1週間分の食材を買いだめしよう!買いだめした食材の活用法と時短術
家計を任されているママが、一番やりくりに苦労するのが日々の買い物ですよね。また、買い物は時間もかかり家事や育児に影響が出ることもあるでしょう。食費の節約や買い物の時短には、買いだめが効率的です。今回は、買いだめのメリットや食材の活用法をお伝えします。
上手な買いだめにはメリットがある
食べ盛りの子どもたちの食費をやりくり
食費の節約には「週に一度の買いだめ」がおすすめです。毎日買い物に行くと、一度に買う量は少なくてすみますが、ついつい必要のない物を買ってしまいますよね。買い物は週に一度にすると、必要のない物を買うことも減りますよ。
しかし、なにをどのくらい買えばよいかわからないママもいるでしょう。そのようなときは、1週間の献立を考えてみてください。後にも詳しくお伝えしますが、同じ食材からいくつかの献立を考えるのがコツですよ。
子連れには大変な買い物の回数を減らせる
ママ友から、「子どもと買い物中、少し目を離したすきに惣菜コーナーのカツを食べていた!」という話を聞いたことがあります。子どもはちょっと目を離しただけでもびっくりするようなことをするので、ママはハラハラしますよね。
買い物は子連れのママには大変なことです。ママのストレスがたまる原因になるでしょう。でも、週に一度だけ買い物に行って買いだめするようにすれば、買い物へ行く回数を減らすことができるのでおすすめですよ。
在庫を定期的に見直すから管理しやすい
1週間の献立を決めたら、足りないものや必要なものなどをリスト化します。そうすると買い物に時間がかからず便利です。また、購入リストはどこかに貼っておくと次週の食材選びの参考になります。
献立を立てることが在庫を定期的に見直すきっかけになり、食材の管理がしやすくなります。計画的な買いだめをすることで、無駄な食材の購入を減らすことができるでしょう。
しかし、どうしても足りなくなったときには、ネットスーパーが便利です。配達料がかかることはありますが、忙しいママには時間指定もできておすすめですよ。
買いだめした食材の活用法を押さえておこう
買う食材は予算を決めてから考えよう
食費の予算は、1カ月は5週あるものとして分け、それを1週間分にあてるのがコツです。給料日までの1カ月をきれいに4週で分けるのは難しいですよね。また、5週で分けることで多少の余裕ができ、貯金したり、不足分の補充にあてたりすることができます。
予算が決まれば、最初にメインのおかずを決めていきます。メインのおかずはその日のスーパーの特売品にしたりや子どもに食べたいおかずを聞いたりして考えるとよいでしょう。
副菜は1週間分をすべてを考えずに、5日分くらいの献立を考えましょう。食材が余ることもあるので、残り2日分の副菜は使用した食材の残りや、在庫の物を使って簡単に作ることをおすすめします。
調理時間の短縮にも!食材別の保存方法
メインの食材は、それぞれ下ごしらえをして保存するのがよいでしょう。例えばハンバーグであればこねて成型し、唐揚げなら漬け汁につけておきます。すぐに使わない肉類は、1回分ずつにラップをして冷凍しておくと使いやすいですね。
野菜は切ったらポリ袋に入れて保存します。しかし、使いきれないときはそれぞれの野菜に適した方法で保存をしましょう。
大根などの根菜は根と葉を切り分けて野菜庫に入れましょう。キャベツやレタスは芯をくり抜き濡れたキッチンペーパーを詰めると長持ちするそうですよ。
賞味期限は収納場所を分けてチェック!
賞味期限の近い物は低い位置に、長い物は高い位置など、自分でルールを作って配置をしてみましょう。冷蔵庫の中の収納は、100均で売っているような半透明のタッパーなどを使うと便利です。さらに大きさをそろえると、なにがどこにあるか見やすくなり、調理の時短にもなっておすすめです。
冷凍物は薄く冷凍すると解凍がしやすいので、冷凍庫には薄型のタッパーがおすすめです。また、薄型のタッパーは、立てて食品名と日付を書いたラベルを貼り、賞味期限の近いものは手前に、長い物は奥に配置するなど工夫をするとよいですね。
買いだめした食材で作るレシピの工夫
味付けを変えれば同じ食材でも飽きにくい
そのようなときには、同じ食材でも味付けを変えて、別の料理にしてしまいましょう。定番のカレーの材料の肉、ジャガイモ、人参、玉ねぎの煮込んだものは肉じゃが、シチューなどに応用が可能です。そぼろは和風味、カレー味、中華味などを作っておくとオムレツや炊き込みご飯、あんかけの具になりますね。
また、できあがったおかずをリメイクすることもできますよ。肉じゃがは、汁気を飛ばして細かくするとコロッケに作り変えることができます。また、筑前煮はカレーやおこわ、和風グラタンなどいろいろ変えられるのでチャレンジしてみてくださいね。