妊婦の冬の足元をオシャレに!シーンに合わせた靴選びのアドバイス
ちょっとオシャレをしたいときや近所への買い物などの普段用、冬場の足元が滑りやすいときなど、服装やシーンに合わせた靴選びは難しいものですよね。妊娠中でもオシャレ心を忘れたくないママのために、冬でも安全に履けるオシャレな靴をご紹介していきたいと思います。
オシャレに冬のコーディネートを楽しめる靴
雨や雪の汚れに強いスエード地の靴
「妊娠中の靴といえばヒールが低くて滑りにくい、転倒の危険性がないものがよいのだろう」と安易に考えてしまいがちですが、デザインだけでなく素材にも注目して選ぶことが大切です。
硬い革の靴では妊娠中にむくみがひどいときに足を締め付けてしまう恐れがありますので、同じ革でもやわらかいスエード素材のものや、伸縮性のあるストレッチ素材のものがおすすめです。スエード地は雨や雪などの汚れにも強く、お手入れが楽なところもうれしいポイントです。
フォーマルウェアに重宝するバレエシューズ
ヒールの高い靴はスタイルがよく見えるアイテムですが、転倒して尻もちをついたり階段を踏みはずしたりするなど、母体だけでなく胎児にも影響を与えかねません。以前はヒールを愛用していた方も、フラットなものへと切り替えた方が賢明です。
フォーマルシーンでも活躍するバレエシューズはとくにおすすめです。結婚式のマナーとしては3cm以上のヒールがある靴が理想的ですが、妊娠中の方は安全面を優先してフラットなものでもかまいません。普段使いもできるので一足あると便利ですよ。
足を入れやすいサイドゴアブーツ
紐付きのスニーカーを愛用しているママは多いかと思いますが、紐やジッパーが付いていたり、足首で留めたりするタイプのものは妊娠中期以降は不向きです。気軽にサッと履けるタイプの靴が重宝するでしょう。
冬場のオシャレを楽しみたい場合にはサイドゴアブーツがおすすめです。ショート丈のものは足をサッと入れやすく、ラウンドトゥのものにすれば妊娠後期に足の指がむくんでも痛くなりにくいので助かります。ヒールは低くて太めの安定感のあるものがよいでしょう。
普段のお買い物やお出かけにおすすめの靴
カジュアルで暖かいモカシン
スニーカーだとスポーティーになりすぎてしまうし、パンプスだと冬場は寒いという意見もありますよね。ほどよくカジュアルに、かつオシャレな冬のマタニティコーデを楽しみたいのであれば、モカシンがおすすめですよ。
足の甲まで隠れていたり、ものによっては内側にボアが付いていたりするなど、寒い時期のお出かけにぴったりです。フラットで歩きやすく、脱ぎ履きもかんたん。キッズ展開もありますので、いずれは親子リンクコーデを楽しむこともできますよ。
靴の中がボアになっているスリッポン
とくに暖かみのあるツイード素材のものや、靴の内側がボアになっているものは冬場の足元のオシャレを楽しみたいときによいですよ。ブーツよりも脱ぎ履きしやすく、親子リンクコーデとしても楽しめます。
一口にスリッポンといっても素材やデザインはさまざまですが、滑りにくさを重視したいのであれば、もともと厨房用のシューズとして作られたワークマンの「滑らない靴」がよいでしょう。雨の日でも滑りにくいよう工夫された靴底で、多少の防水効果もある機能的なスリッポンですよ。
長時間履いても疲れないソフトローファー
重い体を支えるために足はとても疲れやすくなるもの。産休ギリギリまで仕事をする予定の方であればとくに、長時間歩いても疲れにくく、むくんだ足でも履きやすいような、ゆったりとしたデザインの靴を選ぶようにしましょう。
履き口がゆったりとしていてオフィスにもふさわしく、スカートにもパンツにも合う靴といえば「ソフトローファー」です。昔から愛用されてきたシンプルなデザインですが、長時間歩いても疲れにくい点が人気で、カラー次第では足元のアクセントとしても活躍してくれますよ。
転びやすい雪道では滑りにくい靴選びが大切
滑り止めの付いたローヒールパンプス
ヒールのある靴はたしかにオシャレですが、お腹の赤ちゃんと母体の安全が第一です。妊娠前は転びそうになったとしても、とっさにバランスを取りなおすことができたかもしれませんが、妊娠中はそうもいきません。
北海道などの雪国では、パンプスの裏がスタッドレスタイヤのように雪道用に加工されているものも売られています。靴底に滑り止めが付いているローヒールタイプのものであれば、より滑りにくく安心して外出できますね。