30代主婦も健康診断を受けよう！主婦も利用できる健診方法を紹介

2019,7,26 更新

30代から好発する乳がんや子宮頸がん

30代を境に乳がんや子宮頸がんも発症率がアップします。これらのがんは女性特有の病気なので、2年に1度は検診を受けることが望ましいとされています。

乳がんは、乳房のしこりやリンパの腫れなどの自覚症状で気づくというママも少なくありませんよ。このような自覚症状が現れるようになったときには、すでに進行している可能性もあります。乳がんは進行しているのに自覚症状が出ないケースもあるので、乳房のセルフチェックと定期的な検診で早期発見しましょう。

また、子宮頸がんは性交時のHPVウイルス感染が原因で発症するがんです。若い年齢での発症が増えてきていますが、早期治療すれば比較的根治が望めるがんでもあります。検診もしやすいので、まだ大丈夫と思わずに受けてみてくださいね。

「がん検診無料クーポン」を利用してみよう

実は日本のがん検診率は、先進国が加盟するOECD（経済協力開発機構）の中で、最低水準といわれています。長年日本人の死亡率の上位にがんがあることからも、がんの発症率が高く、他人事ではないことがわかりますよね。

早期発見ができれば、治療することが可能ながんも数多くあります。それでもがんによる死亡率が高いのは、がん検診に対する意識の低さからでしょう。自覚症状が出てからではがんが進行している可能性もありますよ。

しかし、がん検診は精密検査をしようとすればするほど、費用が高額になります。そんな負担を軽減するために厚生労働省は、対象年齢になった人に「がん検診無料クーポン」を配布しています。クーポンが自宅に届いた方は、これを利用して検診を受けてみましょう。

まとめ

30代になったママは、自覚症状はなくても体の中では変化が出てきているかもしれません。特に女性特有の病気は発症の低年齢化が進んでいるので、これを期に健康診断を受けてみてくださいね。

専業主婦のママが健康診断を受ける方法はいくつかあります。内容や費用を確認して、自分に合ったものを受けることが大切です。がん検診の対象年齢になるとがん検診無料クーポンが送付されるので、自宅に届いたときは利用してみましょう。

病気は早期発見・早期治療が大切です。ママに健康維持のために、健康診断を気軽に受けてくださいね。