ひらがな表で楽しく学習しよう!学び始める年齢や選ぶポイント
幼稚園へ入園すると、年少さんでもすでにひらがなの読み書きができる子もいますね。特にお友だちが4月や5月生まれで我が子が早生まれの場合、まだ名前しか読めない状態だとママにも少し焦る気持ちが湧くかもしれません。そこで、ひらがなを学び始める時期やどんなものを使えばよいのかなどをご紹介します。
子どもがひらがなを学ぶ年齢と表の活用方法
4歳前後がひらがなを学び始める年齢の目安
幼稚園や保育園のなかには、ひらがなを学ぶカリキュラムがあったり、書店でも早いものなら2歳から文字を学ぶドリルが出ていたりします。そのため、幼稚園入園時ではもう読み書きができる子どももいるでしょう。
しかし、年少入学時には4月生まれの子は4歳ですが、早生まれの子はまだ3歳です。小さいときの月齢差は大きいものですね。そのため、興味に差が出るのは不思議ではありませんから、自然に興味を持つまで絵本の読み聞かせなどをして待ちましょう。
子どもの興味を引き出すひらがな表の使い方
まず、表を選ぶときに考えなければならないのは、どういう風に使うかですね。壁に貼ったままにするのか、お風呂で使うのか、テーブルにお手本として広げて書く練習をするのかなどです。
壁に貼るなら小さいものでは見えにくいですし、お風呂で使うならすぐに破れる紙では困るでしょう。テーブルに置いて書くために使うなら、パッと見られるくらいの大きさがよいかもしれません。
また、部屋の壁だけでなくトイレのドアや壁に貼る人もいます。紙のひらがな表は100円ショップ、ドリルや雑誌の付録、ネットでのダウンロードで手に入りますよ。
大人が子どもに無理強いしないことが大切
ママの焦る気持ちは分かりますが、興味を持つ時期には個人差があります。幼稚園に通い始めて、お友だちからお手紙をもらうようになると自分で読んで、返事を書きたいと思うようになります。そうすると、自然にひらがなに興味を持ち始めることもありますし、読み聞かせではなく絵本を自分で読みたいという気持ちになることもあるでしょう。
この興味を持ったときがひらがなを教えるタイミングです。子どもは、自分が知りたいことはどんどん吸収していってくれますよ。
長く使えるひらがな表を選ぶポイントとは
文字がはっきり見える大きさで書かれている
また表は、モノクロよりも適度に色がある方が子どもは喜びますよ。「あ」なら「あり」、「い」なら「いちご」などのように文字と関連づけたイラストが入っているものは視覚的に覚えやすいのでおすすめです。初めは文字が分かりませんが、頭のなかで「この絵はこのひらがな」ということが印象に残ればそれだけでも覚えやすいですね。
絵の文字を覚えたら、次は自分の名前や好きなものを指すこともしてみましょう。
とめ、はねや字体がしっかりしているもの
1.「とめ・はね・はらい」をきちんと表記してあるもの
2.字体が見やすくしっかりしたもの
3.学校の教科書に使われている「教科書体」や一般的な「明朝体」のもの
4.学校で習う正しい書き順が書いてあるもの
教科書体と明朝体の違いは、教科書体の方が明朝体より筆書きの楷書に近い点です。教科書体は、文部科学省の学習指導要領に提示されている書体のため、小学校に入ったときにも馴染みやすい文字となりますね。
また、表によってはカタカナやローマ字も併記しているものもありますが、子どもによっては情報が多すぎて覚えにくいこともありますから、我が子に合ったものを選びましょう。
キャラクターもので乳幼児期から楽しく学習
・アンパンマンとおぼえよう!あいうえおのひょう
こちらの商品は、小さな子どもに人気のアンパンマンのひらがなポスターです。部屋のなかだけでなく、お風呂でも使えますよ。
・おさるのジョージあいうえおひょう
おさるのジョージのアニメが好きな子どもには、ぴったりですね。
・いもとようこのあいうえおひょう
いもとようこさんの絵本が好きな子どもなら気に入ることでしょう。
ほかには、のりものしゃしんや、いきものしゃしんの表もありますので好きそうなものを選びましょう。
色々な種類のひらがな表を使い分けよう
リビングに貼ってもおしゃれなひらがな表
・mohridesign リビングに貼ってもいいと思えるあいうえお表
色数が多くないため、落ち着いた雰囲気になっています。耐光インキを使用しており色褪せに強くなっていますよ。
・HANATO MORITO どうぶつひらがなポスター
動物で構成されたイラストで、色使いも優しく淡いものになっています。色が強くないため、額縁などに入れてリビングに飾っても違和感はないでしょう。
リビングなどに飾るものは色味が強くないものにして、子どもの手元に置くものは子どもが気に入るものと使い分けてもよいですね。