育児は体力勝負!スキマ時間に体力をつけて子育てを乗り切る方法
ママは日ごろの家事や育児で、かなりの体力を消耗しているのをご存知ですか。体力が低下すると、疲れやすくなり体調不良を起こすこともあります。そのようなことにならないためにも、育児の合間に時間を見つけて、体力づくりをしたり、身体のケアをしたりすることをおすすめします。
出産するだけでかなりの体力を消耗している
産後直後は体力が激減している
また産後の授乳も、体力の消耗が激しいといわれています。母乳は血液からできていることから、血液を作り出すための力が必要となります。産後すぐは、授乳のリズムがまだ整わないこともあり、母乳の分泌が頻繁になるため、より体力の消耗が激しいのです。
ほかにも、生活リズムの変化や夜中の授乳による寝不足、赤ちゃんの抱っこなどで疲れやすいため、体力が回復しづらくなるでしょう。
産後1カ月〜3カ月は生活リズムがバラバラ
産後の1カ月健診を終えると、少しずつ外出が始まり、お宮参りや予防接種など、赤ちゃんの行事が増えてきます。日ごろの家事や育児にくわえて、行事の準備や確認など、いろいろとやることがあって、時間に追われる忙しい日もあるでしょう。
日がたつに連れて、赤ちゃんの起きている時間は増えてきますが、まだ授乳の時間や赤ちゃんの睡眠時間が定まらないため、ママの寝る時間も不規則になります。赤ちゃんとの生活に慣れて、一日のリズムが整うのは、もう少し先のことかもしれませんね。
産後4カ月以降はイライラすることが増える
また今まで寝ていることが多かった子も、月齢が進むと寝返りやハイハイなどで動くようになります。赤ちゃんの様子が気になり、家事などのやりたいことが思うように進まないのも、イライラの原因になってしまうでしょう。
産後のママの身体はホルモンバランスが崩れていることから、精神面にも影響を与えるといわれています。イライラの原因はさまざまですが、周囲の協力を得ながら、無理をしないことが大切ですね。
育児のすきま時間にエクササイズ
まずは入念にストレッチから
産後の身体は産前に比べて、体力が低下しているため、急に激しい運動をするとケガにつながる恐れがあります。まずは無理のない程度のストレッチから始めることをおすすめします。
効果的なストレッチ方法として、お風呂上がりに毎日少しずつ行い、気持ちいいと感じるくらいがちょうどいいようです。痛みを感じるようであれば、やり過ぎているかもしれないので、調整した方がよいでしょう。
このようなストレッチは、筋肉がほぐれて柔軟性が高まる効果が得られます。自宅で簡単に始められるため、よい運動のきっかけになるのではないでしょうか。
普段の家事も意識すれば運動になる!
例えば、台所での食事の準備中にかかとの上げ下げをしたり、足を前後に大きく開いて伸脚のまま掃除機をかけたりと、普段なにげなく行っている家事に少しの負荷をかけることから始めてみるとよいでしょう。そして常に姿勢をよくすることを心がけると、さらに身体の運動効率が上がるようです。
このように家事は工夫次第でさまざまな運動につながります。『塵も積もれば山となる』という言葉があるように、簡単なことからコツコツ積み重ねていけば、きっと成果があらわれてくるでしょう。
おうちでできるすきま時間エクササイズ
腹筋などの筋トレでは、ママが長座になって膝の上に子どもを座らせ、膝を交互に揺らしたり、そのまま膝を曲げて、両足を床から浮かせてキープするなど、子どもと遊びながらエクササイズができると、子どもも一緒に楽しめていいですね。
ママが独りの時間をつくれる場合は、ゆっくりヨガを行うのもいいかもしれません。おうちの中の限られたスペースでも、いろいろなエクササイズができるので、まずは簡単なものから挑戦してみてはいかがでしょうか。
スケジュール帳はママの味方!見やすい工夫でスキマ時間を増やそう - teniteo[テニテオ]
家族みんなの司令塔でもあるママは、忙しい日々の中、自分のほかに家族の予定まで、本当に多くのことを把握しておかなければなりませんよね。スケジュール帳を使って、家族の予定を管理して、自分のための時間をもっと増やしてみませんか。スケジュール帳の活用の仕方と見やすくなる工夫を知れば、使ってみたくなりますよ。