3歳児の髪の毛が絡まるのはなぜ?原因やママが簡単にできる対処法
子どもが3歳くらいになって髪の毛が絡むことが多くなったような気はしませんか。絡まり過ぎると切ってしまうしか対処しようがないときもあります。そこで今回は、3歳児の髪の毛が絡まる原因や絡まったときの対処法などをご紹介します。すぐに改善できると思いますので参考にしてくださいね。
ママを悩ませる3歳児の髪の毛の絡まりとは
毎朝起きると髪の毛が鳥の巣状態になる
鳥の巣状態になっているのは、だいたいつむじのあたりです。つむじは髪の毛が渦を巻いていろいろな方向に流れている場所なので、何度も寝返りを打ったり後頭部を布団にこすり付けたりしているうちに絡まり合ってしまいます。
寝返りの回数が多いほどより絡まりやすくなるでしょう。「朝起きたらいつも子どもが布団からはみ出している」「寝たときと起きたときの頭の位置が逆転している」というような子どもは、髪の毛が鳥の巣状態になることがよくあります。しっかりと絡まっているため、自然にほどけることは少ないです。
後頭部に毛玉のようなかたまりができる
簡単にはほぐせませんので、くしで無理にとかしたり髪の毛を引っ張ったりすると、さらに固くなってしまうことがあります。また、かたまりができた状態のままで放置しても、どんどん絡まってしまうだけです。ほぐせない場合はその部分をはさみでカットするとよいかもしれません。
ただ、髪の毛の根元付近にかたまりがある場合は、根元で切るとハゲた感じになってしまうので少しずつカットしながら根気よくほぐしていくことをおすすめします。
絡まった髪をほぐそうとすると痛がる
絡みをほぐそうと、いっきに引っ張ると大人でも痛くて我慢できないときもあります。痛くないように髪の毛の根元付近を指で挟んで、毛根を引っ張らないようにやさしくほぐすことが大切です。
また、ほぐすときは毛先のほうからするとうまくほぐれますよ。髪の毛の中間部分や根元付近からほぐそうとしても、毛先が絡まっているとひどくなるいっぽうです。毛先の絡みがほぐれたら中間、根元付近と進んで行きましょう。
3歳児の髪の毛が絡まってしまうのはなぜ?
髪の毛が細くてやわらかいから
とくに長さが長いほど絡まりやすいので、髪の毛を伸ばしている女の子に多く見られます。また、毛先が不揃いになっていると絡まりやすくなりますので、伸ばしているときでも2~3カ月に一度くらいなど、定期的に毛先を整えるようにカットするとよいですよ。
ほかにも季節が関係していることも考えられます。冬になると空気が乾燥するため、髪の毛も乾燥しやすく静電気が起こりがちです。寝相が悪かったり、ママに抱きついて頭を擦りつけたりすることで起きる静電気で髪の毛が絡まることも増えるでしょう。
風呂上がりにタオルでゴシゴシ拭いている
濡れた髪の毛をタオルで拭くときにゴシゴシ擦りすぎることでも絡まります。男の子がするような短髪の場合は、なにも気にすることなくゴシゴシ擦ってもよいですが、ある程度長さがある場合は気をつけましょう。濡れた状態で絡まると、乾いている状態のときよりほぐすのが大変です。
また、ゴシゴシ拭くことで髪の毛がダメージを受けてキューティクルが乱れます。そうなると、髪の毛同士が引っかかったり、乾燥しやすくなったりするため絡まりやすくなりますよ。
ブラッシングをきちんとしていない
そのほか、外で遊んで帰ってきたあとや、お昼寝のあとなど絡んでいるときにはこまめにブラッシングをするとよいでしょう。絡まり具合が少ないうちならほぐしやすいです。
ブラッシングをするときは絡まっている部分からほぐすようにし、絡まりがなくなったら全体的に根元から毛先に向かっていっきにブラシを通していきましょう。いっきに通すことでしっかりと絡みをほぐすことができます。
また、絡まっていないときでもブラッシングをしておくことで絡みにくくなり、ツヤが出るので試してみてくださいね。