親子で幼児期の遊びを楽しもう!遊び方やおすすめの遊び場を紹介
子どもには年齢や発達に適した遊び方があります。現在では、家庭でも手軽にできる工作遊びやいろんな遊び方のアイデア本が数多く販売されています。親子で遊ぶときの参考にしてみましょう。また、子どもが楽しめる関東や関西のおすすめスポットをご紹介します。
目次
- 年齢別!発達に合った幼児の遊び方
- 1〜2歳におすすめの遊び方
- 3〜4歳におすすめの遊び方
- 5〜6歳におすすめの遊び方
- 家にあるものを使って親子で作って遊ぼう
- 動く!紙コップで作る人形おもちゃ
- 小麦粉こねこね、小麦粉ねんど作り
- 紙皿とストローを使ってタンバリン作り
- 幼児が楽しめる遊びのアイデア本
- 「遊びとしつけ子育てが楽しくなるコツ」
- 「頭のいい子が育つあそび図鑑」
- 幼児が楽しめる!関東の遊び場3選
- 未就学児専用「キッズキャッスル三郷」
- 日本初!森の空中遊び「パカブ」
- 広大な敷地で一日遊び倒せる「こどもの国」
- 幼児が楽しめる!関西の遊び場3選
- 道の駅 丹後王国「食のみやこ」
- 大阪府立大型児童館「ビッグバン」
- 「六甲山 フィールド・アスレチック」
- まとめ
年齢別!発達に合った幼児の遊び方
1〜2歳におすすめの遊び方
1~2歳は手や足など全身を使う遊びがよいでしょう。さらに、感触を味わえたり、音や匂いを楽しめたりする五感を使った遊びは、脳によい刺激を与えることができるのでおすすめです。
例えば、音楽に合わせて体を動かす「リズム遊び」、砂や水の感触を楽しむことができる「砂遊び」「水遊び」など。また、2歳になると身近な大人のマネをする「ままごと遊び」をするようになります。
この時期は友だちと遊ぶことは少なく、ママやパパなど身近な大人が遊び相手になります。子どもが興味を持った遊びを一緒に楽しみましょう。
3〜4歳におすすめの遊び方
4歳では、簡単なルールも理解できるようになるので、ルールのある遊びを取り入れてみましょう。考えることで脳に刺激を与え、発達を促すことができます。「だるまさんが転んだ」「鬼ごっこ」などは、体と脳を使って遊べるのでよい遊び方ですよ。
しかし、雨の日は外で遊ぶことができないので、何をして遊べばよいか困ってしまいますよね。こんな日は、指先の発達や想像力を養う「おりがみ」「ねんど」、集中力を高める「ブロック遊び」をしてみてはいかがですか?
5〜6歳におすすめの遊び方
例えば、「かるた」では文字を、「トランプ」では数字を学ぶことができますよね。さらに、物語を理解できるようになるので、絵本の中の登場人物の気持ちを「もし自分だったら…」と考えることができるようになります。特別なことをしなくても、「思いやりの心」を育むことができますよ。
もちろん体を動かすことも大切です。WHOや文部化科学省では、幼児の望ましい一日の運動時間は60分以上と推奨しています。一日の中にしっかりと体を動かす時間を作りましょう。
家にあるものを使って親子で作って遊ぼう
動く!紙コップで作る人形おもちゃ
「動く!紙コップ人形」
材料
・紙コップ 2個
・竹串 1本
・ペットボトルのキャップ 2個
作り方
1.ペットボトルのキャップ(2個)の円の中心に穴をあけ、テープで貼り合わせ竹串を通す
2.紙コップ(1個)の飲み口部分に向かい合うように穴を二つあける
3.2に1の竹串を通し、竹串を紙コップより少し長めに切る。これで動く仕掛けは完成
4.もう1個の紙コップの飲み口に切り込みを4カ所入れて、内側に折る
5.3に体を、4に顔の絵を描く
6.3と4をつけたらできあがり
小麦粉こねこね、小麦粉ねんど作り
材料
・小麦粉
・水
・絵の具または食紅
作り方
1.容器に小麦粉と水をいれて耳たぶくらいの固さになるまで混ぜる
2.絵の具や食紅を入れて色がついたらできあがり
1~2歳は小麦粉ねんどの感触だけでも楽しむことができますよ。口にする恐れがあるので、色をつける場合は食紅がおすすめ。直接触るのを嫌がるときは、慣れるまでビニール手袋を使うとよいですよ。
遊び終わったらタッパーやラップで冷蔵保存します。塩を入れると、3~5日は保存ができますよ。遊ぶ前には水を加えて固さを調節しましょう。また、小麦粉にアレルギーのある子どもはアレルギー反応を起こすことがあるので、管理には注意しましょう。
紙皿とストローを使ってタンバリン作り
材料
・紙皿 2枚
・ストロー
・マスキングテープ
作り方
1.ストローをハサミで短く切る
2.2枚の紙皿の間に1のストローを入れ、テープで固定する
3.2枚の紙皿の周りをマスキングテープで張り合わせる
4.紙皿に好きな絵を描いたらできあがり
振ったり、叩いたりすると優しい音がします。音の出るおもちゃが好きな子どもは多いですよね。 軽いので小さな子どもでも扱いやすく、顔にぶつけてもけがをする心配がありません。ストロー以外のものを入れて、音の違いを楽しむのもよいですね。
どれも家庭にある身近なもので作ることができます。親子で工作遊びをするときは参考にしてみましょう。
幼児が楽しめる遊びのアイデア本
「遊びとしつけ子育てが楽しくなるコツ」
子育ての基本は「子どもとコミュニケーションを取って信頼関係を築いていくこと」です。そのために、ママが子どもと一緒に遊ぶことは大切です。「遊びとしつけ子育てが楽しくなるコツ」では、単におすすめのおもちゃの紹介だけでなく、「子どもと楽しく遊ぶためのヒント」や「子どもと真剣に遊ぶこととは何か」など子育て観が紹介されています。
また、著者の志田紀子さんは本の中で「遊び込み」という子育て法を推奨しています。慣れるまでは難しいかもしれませんが、実践してみると子育てのイライラがすーっとなくなったというママの声もありますよ。
おもちゃの選び方や年齢に合った遊びを知ることができるだけでなく、子育てに対する新しい価値観を見つけることができる1冊です。子どもと真剣に遊びたいママは試してみてはいかがでしょうか?