これで3人目の沐浴がラクになれば!解決法やポイントをご紹介
子ども2人をお風呂に入れるだけでも慣れるまで大変だったのに、さらに3人目の沐浴となるとどうしたらよいのかわからない、というママも多いでしょう。しかし、ちょっとしたコツで子ども3人のお風呂がラクになりますよ。今回は、3人目のお風呂問題の解決方法や入れ方のポイントをご紹介します。
3人目だけれど沐浴方法をおさらいしよう
沐浴にはメリットがたくさん
赤ちゃんは皮膚がデリケートなので、皮脂や汗などの刺激で肌トラブルを起こしやすいです。また、特に新生児期はホルモンバランスが乱れやすく皮脂の分泌が増え、乳児湿疹を引き起こしやすいのです。こうした肌トラブルを未然に防ぐためにも、沐浴で肌の清潔を保つことが欠かせません。
また、新生児期は抵抗力が弱いです。そのため、ママやパパ、きょうだいと一緒の湯船に浸かってしまうと細菌に感染してしまう心配があります。生後1カ月頃までは沐浴にすることで、細菌感染を防ぐことができるでしょう。
沐浴はなるべく同じ時間帯にしよう
なお、赤ちゃんの沐浴には「この時間帯に行いましょう」といった決まりはありませんが、基本的には赤ちゃんのペースに合わせて行うことが大切です。1日の中で赤ちゃんの機嫌がよい時間帯が望ましいでしょう。
沐浴は毎日のことなので、ママにとって負担の少ない家事が落ち着いている時間帯を選んでもよいですね。ただし、授乳後は吐き戻してしまうことがあるので、授乳後30分ほどは時間を空けてください。
沐浴を行う大まかな時間帯を決めることで、赤ちゃんの沐浴前後の授乳やお昼寝のタイミングが自然に整ってくるでしょう。
いまは耳をふさがないのが主流
耳をふさぐと、耳の内側の圧力が変化するためそれによって赤ちゃんの鼓膜が破れる恐れがあるとされています。そのため、耳をふさがないのが主流となっているので、気を付けましょう。また、仮に耳に水が入ってしまっても、少量であれば体温で蒸発すると考えられているそうです。
このように、赤ちゃんの沐浴に関して気を付けたいポイントというのはほかにもいくつかありますが、上の子たちのときとは指導内容が変わっていることもあるため産院などで確認しましょう。
子ども3人を効率よくお風呂に入れる方法
上の子の昼寝中や登園中に赤ちゃんを沐浴
そこで赤ちゃんの沐浴は、上の子たちが幼稚園や保育園へ行っている間やお昼寝をしている間に済ませましょう。日中、ママと2人で静かな環境で沐浴することができます。時間帯も1日のうちで気温の高い昼間の時間帯にあたるため、湯冷めしにくいといったメリットもあります。
沐浴はお風呂に入れるだけでなく、お風呂あがりに赤ちゃんの保湿ケアなども必要なので、赤ちゃんとママの2人だけであれば集中してスムーズに沐浴を終えることができるでしょう。
赤ちゃんが寝ている隙に上2人はお風呂に
しかし、仕事が忙しくパパの帰宅が遅いという家庭も多いですね。そういう場合は、赤ちゃんがお昼寝をしているタイミングを見計らって、その隙に上の子たちをお風呂に入れましょう。
赤ちゃんが起きて泣きださないか、ママは落ち着かないかもしれません。もしも赤ちゃんが泣いた場合にできるだけ早く対処ができるように、上の子たちの入浴をスムーズに済ませるため、お風呂あがりの着替え準備はあらかじめ万全にしておきたいですね。
3人同時の場合は事前準備を抜かりなく
ママが1人で子どもたちをお風呂に入れるのは、難易度が高く感じられます。が、全員一緒に入った方がお風呂が短時間で済み、結果的にママの負担も軽減されます。また、ママと一緒にお風呂に入れるため、上の子たちも喜びます。
3人同時のお風呂をスムーズにするためには、事前に抜かりなく準備することがコツです。あらかじめ脱衣所に、バスタオルを広げておいて、隣に赤ちゃんのおむつや着替えを置いた座布団を用意しておきます。先にしっかりと準備することで、バタバタしがちなお風呂あがりの着替えがスムーズになりますよ。
3人目も一緒にお風呂に入るときの方法
1番上の子と3人目の年が離れている場合
そのため、お風呂に一緒に入るときには、浴室にバスチェアを用意して赤ちゃんを寝かせ、1番上の子に赤ちゃんを見てもらっている間にママは自分と2番目の子の体を洗います。年長以上になれば自分の体は自分でだいたいは洗えるので、1番上の子に関してはママが背中と頭を少し手伝う程度でよいでしょう。
あがるときは、赤ちゃんとママが先に体を拭いてから、上の2人が出るという流れがスムーズです。