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ママ友がいないと駄目?子どもへの影響や上手なつき合い方と注意点

ママ友がいないと駄目?子どもへの影響や上手なつき合い方と注意点

ママ友とつき合うときの注意点とは?

悪口や噂話で仲良くならないで

人の悪口ばかり言っている人には、そもそもママ友ができないでしょう。けれど一度ママ友のグループになってしまうと、グループの中で悪口や噂話が出てきます。

みんなでその場にいない人の悪口を言うのは楽しいのです。悪口や噂話はよくないとわかっていて、後ろめたい気持ちがあるから余計に楽しく感じます。ときにはそんなことに参加しない、常識的な人がグループから浮いてしまうこともあります。

悪口や噂話の後ろめたさから、みんなの結束感も強まります。そうすると悪口も噂話も止められなくなります。せっかくのママ友のグループが、ただ悪口や噂話だけの意味のないものになってしまいます。

せっかくママ友を作るなら、悪口や噂話だけで仲良くなるのはやめましょう。

自分勝手な行動はトラブルの元

どんな状況で、誰とつき合うときも自分勝手な行動はトラブルの元になります。自分一人なら、自分の気持ち一つで思いどおりに行動できるでしょう。でも、今は違います。ママになって子どもがいるので、嫌というほど、思いどおりに生活できないことが身にしみているかと思います。

自分はお天気もよいし、公園で遊びたいと思っても、花粉症がひどい子どもがいるから児童館で遊びたいと思う人もいるでしょう。そんなとき、かたくなに自分の意見を押し通せば、トラブルになってしまう上に、自分勝手な人のレッテルを貼られてしまうに違いありません。

ママ友にはみんな子どもがいて、自分の子どもを最優先に考えています。それを忘れなければ、自分勝手な行動はできないはずです。

あまり深入りしすぎないように

誰かと仲良くなると、もっと相手を知りたいと思うことがあります。相手の趣味や考えについてならよいのですが、家族や生活や出身校についてだとプライバシーに踏み込むことになりかねません。

子どもが幼いときのママ友は、毎日のように顔を合わせることも多いので、つい興味が湧いてしまうこともあるでしょう。そんなときは、あまり相手を知りすぎない方が、ママ友つき合いが長続きするのだと思うようにしてください。

相手についてよく知りたいのなら、長い時間をかけることです。何十年という時間をかければ、自然と相手に対しての理解とともに関係も深まるでしょう。

深入りしすぎないように気をつけることは、ママ友つき合いを長く続ける秘訣でもあるのです。

無理してママ友を作ってもストレスの原因に

子どもは自分で友だちを見つける 

子どもによい友だちを持ってほしいから、自分は多少無理をしてでもママ友を作らなくては、と思っているならそれはママのためにも子どものためにもなりません。

子どもはいずれ友だちを自分でみつけます。ママ同士が友だちかどうかは子どもたちには関係ありません。ママは自分が子どもだったときのことを思い出してください。自分は親のすすめる友だちと遊びましたか?親が反対したら、その友だちとはつき合いませんでしたか?

そんなことはないと思います。自分の友だちは自分で選びたいと誰でも強く願うはずです。自分の子どもにもその自由があります。子どもの自由は尊重したいですよね。

子どものために無理してママ友を作らなくてよいのですよ。

いつ嫌われるかびくびくしてしまう

無理して作ったママ友とは、信頼関係がなかなか築けません。悪口を言われる、仲間はずれにされるなどのトラブルばかりが目立ってしまうので、ママ友とのつき合いが怖くなってしまうかもしれませんね。

そんな関係では、みんなから好かれる、嫌われる、と常に受け身の態度になってしまいます。本当の友だちなら自分の意思でつき合うので、受け身の態度にはなりません。人がどう思うかは関係ありません。問題は自分がどう思うかです。

自分が好きだからつき合いたい、と思うのが本当の友だちではないでしょうか。いつ嫌われるかとびくびくしてしまうのは、無理をしてママ友を作っているからかもしれません。そんな人はママ友とのつき合いを見直してみましょう。

仕事で忙しいママもたくさんいる

今、仕事で忙しいママもたくさんいます。ママ友とのつき合いに時間を割いていられない人がほとんどだと思います。でも、そんなママの子どもたちが、みんな友だちのいない孤独な生活を送っているのかというと、そうではありません。

早くから幼稚園や保育園に通って社会性を身に着け、集団生活を楽しんでいる子どももたくさんいます。仕事で忙しいママたちは、ママ友がいなくてもなんの問題もないことを証明しているのです。

無理してママ友を作って、いつ人から嫌われるかとびくびくしてストレスを溜めるよりは、自分のやりたいことをやってみてください。仕事でも、趣味でもよいのです。子どもと一緒にできること(お菓子作りなどもよいですね)を探すのも楽しいですよ。

ママ友になりたい!と思ってもらおう

自分自身の友だちを大事にしよう

これまで「ママ友ができない」「ママ友つき合いが苦手」などちょっと受け身の内容が多くありましたが、ママ友は自分から作ろうとするばかりではありません。相手が「この人と友だちになりたい!」と思えば、ママ友が自然と増えると思いませんか?

どんな人と友だちになりたいか、ちょっと考えてみましょう。ママの世界ではいつもママ友とだけいる人も少なくありません。そんな中、同級生など「ママ」以外の友だちがたくさんいる人は、多くのママから見ると非常に魅力的に映ります。

なにより、ママ自身ママ友がいなくても毎日を生き生きと過ごせるのではないでしょうか。今は実際に会わなくてもメッセージなどでやりとりが可能です。気軽に「育児」以外の話題を楽しむチャンスですね。

いつも笑顔を忘れない

何気なく見た鏡に映った自分の顔はどのような表情でしょうか?疲れ果てて眉間にしわが寄っているなんてことはありませんか?

もしかしたらこの顔で公園や児童館にいるかもしれませんよね。そのような顔のママに初対面のママが話しかけられるでしょうか?「なにか嫌なことでもあったのかな?」と思われているかもしれませんよね。

にこやかな表情で子どもに接しているママはどうでしょうか。「優しそうだな。話しかけてみようかな?」と思いませんか?普段から満面の笑みの必要はありませんが、口角をちょっと上げた穏やかな表情でいるように心がけましょう。

ママ友だけでなく、地域の人やお店のスタッフ、もちろん家族にも好印象を持たれますよ。

育児を楽しんで魅力的なママに

ママに限らず魅力的な人の周りには人が集まってきます。「ママ友を作ろう!」と限定してしまうと難しいかもしれませんが、もっと対象を広くすると「ママ友もできた」という結果につながります。

友だちをたくさん作るため躍起になって交流関係を広げるよりも、自分自身が魅力的になって人を集める力を備える方が結果的にはよい友だちに恵まれます。ママが一生懸命に家事や育児に取り組んで、それを楽しんでいれば魅力があふれてきますよ。自分の趣味をみつけたり、勉強を始めてみたりして内面を磨くのもよいですね。

友だちは「作ろう」と思ってできるものではなく、自然となるものだと知っていると肩の力が抜けて、ママが自然体でいられるようになりますよ。

まとめ

ママ友はいる、いないどちらの場合でも、メリットとデメリットがあることがおわかりいただけたでしょうか。自然にできたママ友とよい関係が築けているなら問題はないのです。でも、友だちは自分のために作るものです。子育てのためにママ友を作るのには無理があります。

もし友だちを作るなら、子どもが成長した後もつき合える関係を作りましょう。自分が望む関係なら、心の負担にならないし、トラブルにもなりにくいです。

長くつき合える友だちは簡単にはできません。ママという立場にこだわらずに、気の合う友だちがみつかるとよいですね。
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