なときは無理に練習はしない
- 赤ちゃんの成長は焦らずに見守る
- まとめ
赤ちゃんのひとり歩きまでの過程を知ろう
つたい歩きの前につかまり立ちがある
つかまり立ちをすると視界が今までとは違い、視線が高くなるので、今まで見えなかったものが見えてつかまり立ちが楽しくなるでしょう。
さらに、新しい景色を見たくて立とうとすることで足を踏ん張るようになり、足の力が強くなってきます。そのうちに、つかまったまましゃがむこともできるようになりますよ。
立つ、しゃがむを繰り返すことで、横に足を一歩踏み出せるようになってきます。最初は不安定だったバランスが次第に安定してくるでしょう。
つたい歩きの目安は生後10カ月ごろ
個人差の幅は大きく、生後7カ月~1歳以降に始める場合もあります。つたい歩きができるようになるには、つかまり立ちができることと、ハイハイやお座りで足腰や背中の筋力がついていること、バランス感覚が養われていることなどが必要なので個人差も大きいのでしょう。
それに加えて、赤ちゃんが慎重だったり、怖がりだったりすると、初めてのことでよく分からない一歩踏み出すということに時間がかかる場合があります。赤ちゃんの身体的な発達の状態と性格が影響しているのですね。
ひとりで歩くようになる目安は1歳~1歳半
ひとりで歩くようになる目安は1歳前後といわれています。体重が軽ければ歩くのが早く、体重が重ければ歩くのが遅いという一説もありますが、遅い子でも1歳半ごろには歩き始めることが多いようです。
足腰と体幹の筋力がつき、バランス感覚が備わって初めて、ひとりで歩くようになるのですね。1歳までにつたい歩きができれていれば、1歳半ごろまでには歩けるようになるでしょう。ただし、歩き始める時期も個人差があるので、周りと比較するのではなく、その子のペースを大事にしたいですね。
赤ちゃんがつたい歩き始めたら注意すること
赤ちゃんが触ると危険なものは片づけておく
生後5カ月を過ぎたころから、なんでも口の中に物を入れて確認するようになります。つたい歩きをする時期もまだ確認の仕方は同じなので、目についたものを舐めてしまうかもしれません。
赤ちゃんに舐めてほしくないものや誤飲の恐れがあるものは、赤ちゃんの目線よりも高いところに置くようにすると安心です。熱い飲み物をテーブルの上に置いて、ママが目を離した隙に赤ちゃんが触ったら火傷するかもしれません。熱いものも危ないですね。
赤ちゃんが転んでも大丈夫なように対策を
まずは、転んだときにぶつかるようなものを床に置かないようにし、マットを敷いて転んでも痛くないようにするとよいですね。マットも滑り止めをつけるなどして、マットの上を歩いた際にマットが滑って転ぶことがないようにしましょう。
周りにある家具の角にもコーナークッションを貼り、転んでぶつかったとしてもケガのないような対策を取りましょう。転んだら危ないからとつたい歩きをさせないのではなく、赤ちゃんが満足するまでつたい歩きできる安全な環境を整えたいですね。
赤ちゃんが歩きやすい服装を心がける
まずは、足元が広がっておらず、体に適度にフィットして身軽に動けるような服装がよいですね。女の子なら裾を踏んで転ぶと大変なので、スカートも避けておいた方が安全です。
服はたくさん着せると、身動きしにくくなることもあります。体を動かしやすいように、冬でも着せす過ぎには注意しましょう。
靴下も季節を問わず室内では履かない方がよいですね。靴下を履いて足を滑らせてしまうと危険です。赤ちゃんが体を動かしやすく、滑ったり転んだりしにくい服装を心がけましょう。