マタニティスイミングを楽しもう!効果やできる時期とウェアの選び方
妊娠中の体力作りや体重管理に何か運動をしようと考えているプレママは多いでしょう。そこで、妊娠中にしかできないマタニティスイミングをピックアップしました。マタニティスイミングの効果やできる時期、注意点、マタニティスイミングウェアの選び方などを紹介します。
目次
- マタニティスイミングのうれしい効果
- 妊娠中のストレスと運動不足や不安を解消
- 血行促進で妊娠中の困った症状を予防改善
- 出産に向けて体力作りや呼吸の練習になる
- マタニティスイミングができる時期と注意点
- 問題がなければ安定期から出産まで
- 必ず担当医に相談してから始めよう
- 看護師か助産師のいるスクールを選ぼう
- お腹の張りがあったらすぐに休憩しよう
- マタニティスイミングは泳げなくても大丈夫
- 妊娠中は浮きやすく泳ぎの上達が早め
- 浮いたり歩いたりするだけでも十分な効果が
- プールの中で立って行うプログラムもある
- マタニティママのスイミングウェアの選び方
- 大きめサイズで代用するより専用ウェアを
- 着替えがしやすいのはセパレートタイプ
- まとめ
マタニティスイミングのうれしい効果
妊娠中のストレスと運動不足や不安を解消
水中では浮力によって重力の負荷を軽くできます。地上で感じる体の重さをそれほど感じずに運動ができるので、プレママにはありがたいですよね。プレママが運動不足解消をするためにマタニティスイミングを選ぶことはよい選択でしょう。
また、マタニティスイミングにはリラックス効果、ストレス解消の効果があるという研究論文が発表されています。妊娠中はホルモンバランスがいつもと違うので不安になってしまったり、怒りやすくなったりしがちですが、マタニティスイミングによって軽減できるということが分かっています。
血行促進で妊娠中の困った症状を予防改善
妊娠中は、赤ちゃんに栄養を届けるためにママの血液は通常より量が増します。それによって体の水分量のバランスが崩れてしまい、血行不良を引き起こすのです。
血行不良は肩こりや腰痛、むくみを引き起こしてしまいます。血行を促すには、マッサージなど、自分でできるものもありますが、お腹が張ってしまう危険性も考えられますので注意が必要です。
水圧には血管を圧迫したり収縮させたりする力がありますね。マタニティスイミングは、そこに運動を加え、効率よく血行促進を促すことができます。妊娠中の困った症状も解消されることが期待できますよ。
出産に向けて体力作りや呼吸の練習になる
マタニティスイミングは体力がつくのはもちろん、出産に必要な股関節の柔軟性をつけることもできますよ。股関節の柔軟性があると、うまく骨盤が開くので、出産がスムーズに進みやすくなるということです。
出産といえば呼吸法が大切というイメージのあるプレママは多いと思いますが、呼吸法もマタニティスイミングのプログラムで練習できるスクールもありますよ。自己流では不安だというプレママはスクールで学べると安心ですね。
脂肪燃焼効果もあるので、妊婦健診で体重を指摘されてしまったプレママにはおすすめです。
マタニティスイミングができる時期と注意点
問題がなければ安定期から出産まで
妊娠初期は、つわりがなければ体調も安定しているように思えますが、いつ不測の事態が起きるか分かりません。運動量の多いマタニティスイミングには妊娠初期のプレママの参加はできないようです。
いつまで続けるかは本人の体調や家族の意見次第ですので、無理をせずできる範囲で続けていくのがベストですね。
必ず担当医に相談してから始めよう
マタニティスイミングの運動量は多いです。通常の妊娠期間を過ごすには問題がなくても、マタニティスイミングのような運動は避けたほうが安心という場合もありますよ。よく確認しましょう。
担当医からマタニティスイミングの参加OKがでても、プールに入る前は必ず体温を測定し、母子手帳、診察券、保険証などを持参して参加しましょう。万が一の場合、担当医と連絡がつきやすくなりますよ。
看護師か助産師のいるスクールを選ぼう
また、大きなお腹で通うので、自宅からの移動がしやすいスクールであることもスクール選びのポイントですよ。長距離の移動は思っている以上に負担が大きいです。
マタニティスイミングを始める前に体調を崩してしまわないように、スクール選びは慎重におこないましょう。
お腹の張りがあったらすぐに休憩しよう
心配ない張りとそうでない張りがあるので、お腹が張ったときにはとにかく安静にすることが大切ですね。安静にしても張りがおさまらない場合は、病院を受診したほうがよい場合があります。
何度もお腹が張ったり、張りの間隔が短くなったりした場合は、なるべく早く病院を受診したほうがよいですよ。