赤ちゃんが寝るときにぐずる理由は?対処方法や気をつけたいこと
泣きやむ気配がないときはどうすればよい?
赤ちゃんの好きな姿勢を意識する
例えば、縦抱きが好きな赤ちゃんの場合、寝かせたままトントンしても泣きやむのは難しいかもしれません。赤ちゃんが泣きやむには気持ちを落ち着かせることが大切なので、赤ちゃんの好きな姿勢に抱っこしてみてくださいね。
抱っこして好きな姿勢になれば、急に赤ちゃんが泣きやむ場合もあります。「そのまま寝て欲しい」というママの気持ちも分かりますが、一度起こして抱っこするのも一つの方法ですよ。
パパと交代してママのストレスを軽減
パパは寝かしつけに慣れていないと戸惑うかもしれませんが、ママのストレスを軽減するために交代で寝かしつけを担当するのがおすすめです。曜日で担当を決めて対応したり、3時間おきくらいの交代制にしたりするのもよいでしょう。
パパが夜の寝かしつけに協力してくれると、ママも安心して眠れる時間が作れますよね。穏やかに赤ちゃんに対応するために、パパと協力して負担を軽減することが大切ですよ。
お風呂の時間を見直してみるのも
大人も同じですが、お風呂に入って温かいお湯に浸かると、血流がよくなり体温が上がりますよね。お風呂から上がった後は1~2時間くらいかけて体温が自然と下がってくるようです。体温が下がってくるときに人は眠気を感じて眠りに入りやすくなるので、寝かしつけの1時間前くらいにお風呂に入っておくのがよいでしょう。
お風呂の時間を見直してお風呂上がりにゆったりと過ごすことで、赤ちゃんが夜泣きをせずにぐっすり眠ってくれるかもしれませんよ。
寝ぐずりの注意点と、辛いときの心構え
赤ちゃんが泣きやまないときは体調の確認を
どうしても赤ちゃんが泣きやまないときは、もしかすると病的な原因なのかもしれません。泣く前から、いつもと様子が違うことがなかったかを思い出してみましょう。
赤ちゃんの体温は大人に比べて少し高いですが、顔や体が明らかに熱くなっているときは熱があることも考えられますよね。食欲がなかったり、耳を触っていたり、いつもと身体や動きに違いが見られるとき、または嘔吐、下痢の症状が見られるときは、早めに医療機関を受診することが大切です。
辛くても寝ぐずりを放置しないこと
でも、泣いている赤ちゃんをそのままにしておくのは心配ですね。もし、先ほどお話ししたような病的なことが原因なら大変です。まずは、赤ちゃんの様子をよく観察しましょう。
ママも赤ちゃんと一緒に横になって、体調のチェックをしても大丈夫です。病的な心配がなさそうなら、横になったまま体を優しくさすったり、音が出るおもちゃなどで遊んだりするとよいですよ。ママが疲れないように、赤ちゃんのそばで過ごしましょう。ママのぬくもりを感じると、少しずつ赤ちゃんも落ち着いてきます。
寝ぐずりはいつか終わることを覚えておこう
毎日毎日赤ちゃんに泣かれると、精神的にも追い込まれてしまいますが、あまり気にし過ぎないことが大切です。寝ぐずりしている赤ちゃんも、成長すればいつかは泣かなくなります。
ママがあまり思い詰めないことで、心のゆとりを持って泣いている赤ちゃんに対応できるでしょう。いつか赤ちゃんが成長したときに、「赤ちゃんのときは、なかなか泣きやんでくれなくてママは大変だったのよ」「夜にぐずってどうなるかと思った」などと懐かしく話せるものですよ。
まとめ
赤ちゃんが快適に過ごせるように温度などを調節しましょう。どうしても泣きやまないときは、病気を疑ったほうがよいかもしれません。熱や嘔吐などの症状があるときは、早めに病院へ行きましょう。
寝ぐずりしている赤ちゃんでも、成長すれば治まります。懐かしく話せる日も来るので、考えすぎないようにしましょう。