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保育園の監査役員の仕事内容は?監査の仕事は向き不向きがある

保育園の監査役員の仕事内容は?監査の仕事は向き不向きがある

監査の仕事は細かい!向き不向きがある仕事

経理の業務経験がある人は適任

監査としての作業内容を考えると、経理の業務経験がある人などは適任です。長時間数字と向かいあうことになるので、数字に強い人が向いています。そんな人は積極的に監査に立候補しましょう。

保育園によっては「素人では監査は無理」というところもあるそうです。分かりにくい複雑な会計処理がなされているのかもしれません。

しかしどんなに複雑であっても、一般の経理の仕事ほど難しくはないはずです。自分が持っている経験を大きく活かすチャンスになるかもしれません。ぜひ前向きに検討してみましょう。

もちろん経理としての業務経験が必要でない保育園もあります。心配なようでしたら監査を引き受ける前に確認をしておくとよいでしょう。

監査は簿記の資格が役立つ仕事

経理としての業務経験がなくても、簿記の資格を持っていたら監査の仕事で大いに役立ちます。先輩ママの中には「監査にはなってみたけど簿記の知識がないので困った」という人もいるくらいです。

簿記の知識がなくても、会計書類をゆっくり詳しく見れば、ある程度の出入金状態は分かるかもしれません。また前任者からしっかりと引き継ぎをしておけば、監査の仕事自体はそれほど難しいものではありません。しかし監査にかかる時間という点では、簿記の資格を持った人が断然有利です。

うっかりミスや見落としの怖さを知っているのも、簿記の資格があればこそです。資格や知識はないよりあった方がよいのです。

監査への立候補を考えているなら、思い切って簿記の勉強を始めてみませんか?

不正をきちんと報告することができる

監査は一般の役員とは距離を置かれていることがあります。それは情に流されずにきちんと不正を指摘してもらうためです。つまり公平性を保つのです。

不正を自覚しながらお金を着服する人もいるかもしれませんが、ほとんどの人はそんなことは考えもしないでしょう。しかし誰にも気づかれないとしたら、つい魔がさしてしまうかもしれません。不正を指摘してくれる人がいるのといないのとでは大きく違うのです。

そんな不正をきちんと報告できるような人が監査に向いています。そのためには「どんな理由があろうと不正は許されるものではない」という強い意志が必要です。

税金に関して税務調査があるように、保護者会にもはっきりとものが言える監査が必要なのです。

まとめ

監査は役員会などに出席する必要がないので、拘束される時間がほかの役員と比べて少なめです。「子育てで忙しくて時間に余裕がない」というパパやママにはピッタリかもしれません。

しかし監査には「予算が適正に使われているかチェックする」という大切な役割があります。不正があったらそれをきちんと報告する義務もあるので、それなりの覚悟は必要です。

とはいっても年に数回しか活動がないというのは魅力です。特に経理の経験や簿記の資格を持っている人にとってはそれほど難しい仕事ではないので、ぜひチャレンジしてみましょう。
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