4歳ではじめてのお留守番。心配ごとやメリットと準備すること
4歳になると、話しも上手になり、なんでも1人でできるようになってきます。では、お留守番はどうでしょうか?お留守番をお願いするか迷っているパパやママは多いでしょう。そこで、4歳のお留守番の心配ごとやメリット、お留守番ができるかの判断ポイント、お留守番のときに準備しておくことなどを紹介します。
4歳児のお留守番。心配ごととメリット
留守中の事故や火災、地震などの天災
子どもだけのお留守番で特に危険なことは、子どもの火遊びですね。子どもにお留守番をお願いする前にライターの置き場所やガスの元栓はしっかりと確認しましょう。子どもの命にかかわることですから。
またベランダに足場になるような台やゴミ箱などを置かない、浴槽に水をためておかないなど、日頃から危険の少ない環境づくりに努めたいものです。
そして、地震などが起きた場合のシミュレーションを子どもと一緒にしておきましょう。避難場所などを家族みんなで共有しておくことも大切です。
保護者の留守を狙った犯罪にあわないか
家のカギを出したまま道を歩くのもよくありませんね。家の玄関のすぐ前でカギを出すことが習慣づくように子どもに教えましょう。
そして子どもがお留守番中に誰か尋ねてきても、絶対にドアを開けないようにいっておくことが大切です。窓のカギも開けないようにし、インターホンやドアのチェーン越しで話しをするようにしましょう。
例え、知り合いでもドアを開けないようにした方が賢明です。おじいちゃんやおばあちゃんなど、ドアを開けてもよい人は具体的に教えましょう。
1人でお留守番できた、が自信につながる
パパやママが家の状態をしっかり確認し、事故や火災、犯罪に合わないように準備をしてから、お留守番をお願いしましょう。お留守番中に泣いてしまったり、何かを壊してしまったりしても、帰ったら「ありがとう」「がんばったね」とたくさん褒めてあげましょう。
お留守番は立派なお手伝いです。子どもがお留守番をしてくれるから、パパやママは仕事ができたり、用事を済ませられるのですよ。パパやママはちょっと寂しいかもしれませんが、お留守番ができたことは子どもの自信や自立にも繋がります。
うちの子お留守番できる?判断のポイント
普段の生活態度や性格を見極めて判断
子どもの自主性にもよりますが、子どもが危険を理解できるか、危険から自分で逃れることができるかという点が重要な基準です。なにかあったときに、パニックを起こさずに、パパやママと決めたルールを守って、自分で逃れられるといいですね。自分の身は自分で守るということです。
でも、子どもの成長は個人差があり、お友達がお留守番できたからといって、うちの子もできるとは限りません。日々の生活で、パパやママが自主性を育てるよう働きかけながら、その子その子の生活態度や性格をみてお留守番が可能かを判断するようにしましょう。
まずはお試しで留守番スキルを確認
まずは5~10分の短い時間に近くのコンビニに行く、歩いていけるスーパーに行くなどで、お留守番をお願いしてみましょう。だんだん子どもも1人の時間がわかってくるでしょう。
帰ってきたら、どんなことをしていたのか、危険なことはなかったか、確認してくださいね。何か壊してしまったり、体調が悪くなったりしなければ、20分、30分とお留守番の時間を延ばしていきましょう。
お留守番スキルが身についてきて1人で過ごせるようになれば、パパやママもお留守番をお願いしやすいですね。
兄姉がしっかり4歳児の面倒をみられる
お留守番をするすべての子どもたちには、お留守番の約束をしっかり伝えておきましょう。そして何かあったときは、お兄さん、お姉さんにパパやママに電話してもらうなどの対応をお願いしましょうね。
兄弟、姉妹がいるとお留守番も心強く、上の兄弟、姉妹の様子を見てお留守番中の過ごし方も学んでいけますね。ですが、一緒に危険なことをしてしまい、悲しいニュースになっているケースもあります。お留守番中に絶対してはいけないことは、何度も伝えたいですね。