就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン

就学前の子どもがいるママの為のWEBマガジン[teniteo]

30代子育て中のママの資格取得。自宅で取得して再就職を目指そう

30代子育て中のママの資格取得。自宅で取得して再就職を目指そう

30代の子育て中のママの多くが、再就職に向けて資格の取得を考えています。資格があれば仕事の幅が広がりますし、ブランクがあり再就職へ踏み出せないママの自信にもつながります。再就職がスムーズに進むよう、取得しておきたい資格や再就職の現状を、先輩ママの体験談を交えながらご紹介します。

気になる産後ママの社会復帰の現状とは

厳しいのは事実!でも諦めるのは早い

子育てをしているママが正社員で働いている割合は、わずか8%というデータがあるほど、少ないのが現状のようです。

以前は正社員として働いていたママも、妊娠を機に辞めていたり、仕事と子育ての両立が大変で辞めたりするケースが多くあります。また、出産後に仕事に復帰したくても就職できないママも少なくありません。

しかし、専業主婦の今、自宅で勉強し、資格を取るのに最適なときかもしれません。すき間時間を、資格取得のための時間にあててみてはどうでしょうか。

人材不足で、経験豊かな主婦層の雇用に積極的な企業も増えていますので、早々に諦めてしまうのはもったいないですよ。とくに30代は、まだまだ将来が期待できる年代になってきています。

子育てで身に付いたスキルは予想以上

社会から離れている期間が長いママほど、再就職ができるのだろうかと不安を感じてしまうようです。

しかし、近頃のママはパソコンスキルも高く、子どもを通しての様々な付き合いの中で、コミュニケーション能力も培われています。

また、毎日の家事、子どもの世話や園の送迎など、限られた時間でたくさんのことをこなしています。これは「マルチタスク能力」と呼ばれ、とても重視されています。

ほかにも、PTAなどの経験から視野が広く、人をまとめる能力に長けていたり、子どもと英語のDVDや絵本を楽しんでいるママは、簡単な英会話ならできたりと、様々なスキルが身についています。

実際に働いてみると短時間でもしっかりタスクをこなし、優秀なママが多いと企業も注目し始めています。

正社員とパートの違いとは

正社員になると以下の様な待遇を得ることができます。

・有給休暇がとれる
意外と多い保育園のイベントにも有給休暇を使って行くことができますね。

・社会保険に加入できる
社会保険に加入すると保険料が給料から差し引かれますが、年金が増えます。

・育児休業給付金
育児休暇が取りやすく、原則子どもが1歳になるまでは給料の一部をもらいながら子育てができます。2人目、3人目を考えているママには嬉しい制度です。

・賞与や昇給
勤務年数により、ボーナスや昇給が期待できます。

パートでも勤務時間や日数などの条件を満たせば、社会保険加入、育児休業給付金や有給休暇を得ることができます。また、パートへの賞与や昇給がある企業もあるので、確認しておくとよいですよ。

子育て中のママにぴったり資格3選

マイクロソフトオフィススペシャリスト

事務関係の仕事の就職に有利なのが、マイクロソフトオフィススペシャリスト資格(MOS資格)です。

MOS資格とは、文書作成ソフトのワードや表計算ソフトのエクセルをはじめとする、マイクロソフト・オフィス製品のスキルを証明する資格です。

試験科目には、上記二つ以外に、プレゼン資料を作成できるパワーポイントやデータベース管理ソフトのアクセス、電子メールや情報管理ソフトのアウトルックがあります。レベルも一般のスペシャリストレベルと上級のエキスパートレベルから選べます。

パソコンができるというのは、曖昧ではっきりしません。しかし、この資格を持っていると、パソコンスキルが証明でき、就職に有利になります。また、世界に通用する資格になるのも嬉しいですね。

ファイナンシャルプランナー

ファイナンシャルプランナーとは資産設計のアドバイザーです。不動産、住宅ローン、保険の見直し、教育、投資、税金、老後、相続、リスク管理といった相談に対し、お金のエキスパートとしてアドバイスをするのが役目です。

ファイナンシャルプランナーの資格にはいくつかの種類があり、最も代表的なのが国家資格「ファイナンシャル・プランニング技能士(FP技能士)」ですが、このほか民間資格も存在します。日本FP協会のサイトには、資格についての詳細も記載されていますので、参考にしてください。

ファイナンシャルプランナーの多くは、銀行、不動産、保険、証券関係の企業で営業職、資産アドバイザーとして働いています。ゆくゆくは独立し、個人顧客の相談にのる方法もあります。

整理収納アドバイザー

断捨離ブームの影響もあり、「すっきりした暮らし」「整理整頓術」に興味を持つ人が増えてきました。それにともない、整理収納アドバイザーのニーズも増えています。

整理収納アドバイザーの資格は、ハウスキーピング協会が認定しています。まず、整理収納アドバイザー2級認定講座を受ける必要があります。2級は講座を一日受講するだけで取得することが可能です。

次に、きちんと仕事として整理収納アドバイザーをやっていくために必要な1級をとるために2日間の1級予備講座を受けます。こちらは、2級の認定証の受け取り後に申し込むことができます。

受講後に筆記、プレゼンテーション試験を受けます。プレゼン準備として、何件か友だちの家で練習させてもらうママもいるようですよ。

資格を取得して再就職したママの体験談

勉強時間はどう確保したのか

忙しいママたちはどのように勉強の時間の確保をしたのでしょうか。

やはり、子どもが寝ている時間を勉強にあてるママが多いようです。子どもの睡眠パターンによって、朝と夜に分かれます。

夜の寝つきがよく早起きな子どもの場合は、夜子どもが寝てから勉強し、寝つきが悪く朝起きるのが遅めの子は、ママが早起きして朝に勉強します。

しかし、途中で子どもが目を覚まし、勉強を中断しなくてはいけなかったり、寝かしつけるために横になってたら寝てしまったりすることもあるようです。

週末はパパに数時間子どもをお願いし、近所のカフェなどで集中して勉強するママや、すき間時間にYouTubeの動画教材やスマホアプリを使って勉強するママもいましたよ。
27 件

関連記事

この記事のキーワード


  • テニ-とテーオ