子どもを親戚に預ける際の準備は?持ち物や工夫で気持ちよく預けよう
夫や両親が忙しく子どもを預けることができない。でもどうしても出かけなければならないときは、親戚に預けることもありますよね。気心の知れた両親や夫ではないので、預ける側も預けられる側も少し不安になるのは当たり前です。だからこそ、事前にしっかりと準備をして、気持ちよく預けることができるようにしましょう。
必要な持ち物は余裕をもって揃えておこう
ミルク、離乳食、好きなおやつは少し多めに
離乳食は、子どもが慣れない環境で食べないかもしれないので、選択肢を増やすためにも種類を多めに用意しておきましょう。用意したものを食べなくても、ほかの種類なら食べてくれるかもしれません。
また、子どもがどうしても泣きやまないときに、好きなおやつがあれば安心です。普段からたくさんおやつを与えるのはあまりよくありませんが、たまに預かってもらうときだけ、であれば子どもへの影響も少ないでしょう。
おむつと着替えはビニール袋で整理して用意
おむつと着替えは、それぞれビニール袋やジップロックに入れて、まとめてわかりやすく準備しておきます。おむつはいつも使う数より、2〜3枚多めに入れておいた方が安心です。おむつとおしり拭きをセットにしておけば、おむつ替えをしてもらうときにもわかりやすいです。
着替えは、1セットずつまとめておくと相手にもわかりやすく親切ですね。また、ビニール袋やジップロックに入れておけば、汚れた着替えをその袋に入れてもらうこともできて便利です。また、1人ではなく複数の子どもを預ける場合は、袋にそれぞれの名前を書いてわかりやすくしておきましょう。
お気に入りのおもちゃやDVDが大活躍!
また、子どもがぐずって困ったときや、何かしなければならないことがあり手が離せないときに、大活躍するのがDVDです。DVDを見せておけば、子どももある程度はおとなしくじっとしてくれるでしょう。子どもがいない家庭には、子どもが喜ぶDVDなどは常備されていないことが多いので、こちらで準備するようにしましょう。
また、子どもの中には、お気に入りのものがないと眠れない子もいますよね。眠くなったときに、ぐずらずに眠ることができるように、お気に入りのタオルやぬいぐるみなども準備しておくと安心です。
預かる側が困らないポイントは?
リストやメモで伝え漏れをなくそう
リストやメモには、ミルクをあげて欲しい時間、いつもお昼寝をする時間、ご飯の時間などの大まかな一日の流れを書いておくとよいでしょう。スケジュールがわかると、子どもがぐずったときに、お腹が空いているのか眠たいのかも判断しやすいですよね。また、ミルクの分量なども、いざ作るときに目で見て確認できるように、メモに残しておきましょう。
細かいリクエストは混乱を招くのでNG
預かる側も子育て経験者であれば、自分なりの子育てのやり方があるかもしれません。その方針があなたと違えば、「こうして欲しい」と思うこともあるかもしれません。でも、方針が違っても、1日くらいであれば子どもにも大きな影響が出ることは少ないので、多少のことは目をつぶるようにしましょう。
やって欲しいことや注意することを、あまりに細かいことをあれこれいい過ぎると、相手を怒らせてしまったり、もう預かってくれなくなったりするかもしれません。今後のことを考えると、それは避けたいですよね。
「絶対にしてほしくないこと」を伝える
時代とともに子育てに関する考え方は変わってきています。昔は当たり前のように、大人と同じお箸やスプーンで食べ物を与えたりしていました。しかし現在では、それらの行為は、子どもに虫歯菌を移してしまうといわれています。子どもが虫歯になるリスクを減らすためにも、しっかりと伝えておきましょう。
また、食べ物についてははっきりといっておく必要があります。例えば、アレルギーなどで与えてはいけないもの、1歳未満にはタブーとされているはちみつなど、これらは子どもの命にも関わることなので、はっきりと伝えておきましょう。
気持ちよく子どもを預かってもらうために
早めに日時の相談を!前日にも確認しよう
また、もし預かってもらえなかった場合にも、日にちの余裕があれば、ほかの人を探すことも可能です。ギリギリになって慌てないように、早めに行動するようにしましょう。
また、日時を忘れられてしまっていたり、預かる側が体調を崩していたりという可能性も、なきにしもあらずです。前日にも確認の連絡をし、もしも預かってもらうことができない場合にはほかの対処法を考えましょう。前日連絡の際には「明日はよろしくお願いします」と一言いうだけで、印象は大きく変わります。