蛇口に届かない子どもの手洗いに!ウォーターガイドの効果と作り方
手洗いのたびに、蛇口まで手が届かない子どもを抱きかかえるのは大変ですね。ウォーターガイドを使えば子どもが自分で手洗いできるため、ママの負担も軽くなるでしょう。ウォーターガイドは身近なもので簡単に作ることもできます。その効果や手作りの方法、かわいい既製品を紹介しますので参考にしてくださいね。
手洗いが楽に!ウォーターガイドの効果
ママが抱っこをしなくてもよくなる
子どもが自分で手洗いをしたくても身長が足りないと難しいですし、「踏み台があれば、抱っこしなくても大丈夫かな?」と思って購入しても高さが足りず、あと少しのところで蛇口まで手が届かないこともあるでしょう。
そんなときウォーターガイドを設置すれば、水の出る位置を手前に移動することができるので、踏み台の高さが足りなくても、子どもの手が水に届くようになります。
抱きかかえる必要がなくなれば、手洗いのたびに感じていた負担も軽くなりますし、親子で一緒に手洗いができるようにもなりますね。ウォーターガイドは子育て中のママをのお助けグッズなのです。
子どもが落ち着いてしっかり手洗いできる
そのため、蛇口にウォーターガイドを取り付けたら「子どもが進んで手洗いをするようになった」と話すママも多いようです。ウォーターガイドの設置によって、子どもはひとりで水を使えることになり、手洗いが楽しくなるのでしょうね。
またママが抱きかかえて手洗いをすると、「早く洗いなさい!」「もういい?」など、どうしてもママのペースで子どもを急かしてしまうこともあるでしょう。しかし、子どもが自分で蛇口まで届くと落ち着いてしっかり手洗いができるので、衛生面でも安心ですね。
自分でできると嬉しい!手洗いが積極的に
特にパパやママから「すごいね!」や「えらいね!」と褒められると子どもは嬉しくなります。ですから子どもが進んで手洗いをしたときや、丁寧に手洗いをしているときには積極的に褒めるようにしてくださいね。褒められて嬉しくなり、また手洗いをがんばる…というように、順々によい効果を発揮していきますよ。
子どもにとってママの手助けなしにできることが増えるのは、自分に自信を持つことにつながりますし、褒められることは自己肯定感を高めることにもつながります。手洗いをきっかけに子どもの成長を促せるとよいですね。
ウォーターガイドの簡単な作り方
おうちにあるペットボトルを利用して
そこでここからは家庭にあるもので簡単に作れる、ウォーターガイドの代用品の作り方をご紹介します。最初は身近なペットボトルを利用して作る方法です。
準備する物は、500mlのペットボトルとカッターやハサミ、穴をあけるためのキリ、ペットボトルを蛇口に固定するためのゴムや紐だけです。
まず、ペットボトルの底から1/4程度のところを切り取り、切り取った部分を取り付けたい水道の蛇口にフィットする形に整えていきます。形を整えた所に穴を開けて、紐かゴムを通し蛇口の根本に固定すればできあがりです。
100均のシリコン鍋敷きを使って
シリコンの鍋敷きに丸と四角がある場合は、なるべく四角いものを選んでください。四角のほうが安定した量の水を、子どもの手元まで運ぶことができるからです。
作り方は、まず隣り合わせた角に2カ所穴を開けて紐を通します。シリコンは柔らかいので簡単に穴を開けることができます。鍋敷きの角に、もともと穴があいている場合はその穴を使うとさらに簡単ですよ。あとは、穴に通した紐を蛇口にくくりつけて固定するだけで完成です。
底に穴をあけるだけ!100均のコップで
準備するのは、100均などで手に入るコップとカッター、ハサミだけです。薄いプラスティックやシリコン製などのハサミで切り取れる素材のコップを選ぶのがポイントです。
まず、コップの底にカッターで十字に切り込みを入れ、そこからハサミで穴を開けていきます。途中で穴の大きさが蛇口に合うか確認しながら切り取ってくださいね。切り取ったらコップを直接蛇口に差し込めば完成です。