子どもの生活リズムを直したい!直すためのポイントと睡眠の重要性
寝る子は育つ!子どもの睡眠の重要性
大人とはちょっと違う子どもの睡眠
乳幼児期の子どもは、夜寝ている間に分泌されるホルモンの働きによって、筋肉や骨、脳など、様々な部分が発達します。昔から「寝る子は育つ」といわれているのはこのためですね。
心と体を成長させるためのホルモンが、一番分泌される時期が乳幼児期です。特に、成長ホルモンが分泌する時間帯は、22時~深夜2時ころとされています。この時間にしっかりと睡眠を取ることを心がけて、健康的な心と体を育てていきましょう。
睡眠不足は自律神経の乱れにつながる
さらに、自律神経が乱れると、体だけでなく脳にも影響をおよぼします。集中力がなくなったり、理由もなくイライラしたりなど、子どもの様子がおかしいなと思ったら、まずは生活習慣を見直すべきかもしれません。
幼児期に睡眠不足の悪い習慣ができてしまうと、大きくなってから「うつ」や「摂食障害」「不登校」など、より深刻な影響が出る恐れがあります。子どもの夜更かしを軽く考えず、早寝早起きをパパやママが守るようにしましょう。
よりよい睡眠のためにできること
【質のよい眠りのためにできること】
・入浴は寝る1~2時間前に済ませておく
・快適な室温を保つ
・寝る30分前以降はテレビやスマートフォンの画面を見ない
・部屋を暗く、静かにする
・入眠儀式(読み聞かせなど)で子どもに安心感を与える
・日中たくさん動いて体を疲れさせておく
・朝日を浴びて夜には自然と眠くなるように習慣づける
・毎日同じ時間に布団に入る
どれも難しいことではないでしょう。ママのちょっとした頑張りで、子どものための質のよい睡眠は実現できますよ。
パパとママも規則正しい生活を心がけて
休日も規則正しい生活を送ろう
休日は朝起きるのが遅い、朝ごはんとお昼ごはんを一緒に食べる、お出かけは午後からが多い、夜遅くまで遊びに行っているなど、休日に生活リズムが乱れがちな家庭は注意が必要です。休日に生活リズムが乱れると、規則正しい生活リズムに戻るまでに時間がかかります。
休日も規則正しい生活を送ると、子どもの睡眠リズムも乱れず健康的に過ごせるでしょう。
夜更かしするのではなく、朝活で楽しもう
規則正しい生活は、子どもだけでなくパパやママも心がけたほうがよいものです。毎日の夜更しで寝不足が続くと、子どもと同じで朝起きるのに時間がかかったり、一日中頭が働かなかったりして、家事や仕事の効率が悪くなってしまいますよ。
規則正しい生活は早起きからなので、夜更かしではなくパパやママも朝活で自分の時間を楽しみましょう。朝から楽しい時間を過ごせると、その日一日「頑張ろう」と思えそうですね。
一日のスケジュールを立てるのもおすすめ
一日のスケジュールは子どもの行動だけでなく、パパやママが分担してこなす家事の予定も立てるとよいですよ。スケジュールの隙間時間に家事の予定も組み込んでいくと、どのような順番で家事をこなしていけばよいのかや分担を見直したほうがよいところなどが分かりやすいですよね。
まとめ
子どもの生活リズムを整えるのに一番の近道となるのは、「家族みんなで早寝・早起きする」ということではないでしょうか。規則正しい生活は、ママやパパの健康にとってもよいことです。家族のコミュニケーションを楽しみながら、よい生活リズムを作っていってくださいね。