2人目の夜間断乳を成功させるには?上の子への対応やポイントを紹介
2人目の子どもの断乳を考えているママにとって、上の子の対応は悩みの種ですよね。断乳することによって様々なメリットが得られますが、うまく完了するまでにはいくつかのハードルがあります。今回は2人目の夜間断乳を成功させるためのコツと、上の子への対応のポイントを紹介していきます。
2人目の夜間断乳を決断する三つの理由
夜間授乳の細切れ睡眠でママが疲れてきたら
そうなると慢性的な睡眠不足から、ママが体調不良に見舞われることもあり得ます。毎晩の細切れ睡眠でママが疲れてきたら、夜にしっかり眠るためにも夜間断乳を検討しましょう。
「夜間断乳」とは文字どおり、夜の間の授乳をやめることです。日中の授乳とあわせて一気に授乳を卒業してしまうママもいますが、まずは睡眠を確保するために夜間断乳から始めるというママも少なくありません。
2人目の夜泣きで上の子が起きてしまう
特に添い乳で寝ている場合は、夜中の授乳が頻回である傾向にあります。お腹が空いているというよりは、さっきまで口の中にあったおっぱいがないことに、口寂しくなって泣くのでしょう。
泣かれることを避けるためにサッと口におっぱいをくわえさせると、さらに頻回授乳に繋がるという負の連鎖を生む原因にもなります。上の子のためにも、2人目の夜泣きを終わらせるには、やはり断乳するという決断が必要になるでしょう。
離乳食が順調になったので夜間断乳へ
一般的に離乳食を始めるのは生後5~6カ月ごろですが、夜の授乳がなくても朝までお腹が空かなくなるのは、1歳前後といわれています。夜間断乳の開始時期が早すぎるのは、赤ちゃんのためにもあまりおすすめできません。
また、1歳ごろになれば生活リズムもある程度安定してきます。日中たっぷり体を動かして、たっぷりご飯を食べれば、深い眠りに就くことができるので、夜間断乳成功もそれほど難しくはないでしょう。
2人目の夜間断乳を成功させるポイントとは
ママの夜間断乳を成功させる確固たる決意
夜間断乳は赤ちゃんのタイミングというよりは、ママの決意が固まったタイミングでスタートするものなのですね。一度「夜間断乳するぞ!」と決めたら、最低でも3日間の睡眠不足は覚悟して始めましょう。
赤ちゃんもママも辛い数日間になりますが、多くの場合3日~1週間くらいで夜間断乳に成功するようです。上の子にも「下の子が夜のおっぱいをやめるためにこれから数日頑張るからよろしくね」と声を掛けておくとよいでしょう。
数日前から夜間断乳のスケジュールを組む
2人の体調が万全になったら、日中しっかりと体を使って遊ばせます。動いた分、離乳食もしっかりと食べられるでしょう。離乳食は毎日同じ時間に食べさせたいですね。そして、お昼寝をしすぎないこともポイントです。
また、もしものときに備えて、パパの休みのタイミングに合わせてスタートするというのもよいですね。2人目の子どもの夜間断乳は、家族みんなの協力も必要になるのです。
赤ちゃんに合った入眠法を見つける
〈代表的な入眠儀式〉
・絵本の読み聞かせ
・子守唄を歌う
・リラックスミュージックなどをかける
・部屋を暗くする
・背中やお腹をトントンする
・「おやすみ」と言ってママが寝たふりをする
・お気に入りのぬいぐるみを抱いて寝る
子どもは規則正しい習慣を身につけることで、安心して過ごすことができるといいます。赤ちゃんに合った入眠儀式を見つけて実践すれば、授乳なしでもすんなりと寝てくれるようになるでしょう。上の子と一緒に入眠できる方法が見つかるとよいですね。