子どもの幼稚園入園を控えた心配性なママ。心配内容と対処する方法
毎日ママと一緒に過ごしてきた子どもも、幼稚園へ入園することによって社会へ一歩踏み出すことになります。しかし、幼稚園の入園が心配でたまらないと思うママも多いようです。どんなことが心配なのか、ママが心配性すぎると子どもにどんな影響があるのか、対処法とともにまとめました。
心配性ママは幼稚園でのどんなことが心配?
子どものおむつが外れない、言葉が遅い
ただ、言葉の進みには個人差があり、中にはあまり言葉が出てこない子もいます。幼稚園で過ごしていくとどんどん言葉が出るようになる子がほとんどですが、入園時に遅れがあると感じる場合、不安が強いママも多いことでしょう。
また、トイレトレーニングについては2歳頃からスタートし、幼稚園の入園前には完全におむつが取れて自分でトイレに行くことができる子が増えてきます。
こちらも言葉同様、トレーニングの進みが遅いとママが焦ってしまい、子どもにもプレッシャーを与えてしまう恐れもあります。
幼稚園でお友だちと楽しく過ごせるか心配
ママも、子どもがお友だちとどんな遊びをしてどんな反応をしているか、つねに見ることができましたよね。しかし、幼稚園に行くと自分の見える範囲内に子どもがいないのでお友だちと楽しく過ごせているのかどうか、とても不安を感じるようになります。
けんかをしてしまわないか、お友だちの輪の中に入れず寂しい思いをしていないか、我慢をしていないか、そんなことばかりを考えてしまうかもしれません。きっと、楽しく過ごせている姿が確認できれば安心して幼稚園に送り出すことができるのかもしれませんね。
子どもの担任の先生に対しての不安
だいたいの幼稚園がいくつかのクラスに分かれて集団行動をします。1クラスにつき1人担任の先生がつくようになりますが、この担任の先生に対して不安を感じるママも多いようです。
担任の先生とママは何かトラブルがない場合を除いて接する機会はそれほど多くはありません。先生もやらなくてはいけない仕事を山ほど抱えていますので、ママとも十分に話す時間が取れないかもしれませんね。
自分の子どもをしっかりと見てくれているのか、悩みを抱えているときにしっかりと寄り添ってくれるのかなどの不安を感じるケースが多いようです。
心配性ママの特徴と心配性であることの影響
心配性の人の特徴を知ろう
楽天的に考えられる人は、どうにかなるだろうと物ごとに対してプラスに考えることができるでしょう。その反対で、心配性の人は多くのことに対してマイナスに考えることを優先してしまう傾向があります。
しかし心配性の人は、それだけ物ごとを冷静に考えることができて、これから先に起こるかもしれないパターンをいくつも想像することができます。ですから、失敗しないように慎重になったり、対策を考えたりしてしまうのです。
その結果、大きな失敗をせず済むこともありますし、新しい発見がある場合もあります。
子どもの成長にも影響がある
ママの心配性は、子どもの成長にも影響がある場合があります。子どもの性格が心配性でない場合であっても、ママが心配性だと必要以上に用心深くなったり、不安を感じたりするようになることもあるでしょう。
また、心配性なママは、子どものやることを先回りしてやってあげたり、何度も確認するなどの行動をとったりすることがあります。それが日常茶飯事になってしまうと、子どもが自分の意志で行動することが少なくなってしまったり、ママがなんとかしてくれると考えてしまったりする恐れがあるのです。
ママの心身にも影響がある
心配なことがあると、不安や恐怖といった気持ちが出てくることが多いと思います。その思いを自分の中でどんどん大きくしていってしまい悪いことばかりを考えるようになる人もいるかもしれません。
これらの感情がストレスとなり、色々な症状となって表れてしまうこともあります。食欲がなくなる、胸がドキドキする、気分の浮き沈みが激しくなるなど、仕事や家事が手がつかないなど影響がでてしまうこともあるのです。